大山崎駅

日本の京都府乙訓郡大山崎町にある阪急電鉄の駅

大山崎駅(おおやまざきえき)は、京都府乙訓郡大山崎町大字大山崎小字明島にある、阪急電鉄京都本線駅番号HK-75

大山崎駅
駅舎 (2022年10月)
おおやまざき
Oyamazaki
HK-74 水無瀬 (2.0 km)
(2.5 km) 西山天王山 HK-76
地図
所在地 京都府乙訓郡大山崎町大字大山崎小字明島13番地2[1]
北緯34度53分29.45秒 東経135度40分53.72秒 / 北緯34.8915139度 東経135.6815889度 / 34.8915139; 135.6815889座標: 北緯34度53分29.45秒 東経135度40分53.72秒 / 北緯34.8915139度 東経135.6815889度 / 34.8915139; 135.6815889
駅番号 HK75
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 京都本線
キロ程 27.7 km(十三起点)
大阪梅田から30.1 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
5,898人/日
-2021年-
乗降人員
-統計年次-
(通年平均) 5,069人/日
-2022年-
開業年月日 1928年昭和3年)11月1日
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配線図[2]

歴史 編集

開業当時、大阪側は高槻町駅(現在の高槻市駅)まで7.1 kmにわたって駅がなかった。

年表 編集

駅構造 編集

 
ホーム

東海道新幹線の線路に沿って[4][5]相対式ホーム2面2線を有する高架駅。ホームの水無瀬駅側では新幹線の列車が良く見える。分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。改札口は地上部にあり、京都府道67号西国街道)に面する1か所のみ。

のりば 編集

号線 路線 方向 行先
1 京都本線 上り 京都河原町嵐山方面
2 下り 高槻市淡路大阪梅田天下茶屋方面

※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線アプリ」の発車案内機能では、京都河原町方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。

利用状況 編集

2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員5,898人(乗車人員:2,951人、降車人員:2,947人)である。

近年の1日平均乗降・乗車人員は下記の通り[8][9][10]

年度 1日平均
乗降人員
1日平均
乗車人員
1997年 8,569 4,186
1998年 8,241 4,069
1999年 8,116 4,007
2000年 7,769 3,843
2001年 6,989 3,436
2002年 6,695 3,282
2003年 6,640 3,255
2004年 6,498 3,185
2005年 7,069 3,446
2006年 7,037 3,464
2007年 7,348 3,651
2008年 7,357 3,676
2009年 6,463 3,188
2010年 6,544 3,257
2011年 6,746 3,370
2012年 6,921 3,444
2013年 7,241 3,636
2014年 7,032 3,517
2015年 7,038 3,571
2016年 7,184 3,591
2017年 7,160 3,549
2018年 7,275 3,592
2019年 7,411 3,678
2020年 5,651 2,787
2021年 5,898 2,951

駅周辺 編集

駅周辺はかつて山崎宿がおかれた宿場町で、両側に山が迫り京阪間においては平地の幅が狭い場所である。その狭窄部に桂川宇治川木津川の三川が流れ込み、当地で合流し淀川となる[3]。京阪間を走る鉄道も当駅付近で集結し、阪急京都本線のすぐそばを東海道本線JR京都線)や、東海道新幹線が並走するほか、淀川を挟んだ対岸にも京阪本線が通じている[3]

バス路線 編集

最寄り停留所は、西国街道上にある阪急大山崎駅阪急バス京都京阪バスにより運行されている。

かつては高槻市営バスが当駅前から柳谷方面への路線を運行していたが、定期運行は1975年(昭和50年)に廃止された。その後は柳谷観音参拝用の臨時バスとして、平成初期頃まで高槻市営バスが運行していた。2021年現在は柳谷観音方面へ直接行ける路線バスはなく、西山天王山駅から毎月17日限定の送迎バスに乗るかタクシー利用、長岡天神駅から途中(奥海印寺)までのバスおよび徒歩で行くことになる[11]

隣の駅 編集

阪急電鉄
京都本線
快速特急・特急・通勤特急・準特急・急行
通過
準急・普通
水無瀬駅 (HK-74) - 大山崎駅 (HK-75) - 西山天王山駅 (HK-76)

脚注 編集

  1. ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、103頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
  3. ^ a b c d e f g h 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・30-31頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8 
  4. ^ a b 鉄道トリビア(99)東海道新幹線の線路で最初の営業運転をした電車は阪急電車だった”. マイナビニュース (2011年5月21日). 2022年2月7日閲覧。
  5. ^ a b c “阪急電車が新幹線に? 55年前レール間借り(もっと関西)”. 日本経済新聞. (2018年8月23日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34453250S8A820C1AA2P00/ 2022年2月7日閲覧。 
  6. ^ 草町, 義和. “阪急阪神、駅ナンバリングを導入へ…三宮駅は「神戸三宮」に改称”. レスポンス(Response.jp). 2013年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
  7. ^ 〜すべてのお客様に、よりわかりやすく〜「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します (PDF) - 阪急阪神ホールディングス、2013年4月30日
  8. ^ 大山崎町統計書
  9. ^ 長岡京市統計書
  10. ^ 京都府統計書 第10章 運輸・情報通信・観光 10-1.鉄道乗車人員
  11. ^ 交通アクセス”. 楊谷寺. 2021年4月30日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集