大館市(おおだてし)は、秋田県北部に位置する。市の北境で青森県と接している。1951年(昭和26年)市制施行。

おおだてし ウィキデータを編集
大館市
大館樹海ドーム
大館市旗 大館市章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 秋田県
市町村コード 05204-3
法人番号 3000020052043 ウィキデータを編集
面積 913.22km2
総人口 65,133[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 71.3人/km2
隣接自治体 北秋田市鹿角市鹿角郡小坂町山本郡藤里町
青森県弘前市平川市
南津軽郡大鰐町中津軽郡西目屋村
市の木 秋田杉[1]
市の花 キク[2]
他のシンボル -
大館市役所
市長 福原淳嗣
所在地 017-8555
秋田県大館市字中城20番地
北緯40度16分18秒 東経140度33分55秒 / 北緯40.27161度 東経140.56531度 / 40.27161; 140.56531座標: 北緯40度16分18秒 東経140度33分55秒 / 北緯40.27161度 東経140.56531度 / 40.27161; 140.56531

大館市役所・本庁舎
地図
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

大館市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

概要 編集

 
大館盆地

市域の大部分は山間部であり、米代川とその支流の流域に沿って集落が点在する。大館城址および市役所、裁判所、検察庁などが建ち並ぶ旧市街地は長木川と米代川に挟まれた大館盆地の中心にある。

全国の一般的な主要都市と異なり、主要駅の大館駅よりも東大館駅の方が市役所に近い。

県庁所在地の秋田市および県南部への交通の便は悪く、娯楽や観光・商業・医療の面では秋田県内の各都市とのつながりよりも、奥羽本線東北自動車道などが通っていて距離も近い弘前市中南津軽地域とのつながりが強い[注釈 1][3][4]

地理 編集

 
大館市中心部周辺の空中写真。画像上部中央付近に大館駅があるが、古くからの大館の中心市街地は画像中央から下部の河岸段丘上に形成されている。
2016年7月12日撮影の8枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

秋田県の北部に位置する。北境で青森県と県境を接し、東境で鹿角郡小坂町鹿角市、南境で北秋田市、西境で藤里町と接する。2005年平成17年)、西部の田代町、北部の大館市、南部の比内町が合併し、面積がほぼ2倍となった。

秋田三大河川の1つである米代川が東から西に向かって中央部を貫き、南から流れてきた犀川と引欠川、北東から流れてきた長木川、岩瀬川、早口川が次々と合流する。大館市は、四方を山に囲まれた盆地である。北部の山々は、白神山地の東端に位置する田代岳を主峰とする1000メートル級の峰が連なり、東部には鳳凰山に代表される500メートル級の山々に樹海が広がっている。南部には、竜ヶ森を主峰とする比内連峰が屏風のように聳え、東部には魔当山などのなだらかな山並みが続いている。大館盆地の中央(米代川南側)には、霊峰として知られる達子森がピラミッドのような山容で聳えている。

隣接している自治体 編集

地域区分 編集

秋田県内では、経済・医療・教育・気象など分野により、大館市と北秋田市・北秋田郡を含む地方を北秋(ほくしゅう)、さらに北秋地域と鹿角市・鹿角郡をまとめて北秋鹿角(ほくしゅうかづの)または北鹿(ほくろく)、大館市と鹿角市・鹿角郡を大館鹿角[注釈 3]と分類し、区分する場合が多い。

気候 編集

寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。

冬季は-15℃前後の気温が観測されることが珍しくなく、近年でも2012年1月28日に-17.6℃、2012年1月29日に-19.0℃、2014年1月18日に-17.6℃、2018年2月2日に-17.4℃、2022年1月5日に-16.1℃を観測している。

  • 最高気温極値 - 38.8℃(2023年8月23日
  • 最低気温極値 - -19.0℃(2012年1月29日
  • 最大日降水量 - 163mm(1994年8月31日
  • 最大瞬間風速 - 20.2m(2009年2月21日
  • 夏日最多日数 - 115日(2022年)
  • 真夏日最多日数 - 62日(2023年)
  • 猛暑日最多日数 - 19日(2023年)
  • 熱帯夜最多日数 - 5日(2019年
  • 冬日最多日数 - 153日(1984年
大館(1991-2020)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 10.8
(51.4)
20.2
(68.4)
23.9
(75)
30.8
(87.4)
33.2
(91.8)
35.1
(95.2)
37.5
(99.5)
38.8
(101.8)
37.0
(98.6)
28.6
(83.5)
23.8
(74.8)
16.2
(61.2)
38.8
(101.8)
平均最高気温 °C°F 1.6
(34.9)
2.9
(37.2)
7.1
(44.8)
14.8
(58.6)
20.8
(69.4)
24.7
(76.5)
27.6
(81.7)
29.0
(84.2)
24.9
(76.8)
18.2
(64.8)
10.9
(51.6)
4.0
(39.2)
15.5
(59.9)
日平均気温 °C°F −2.0
(28.4)
−1.4
(29.5)
2.0
(35.6)
8.2
(46.8)
14.4
(57.9)
18.8
(65.8)
22.5
(72.5)
23.6
(74.5)
19.0
(66.2)
12.0
(53.6)
5.7
(42.3)
0.2
(32.4)
10.2
(50.4)
平均最低気温 °C°F −5.9
(21.4)
−5.8
(21.6)
−2.7
(27.1)
2.3
(36.1)
8.7
(47.7)
13.9
(57)
18.6
(65.5)
19.4
(66.9)
14.5
(58.1)
7.0
(44.6)
1.3
(34.3)
−3.1
(26.4)
5.7
(42.3)
最低気温記録 °C°F −19.0
(−2.2)
−17.9
(−0.2)
−14.9
(5.2)
−8.5
(16.7)
−2.1
(28.2)
4.6
(40.3)
9.4
(48.9)
9.9
(49.8)
2.7
(36.9)
−2.1
(28.2)
−8.0
(17.6)
−15.8
(3.6)
−19.0
(−2.2)
降水量 mm (inch) 108.2
(4.26)
92.6
(3.646)
106.1
(4.177)
118.5
(4.665)
126.4
(4.976)
121.6
(4.787)
216.6
(8.528)
214.0
(8.425)
164.8
(6.488)
163.2
(6.425)
162.0
(6.378)
139.2
(5.48)
1,741
(68.543)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 19.8 17.0 15.7 12.7 12.4 10.4 13.0 11.7 12.3 14.8 17.2 20.2 176.7
平均月間日照時間 59.2 82.7 132.0 165.9 185.6 174.9 147.4 176.4 145.9 131.2 91.1 57.9 1,541.5
出典:気象庁[5]

歴史 編集

大館市周辺の北秋鹿角地方は縄文時代の遺跡が多く残る地域で、大館市内にも170か所におよぶ遺跡が確認されている。8 - 9世紀ころまでは蝦夷の地であり、当時は大館市周辺は火内(=比内)と呼ばれる大和朝廷の勢力の及ばない地域であった[6]

大館地方が文献に初めて登場するのは『日本三代実録元慶2年(878年)条の元慶の乱の記事で、秋田城下の村の一つとして「火内」と記され、大館地方は古来から比内郡の一部であった。

1590年天正18年)に豊臣秀吉朱印状により比内郡が秋田郡に編入され、以後、1878年明治11年)に旧比内郡のほぼ全域が北秋田郡となるまで秋田郡に属していた。

関ヶ原の戦い以後、常陸国から佐竹氏が移封され、大館城には現在の常陸大宮市から佐竹氏に従って移った小場義成(佐竹西家)が城代として入城して、江戸時代には久保田藩の大館城下として栄えた。

しかし戊辰戦争のおりに十二所の戦い大館城攻城戦などの激しい戦闘が行われて大館城などの中心部を含む市内の広範囲の部分が焼失した。とくに中心部は町屋29軒しか残らなかったほど焼き尽くされ、その後も大正昭和期に中心部が幾度となく大火にみまわれ、歴史的な建造物や城下町だった面影はほとんど残っていない。

近世では、1885年(明治18年)に花岡村で黒鉱などが発見されたことを初め、広範囲で鉱山が開山された。鉱石の運搬などのため秋田県でもいち早く鉄道網が整備され、1980年ころまでは秋田県の都市圏の中では秋田市に次ぐ規模として人口も増加し周辺が発展していった。しかし、昭和時代後半には資源の枯渇にともない鉱山の閉山が相次ぎ、人口が流出すると同時に鉄道の廃線や商業施設の衰退など市として一時の勢いがなくなり、秋田県の都市圏としても2000年以降6位まで下落している。

1980年代後半からは大手医療機器メーカーニプロが進出し[7]、秋田県内では最大規模の工業団地を形成している。

年表 編集

明治時代以降 編集

年表中、とくに記述のない町村はすべて北秋田郡

市町村合併の経緯 編集

行政 編集

市長 編集

議会 編集

市議会 編集

地域 編集

人口 編集

 
大館市と全国の年齢別人口分布(2005年) 大館市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 大館市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

大館市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政 編集

医療 編集

 
大館市立総合病院
一次医療・初期救急医療
二次医療・二次救急医療
三次医療

三次医療は、北秋鹿角地域では当初の計画で北秋田市民病院救命救急センターを開設する予定であったが、計画通りの医療機関になっておらず、計画が白紙にもどされ、また秋田市秋田赤十字病院から大館市は120分以内で到達できないため、空白地域になっている[26]。現状では、大館市立総合病院が弘前大学と専門医養成ネットワークに関する協定を締結していて、また弘前市への到達時間が秋田市よりも短いことから、三次医療は高度救命救急センターのある弘前大学医学部附属病院に頼ることが多い[4]

教育 編集

 
秋田看護福祉大学

大学 編集

高等学校 編集

大館鳳鳴高等学校は、1898年に秋田縣第二尋常中學校として開校する。のちに大館工業高等学校大館商業高等学校大館南高等学校が分離独立する。

中学校 編集

小学校 編集

  • 大館市立長木小学校
  • 大館市立有浦小学校
  • 大館市立桂城小学校
  • 大館市立城南小学校
  • 大館市立城西小学校
  • 大館市立釈迦内小学校
  • 大館市立川口小学校
  • 大館市立上川沿小学校
  • 大館市立成章小学校
  • 大館市立花岡小学校
  • 大館市立矢立小学校
  • 大館市立南小学校

特別支援学校 編集

廃校になった学校 編集

  • 秋田桂城短期大学(2004年4月 秋田看護福祉大学新設)
  • 秋田県立大館工業高等学校(2016年3月 大館桂高等学校・大館高等学校と統合し、大館桂桜高等学校を新設)
  • 秋田県立大館桂高等学校(2016年3月 大館工業高等学校・大館高等学校と統合し、大館桂桜高等学校を新設)
  • 秋田県立大館高等学校(2016年3月 大館桂高等学校・大館工業高等学校と統合し、大館桂桜高等学校を新設)
  • 秋田県立大館東高等学校(1992年3月 大館南高等学校と統合し、大館高等学校を新設)
  • 秋田県立大館南高等学校(1992年3月 大館東高等学校と統合し、大館高等学校を新設)
  • 秋田県立大館商業高等学校(2005年4月 大館国際情報学院を新設)
  • 大館市立長木中学校(1970年3月 第三中学校と統合し、東中学校を新設)
  • 大館市立第三中学校(1970年3月 長木中学校と統合し、東中学校を新設)
  • 大館市立上川沿中学校(1980年4月 大館市立第一中学校へ統合)
  • 大館市立大葛小学校(2012年3月 東館小学校に統合し廃校)
  • 大館市立雪沢小学校(2012年3月 長木小学校に統合し廃校)
  • 大館市立第二中学校(2015年3月 花岡中学校・矢立中学校と統合し、北陽中学校を新設)
  • 大館市立花岡中学校(2015年3月 第二中学校・矢立中学校と統合し、北陽中学校を新設)
  • 大館市立矢立中学校(2015年3月 第二中学校・花岡中学校と統合し、北陽中学校を新設)

学校教育以外の施設 編集

郵便 編集

  • 白沢郵便局
  • 花岡郵便局
  • 花岡本郷郵便局
  • 釈迦内郵便局
  • 長木郵便局
  • 大館駅前郵便局
  • 大館東台郵便局
  • 大館常盤木町郵便局
  • 真中郵便局
  • 大館片山郵便局
  • 大館川口郵便局
  • 岩瀬郵便局
  • 山瀬郵便局
  • 大滝温泉郵便局
  • 十二所郵便局
  • 羽後東館郵便局
  • 西館郵便局
  • 羽後二井田郵便局
  • 大葛郵便局
  • 雪沢簡易郵便局
  • 大館狐台簡易郵便局
  • 田代山田簡易郵便局

友好・交流都市 編集

日本国内 編集

ハチ公サミット 編集

交流都市として、忠犬ハチ公生誕90周年の節目の2013年からゆかりのある各自治体が集まりハチ公サミットを開催している[31][32]

産業 編集

米代川やその支流の周辺では、稲作が盛んで市街地以外は田園風景が広がる。また名産品が多く、秋田犬比内鶏きりたんぽ大館曲げわっぱ、天然が、大館の5大名産品として知られている。中世の時代から、森林資源と鉱山資源に恵まれ、花岡鉱山、釈迦内鉱山や旧比内町地区には大谷、大葛、立又、大巻、大沢、藤原の鉱山があった。森林資源では天然秋田杉が、鉱山資源では良質の黒鉱や、金銅などの貴金属を多く産出したが、天然林の枯渇や鉱山の経営悪化により衰退した。現在では、花岡鉱山跡地周辺には、花岡鉱山を運営していた藤田組(同和鉱業を経てDOWAホールディングスに改称)の施設が並んでいる。また、二井田地区には大手医療機器メーカーニプロのマザー工場があり、県内でも最大規模を誇る工業団地を形成している。

大館市に本社・本所がある企業など 編集

特産品・名産品 編集

 
きりたんぽ。大館が本場である
工芸品・大館曲げわっぱ1980年(昭和55年)10月16日 伝統工芸品指定)[33]
  • 有限会社栗久
  • 曲わっぱ高久
  • 九嶋曲物工芸
  • 高田漆器工芸
  • 工房るわっぱ
  • 有限会社柴田慶信商店
  • 株式会社大館工芸社
  • 佐々木曲物工芸
  • 鎌田曲物工芸
きりたんぽ(本場)
比内鶏(食用・比内地鶏)
秋田犬(社団法人秋田犬保存会本部)
忠犬ハチ公の生誕地から、ハチ公の名前をとったバス路線やポイントカード、通り名(ハチ公小径、ハチ公通り)、商品が多数存在するほか、大館駅前には銅像がある。
トンブリ(旧比内町)
ヤマノイモ
じゅんさい(長木地区)
日本酒

大型商業施設 編集

金融機関 編集

指定金融機関秋田銀行である。

交通 編集

 
大館駅

奥羽本線・国道7号が秋田市方面から青森市方面に西から北へ延び、東へは花輪線・国道103号を経由し国道282号盛岡市方向へ延びる、交通の分岐点となっている。

県庁所在地秋田市への交通は、北秋田市より西へ通じる路線バスや高速バスが運行されていないため、移動手段は車か鉄道しかない。車での移動は大館能代空港IC秋田県道325号大館能代空港西線国道7号を経由して二ツ井白神ICから秋田自動車道を利用するか、国道285号を利用する。また、鉄道は特急を併せておおむね1時間に1本程度、所要時間1時間30分から2時間程度かかる。盛岡市へは東北新幹線への接続のため開設された高速バスが1時間に1本運行されており、長距離移動の主要手段となっている。

鉄道 編集

鉄道は秋田県の中でいち早く整備されたが、私鉄は1994年までにすべての旅客営業が廃止され、その後は東日本旅客鉄道だけが現存する。

廃線

バス 編集

路線バス
リムジンバス
高速バス
※2007年度の輸送人員[35]

道路 編集

車での遠距離の移動には東北自動車道を利用することが多く、十和田IC小坂IC[注釈 12]碇ヶ関ICの各ICを経由するか、秋田自動車道(大館西道路)から小坂JCTを経由する[注釈 13]

高速道路 編集

一般国道 編集

 
国道7号 長倉町付近

秋田県道 編集

空港 編集

大館能代空港が最寄り。リムジンバスで1時間程度かかる北秋田市郊外に立地し、羽田(東京国際空港)便だけの運航である。

発着便が、この空港より増える青森空港秋田空港も利用の範囲内である。

メディア 編集

新聞 編集

全国紙
ブロック紙
地方紙

放送 編集

テレビ局 編集

コミュニティFM 編集

通信 編集

固定電話・インターネット

市外局番0186で、大館市単独で1つの単位料金区域 (大館MA) となっている(北秋田市・郡、鹿角市・郡も同じ市外局番だがMAがそれぞれ違う)。

なお、回線はNTT東日本が敷設するメタリックと光ケーブル、KDDIのメタリック、大館ケーブルテレビによるケーブルテレビ網をつかった回線などであったが、2012年度からKDDIが光ケーブルによるサービスを開始し、選択肢が増えた。

  • NTT東日本(Bフレッツなど)
  • KDDI(auひかりなど)
  • 大館ケーブルテレビ(電話は050で始まるIP電話のみだったが、2014年6月から0186で始まるケーブルプラス電話が提供可能になった)

ほか

文芸作品 編集

  • 北秋田と羽州街道(街道の日本史9) / 佐々木潤之助、佐藤守、板橋範芳(編)
  • 大館地方の歴史散歩 / 鷲谷豊

小説 編集

名所・旧跡・観光スポット 編集

大館八景 編集

大館八景は大館市を代表とする8つの景観や施設を選定したもので、1762年宝暦12年)から中国瀟湘八景になぞらえて指定したのが始まりである[36]

平成の大館八景

旧跡 編集

 
桂城公園

博物館・記念館 編集

 
石田ローズガーデン

公園・運動施設 編集

 
大館樹海ドーム 親水公園

自然・景勝 編集

 
長走風穴

登山 編集

 
鳳凰山

社寺 編集

温泉 編集

 
日景温泉

祭事・催事 編集

  • 比内とりの市:比内グラウンド(1月第4土曜日とその翌日曜日)
  • アメッコ市:おおまちハチ公通り(2月第2土曜日とその翌日曜日)
  • 桜まつり:桂城公園(4月下旬 - 5月上旬)
  • 山田記念ロードレース大会:大館市名誉市民・山田敬蔵の偉業を記念して開催しているロードレース(4月29日昭和の日開催)、2013年で61回を数える[42]
  • たけのこ祭り:田代多目的運動広場(6月上旬 - 中旬)。
  • 大館バラまつり:石田ローズガーデン(6月・石田博英の元庭園で開催)
  • 大日神社例大祭・独鈷ばやし(5月28日 (旧暦)
  • 中野七夕:中野地区(8月13日
  • 大文字まつり:おおまちハチ公通り・鳳凰山など(8月)
  • 大館神明社祭典
  • ひない盆まつり・灯籠流し・扇田盆踊り(ハッタギ踊り):比内町扇田(8月16日 - 8月17日)
  • 五色湖まつり:山瀬ダム多目的運動広場(10月第2日曜日)
  • 本場大館きりたんぽまつり:大館樹海ドームなど(10月)

著名な出身者 編集

 
大館駅前のハチ公像。ハチは大館生まれである

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 過去には弘前市との間に急行バス弘前 - 大館線が運行されていたこともあった。
  2. ^ 4箇所に同名の高森がある。山館の奥にある高森はその最高峰。
  3. ^ 大館鹿角と分類した場合は、北秋田または北秋は、北秋田郡と北秋田市を指す。
  4. ^ 官設鉄道は、のちに国鉄、現・JR東日本奥羽本線となる。
  5. ^ 大館駅の名称が開業当時からついているが、大館町釈迦内村の境界に立地し、現在では駅舎が旧大館町、敷地の大部分が旧釈迦内村に所在する。
  6. ^ 奥羽本線が秋田駅まで開通したのは1902年福島駅まで全線開通したのは1905年になってからである。
  7. ^ 秋田鉄道はのちに国鉄に買収され花輪線となり、JR東日本に継承される。
  8. ^ 毛馬内駅は開業当時は貨物駅で、のちに末広駅に改称される。
  9. ^ 奥羽本線の各駅は東日本旅客鉄道秋田支社の管轄である。
  10. ^ 花輪線の各駅は大館駅を除き東日本旅客鉄道盛岡支社の管轄である。
  11. ^ 1934年まで片山停留所が大館駅・東大館駅間に、池内停留所が東大館駅・扇田駅間に存在した。
  12. ^ 大館市雪沢地区(旧長木村)からは小坂ICが最寄りである。
  13. ^ 一般道から東北自動車道の各ICを経由しても、大館北ICから小坂JCTを経由しても所要時間はほとんど変わらない。

出典 編集

  1. ^ 大館市の木を定める件”. 大館市(例規集) (1967年10月31日). 2014年3月8日閲覧。
  2. ^ 大館市の花を定める件”. 大館市(例規集) (1981年11月3日). 2014年3月8日閲覧。
  3. ^ “青函DCへ連携強化 黒石で観光サミット 大館と小坂も参加”. 北鹿新聞 (北鹿新聞社). (2015年10月27日) 
  4. ^ a b “ドクターヘリ運航から1年 北鹿地方へ出動41件 7割超が病院間の搬送”. 北鹿新聞: p. 9. (2013年1月23日). "ドクターヘリで市立総合病院から弘前大学付属病院への病院間搬送が年間19件で、県内最多・出動件数の6割を占める。秋田赤十字病院センター長の談話「北秋鹿角地方は(県北に三次医療施設がないため)県外の病院に搬送することが多い」" 
  5. ^ 大館 1991-2020年”. 気象庁. 2024年4月7日閲覧。
  6. ^ 古代・中世の大館”. 大館市. 2013年1月23日閲覧。
  7. ^ 二プロ株式会社 大館工場は、こんな会社です!”. COURSE 秋田 (2020年10月29日掲載/2021年7月2日更新). 2021年8月26日閲覧。
  8. ^ a b c d 大館市史に載る30戸以上の焼失火災年表”. 大館市消防本部. 2013年1月24日閲覧。
  9. ^ 「大館市水浸し」『日本経済新聞』昭和26年7月21日 3面
  10. ^ 図典 日本の市町村章 p40
  11. ^ 告示第21号 大館市の紋章を定める件”. 大館市(例規集) (1954年7月1日). 2014年3月8日閲覧。
  12. ^ a b c 秋田の消防/秋田県の大火・地震等災害年表”. 財団法人秋田県消防協会. 2013年1月24日閲覧。
  13. ^ 8月9日 豪雨に係る対応について (PDF) (Report). 大館市. 20 August 2013. 2013年10月1日閲覧
  14. ^ 大館市内路線バス運行経路の再編について”. 秋北バス (2013年10月1日). 2013年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月1日閲覧。
  15. ^ 大館市の下内川で堤防が決壊 住宅浸水の被害も”. NHK (2022年8月3日). 2022年8月5日閲覧。
  16. ^ 近代・現代の大館”. 大館市. 2013年1月23日閲覧。
  17. ^ 平成24年度 大館市政の概要” (PDF). p. 1. 2013年11月31日閲覧。
  18. ^ 総理府告示第129号 市制施行”. 大館市(例規集) (1951年5月17日). 2014年3月8日閲覧。
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  20. ^ 総理府告示第530号 市、町の廃置分合”. 大館市(例規集) (1955年3月29日). 2014年3月8日閲覧。
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関連項目 編集

外部リンク 編集