山田花子 (タレント)

日本の女性タレント、お笑い芸人 (1975-)

山田 花子(やまだ はなこ、1975年昭和50年〉3月10日 - )は、日本お笑いタレントコメディエンヌ

山田やまだ 花子はなこ
2006年
ニックネーム 花子、花ちゃん、花子姉さん
生年月日 (1975-03-10) 1975年3月10日(49歳)
出身地 大阪府堺市北区
血液型 A型
身長 150 cm[1]
言語 日本語
方言 泉州弁
最終学歴 大阪府立福泉高等学校
芸風 タレント吉本新喜劇
事務所 吉本興業
活動時期 1988年 -
同期 月亭方正島田珠代など
過去の代表番組 ダウンタウンのごっつええ感じ
笑っていいとも!
山田花子と杉本彩と増山さやかのちょっとどうなのよ?
配偶者 福島 正紀(2010年 - )
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大阪府堺市北区南花田町出身。吉本興業所属。身長150 cm、体重48 kg、血液型A型。夫はトランペット奏者の福島 正紀[2]。2児の母。愛称は花子花ちゃん

来歴 編集

大阪の毎日放送4時ですよーだ』に素人として出演したのをきっかけに、中学校在学中からタレント活動を開始した。

その後、『ダウンタウンのごっつええ感じ』に吉田ヒロの後任としてレギュラーに抜擢されるなどしたが、高校卒業後、一時はプロレスラーを目指してJWP女子プロレスの練習生となる。しかし、受け身が出来ず、練習中に頭蓋骨を骨折する重傷を負ってしまい、断念した。

お笑いの世界へ戻ると吉本新喜劇で人気を得る。ずんぐりとしたユーモラスな外見と「カモ〜ン」「汗ばむわぁ〜」などのセクシー口調のギャグが定番(これらのギャグは辻本茂雄の発案であることが本人のブログで明かされている)。

世間一般で美人と言われるタレント(女優)に対して暴言を吐く・同列に扱う、先輩タレント・大御所を呼び捨てする・馴れ馴れしい口調で応える、知ったかぶりをしてたどたどしく言い間違えてボケる、といったギャグも頻出である(相手役は辻本や桂吉弥東野幸治などが多い)。

2002年公開の『劇場版ポケットモンスターピカピカ星空キャンプ』では、当時の事務所仲間であるDonDokoDon雨上がり決死隊と「ボケモン5」を結成し、主題歌「あの丘を目指して」を担当した。

2003年公開の『おどるポケモンひみつ基地』ではナレーションを担当した。

2007年8月7日から8月13日までの1週間、NGKでの吉本新喜劇定期公演に、約10年ぶりに出演した(2008年8月5日からの公演にも出演)。これは、自らが慕う吉本新喜劇の先輩・未知やすえが、特別に座長公演を行うことと関係がある模様。

2006年に公演した「明石家さんまプロデュース 今回もコントだけ」に中村玉緒とゲスト出演したことで、明石家さんまファミリーに入る事になる。これにより2008年(第14回)、2010年(第15回)に上演された舞台にも参加している。またこれを切っ掛けとして毎日放送で長年にわたって放送中の「痛快!明石家電視台」のレギュラーの座にも加わることになる。

2010年5月6日、かねてより交際していたトランペット講師の福島正紀と同年5月3日に結婚した事を発表し[3]、同年5月24日放送の「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」で初めてその顔写真を公開した。更に、同年6月29日の「踊る!さんま御殿!!SP」で夫婦共演を果たした。

2012年2月6日、第一子を妊娠中で、出産予定が同年夏であることを報じられた。

2012年6月29日午前8時13分、第一子となる男児を帝王切開で出産した。

2015年12月9日、第2子妊娠中で出産予定日が翌年5月であることを発表した。

2016年5月7日午後3時5分、第二子となる男児を帝王切開で出産した。

2016年8月16日、大阪に拠点を戻し[4]なんばグランド花月(NGK)での吉本新喜劇の舞台に座員として復帰し[5]、2004年に完全に東京(ルミネ)に進出[6]して以来約12年ぶり(厳密には「超!よしもと新喜劇」の収録が始まった97年以来19年ぶり)にNGKの新喜劇に定期的に出演している。

人物 編集

ギャグ 編集

・「はあ〜汗ばむわ〜」「カモ〜ン」「早くしないと花子が逃げちゃうわよ〜」と地面に座り込む(実際は全くセクシーではない)誘惑芸。やられた側の男性はツッコミを入れるか誘惑されて近寄る。

花子「私の名前は、エリザベスです(他にも橋本環奈広瀬すずなどのバリエーションがある)。」
ツッコミ「嘘つけ!こんなんどう見てもバカボンやないか!」
花子「誰がバカボンなーのだ?」
ツッコミ「それがや!」
花子「…本当は、山田花子です」
ツッコミ「山田花子て、銀行の見本みたいな名前やな」
花子「誰が銀行の見本みたいな名前なーのだ?」
ツッコミ「バカボン残ってる!」

岡田直子島田珠代らと共に小学生の役を演じることがある。その他ショートヘアの髪型で「和田アキ子」と呼ばれることもある。

大抵は善人の役、まれにヤクザや借金取りなど悪役で出演するが、どちらの役であっても間の抜けた役柄になる。

出演 編集

映画 編集

テレビアニメ 編集

劇場アニメ 編集

テレビ番組 編集

ドラマ 編集

連続 編集


単発 編集

ラジオ番組 編集

CM 編集

[11]

PV 編集

  • FUNKY MONKEY BABYS 「恋の片道切符」 (CDジャケットにも山田花子のアップ写真が起用されている)

ディスコグラフィー 編集

Re:Japanとして発売された楽曲に関してはRe:Japanを参照のこと。

  • 虹色橋(1997年、つんくプロデュース、キムラ・チャンとデュエット。つんく、高山厳富永美樹との競作でリリースされた)
  • ブス(1998年)
  • MOTHER(1999年、「hanaco with PUFFY」名義、コーラスとして参加したPUFFYの同名曲のカバー)
  • あの丘をめざして(2002年、「ボケモン5」名義)
  • 主婦ウフフ♪(2012年10月24日)

関連項目 編集

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ タレント詳細(山田花子)” (2023年8月4日). 2023年8月4日閲覧。
  2. ^ “山田花子、夫・福島正紀氏と“ラブラブ”夫婦2ショット トランペット練習風景に「ご主人、まじ男前」「お似合いです」「旦那さんの笑顔が良い」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年9月20日). https://www.oricon.co.jp/news/2295519/full/ 2024年3月18日閲覧。 
  3. ^ 山田花子が結婚 お相手は4歳年上の一般男性”. サンスポ. 産経新聞社 (2010年5月6日). 2010年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月6日閲覧。
  4. ^ 山田花子 12年ぶり吉本新喜劇女優復帰、活動拠点大阪に戻す”. Sponichi Annex (2016年8月11日). 2023年6月18日閲覧。
  5. ^ 山田花子が12年ぶり新喜劇活動再開、拠点も大阪へ”. Yahoo!ニュース (2016年8月11日). 2016年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月11日閲覧。
  6. ^ 「超!よしもと新喜劇」の期間中も大阪から通っていたことをMBSによる新喜劇座員インタビューの中段で明かしている
  7. ^ 岩井志麻子著『ぼっけえ恋愛道―志麻子の男ころがし』太田出版、2003年、ISBN 4872337948 参照。
  8. ^ “しまじろう劇場版第5作の主題歌はPUFFY、山田花子とCOWCOWが声優で参加”. 映画ナタリー. (2016年12月14日). https://natalie.mu/eiga/news/213162 2016年12月14日閲覧。 
  9. ^ 山田花子 - オリコンTV出演情報
  10. ^ 「今月のベスト(5) / S」『広告批評』第242号、マドラ出版、2000年10月1日、15頁、NDLJP:1852961/9 
  11. ^ 山田花子 - オリコンCM出演情報

外部リンク 編集