岐阜地区(ぎふちく、岐阜地域(ぎふちいき)、又は岐阜)は、岐阜県中南部(美濃国中南部の岐阜市を中心とした地域の総称である。

地図上緑色の地域が岐阜地区(濃色が市部、淡色が郡部)

市町村 編集

岐阜市各務原市羽島市瑞穂市本巣市山県市と、羽島郡笠松町岐南町)及び本巣郡北方町)の6市2郡3町。

地形 編集

北は福井県と接する山間部である。西は長良川揖斐川西濃に接する。南は木曽川愛知県に接し、東は200~300mの山で中濃と接する。

気候 編集

山間部は日本海側気候で一部地域は豪雪地帯、それ以外の地域は太平洋側気候、全域で内陸性気候を併せ持つ。冬季には伊吹おろしという北西からの季節風が吹く。

人口 編集

人口782,146人、面積993.28km²、人口密度787人/km²。(2024年3月1日、推計人口)。岐阜県の人口の約4割以上を占める。そのうち岐阜市約40万人。

産業 編集

岐阜市、羽島市、羽島郡、各務原市を中心にアパレル産業が盛んであったが、今は衰退しつつある。各務原市では川崎重工関連の航空産業がある。本巣市、瑞穂市、本巣郡では(特に富有柿)の栽培が、各務原市ではにんじんの栽培が盛んである。

岐阜都市圏 編集

岐阜地区の中心は岐阜市であり、岐阜都市圏=岐阜地域とみなせるが(岐阜都市圏には揖斐郡大野町を含める部分が異なる)、柳ヶ瀬等の岐阜市の中心地の衰退は著しい。かつて岐阜市内に多数あった百貨店も、平成期に郊外の大型ショッピングモール建設や、名古屋市中心部の商業施設へ客足を奪われたため、髙島屋を残すのみとなり、中心となる施設が無い商業地となった。近年は岐阜駅の再開発を中心に復興しつつある。

交通 編集

鉄道 編集

バス 編集

各市町のコミュニティバスは省略

道路 編集

昭和の大合併の岐阜県の計画 編集

1954年(昭和29年)に、岐阜県によって岐阜地区の市町村合併計画試案が発表された。この計画に準じて合併が協議されたという。実際の合併とは異なる箇所が多い。なお、市町の名は仮の名である。

国政選挙における選挙区 編集

参議院議員選挙では岐阜地区全域が岐阜県選挙区衆議院議員総選挙では岐阜市のみ第1区、残りの地域は第3区となっている。

※詳細は各項を参照のこと。

関連項目 編集