工曹(コンジョ)は、朝鮮において、高麗末から李氏朝鮮にかけて置かれた行政機関。公共事業その他の社会事業を管轄していた。正二品衙門。1392年太祖元年)に光化門の南に設置され、1894年高宗31年)の甲午改革で工務、農商務衙門に改称された。土木工事、工芸品製作、山林と沼沢管理、交通業務に関連した部分を担当した。 現在の国土海洋部知識経済部に相当する。

工曹
各種表記
ハングル 공조    
漢字 工曹    
発音 コンジョ   
日本語読み: こうそう
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構成 編集

品階 官職 定員 備考
正2品 判書 1名
従2品 参判 1名
正3品 参議 1名
正5品 正郎 3名
正6品 佐郎 3名

配下 編集

外部リンク 編集