愛知医療学院短期大学

日本の愛知県清須市に本部を置く私立大学

愛知医療学院短期大学(あいちいりょうがくいんたんきだいがく、英語: Aichi Medical College for Physical and Occupational Therapy、公用語表記: 愛知医療学院短期大学)は、愛知県清須市一場519に本部を置く日本私立大学1982年創立、2008年大学設置。大学の略称は愛医短、医短。

愛知医療学院短期大学
城北キャンパス(2015年8月)
大学設置 2008年
創立 1982年
学校種別 私立
設置者 学校法人佑愛学園
本部所在地 愛知県清須市一場519
北緯35度13分14.63秒 東経136度50分25.03秒 / 北緯35.2207306度 東経136.8402861度 / 35.2207306; 136.8402861座標: 北緯35度13分14.63秒 東経136度50分25.03秒 / 北緯35.2207306度 東経136.8402861度 / 35.2207306; 136.8402861
学生数 208
学部 リハビリテーション学科
理学療法学専攻
作業療法学専攻
研究科 リハビリテーション科学専攻
ウェブサイト http://www.yuai.ac.jp/
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城南キャンパス(2015年8月)

概観 編集

大学全体 編集

建学の精神(校訓・理念・学是) 編集

  • 愛知医療学院短期大学における建学の精神は「佛心尽障」(ぶっしんじんしょう)である[注 2]
  • 教育理念は以下の通りとなっている。ホームページより引用している。
    • 障害を有する人々の心身を広く支える人間性豊かな人格を形成すること
    • 自主性・創造性、問題解決能力を育成するとともに、医学の進歩と社会の変化に対応できる能力を養うこと
    • 心身機能の向上や障害受容などのための医学的な知識や技能を習得し、生涯にわたる学習の基盤を作ること

教育および研究 編集

  • 理学療法士・作業療法士の養成を執り行っている。専門教育にウエイトを置いており、一般教養科目が一般的な短大よりも少ない。

学風および特色 編集

  • 学習アドバイザー制度がある。
  • 入学前スクールと称した教育支援制度がある。
  • 2023年現在、日本で唯一リハビリテーション専門養成短期大学である。

沿革 編集

  • 1982年
  • 1994年 作業療法科を増設。入学定員40名[6]
  • 2006年
  • 2008年
    • 4月1日 左記をもって愛知医療学院短期大学が以下の学科体制で開学[注 3]
      • リハビリテーション学科
        • 理学療法学専攻 入学定員40名
        • 作業療法学専攻 入学定員40名
  • 2010年
    • 3月31日 左記をもって専門学校愛知医療学院が廃止される。
    • 4月1日 左記をもって専攻科リハビリテーション科学専攻[注釈 2]を設置する[9]
  • 2011年 短期大学としての卒業生を初めて輩出する。
  • 2014年
    • 1月 平成26年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[10]
  • 2015年
    • 1月 平成27年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[11]
  • 2016年
    • 1月 平成28年度大学入試センター試験参加短期大学の1校となる[12]。 
  • 2019年 城北キャンパスに校舎を増築し、3月末をもって城南キャンパスを閉鎖する。
  • 2023年 この年度で学生募集を最終とする[注釈 1]。但し、この年度に入学した学生がいなくなるまでの3年間は経過措置として短期大学が存続となる。
  • 2024年

基礎データ 編集

所在地 編集

  • 愛知県清洲市一場519

象徴 編集

交通アクセス 編集

年度別学生数 編集

- リハビリテーション学科 出典
専攻 理学療法学 作業療法学 -
入学定員 40[14] 40[14] -
総定員 120 120 -
2009年 76[注 4] 21[注 4] [15]
2010年 120 50 [15]
2011年 143 66 [15]
2012年 149 77 [15]
2013年 155 86 [15]

教育および研究 編集

組織 編集

学科 編集

  • リハビリテーション学科
    • 理学療法学専攻 入学定員40名
    • 作業療法学専攻 入学定員40名

専攻科 編集

  • リハビリテーション科学専攻:修業年限1年制で学士の授与は、大学評価・学位授与機構に認定されるようになっている。理学療法士および作業療法士を取得または見込みの短期大学ほか一定基準を満たす専修学校専門課程の出身者も入学が可能である[16]。土日に開講しているため、ほとんどが社会人学生である。また、1年間で修了するのが困難な社会人に配慮して、科目等履修生の制度がある。

別科 編集

  • なし

取得資格について 編集

  • 卒業にあたっては、国家試験の受験資格を得ることが前提となっている。
    • 理学療法士:理学療法学専攻
    • 作業療法士:作業療法学専攻
  • ほか、両専攻とも初級障がい者スポーツ指導員資格も取得できる。

附属機関 編集

研究 編集

  • 『愛知医療学院短期大学紀要』[19]

学生生活 編集

部活動・クラブ活動・サークル活動 編集

学園祭 編集

  • 愛知医療学院短期大学の学園祭は単に「学院祭」と呼ばれている。

スポーツ 編集

大学関係者と組織 編集

大学関係者組織 編集

  • 同窓会組織があり、短期大学の前身である専門学校卒業生も含まれている。1985年に形成された。

大学関係者一覧 編集

教員 編集

学生 編集

施設 編集

キャンパス 編集

  • 城北キャンパスと城南キャンパスがあった。短期大学本部と事務受付は城北キャンパスとなり、こちらには講義室・図書室・学生ホール・語学学習室・治療実習室・機能回復訓練室などの主要設備が整っている。したがって、メインは城北キャンパスである(最寄り駅は交通アクセスを参照)。城南キャンパスは前身である愛知医療学院専門学校の建物で、実験室や日常訓練室、水治療室と称した設備があった。城北キャンパスに比べれば1棟だけで小規模である。なお、城南キャンパスは城北キャンパスよりも五条川を隔てた清洲城近隣にあり、本部よりも800メートル程度離れている。平成31年3月31日をもって閉鎖された。
  • 城北キャンパスと城南キャンパスそれぞれの呼び名は、清須市シンボルともいえる清洲城の「」に関係あるものと見て取れる。
  • 図書施設はあるが、図書ではなく図書として位置づけている。所蔵資料は概ね10,000冊程度と小規模。

学生食堂 編集

  • 現在、設置されていないため、昼食は学生自らが持参する必要がある。ファミリーマートの自販機コンビニが設置されている。城北キャンパスの東を南北に通る愛知県道190号名古屋一宮線の道路わきにファミリーマート 清洲御園店(所在地は清須市一場御園739-1)があり、そこで昼食を購入する学生もいる。

社会との関わり 編集

  • 清洲市主催の市民健康講座や健康増進教室への教員の派遣を行っている。

就職について 編集

  • 卒業生の大半は、資格を活かした職についている。

編入学・進学実績 編集

  • リハビリテーション学科の卒業生は、専攻科に進学する人もいるものと見て取れる。専攻科は大学評価・学位授与機構に認定されているので、大学院への進学も可能である。

注釈 編集

注釈グループ 編集

  1. ^ a b 出典[3]愛知医療学院大学への切り替え開始により令和6年度より学生募集停止[4]
  2. ^ 入学定員20名。
  3. ^ a b 出典[13]

補足 編集

  1. ^ 同年に新設された唯一の短期大学でもある[2]
  2. ^ 「ぶっしんじんじょう」と読み、「これは知恵と慈悲の心をもって障がいを有する人々の心身を広く支える」という意味がある。
  3. ^ 出典[8][2]
  4. ^ a b 収容定員80

出典 編集

参考文献 編集

全国短期大学高等専門学校一覧 編集

全国短期大学一覧 編集

大学入試センター 編集

募集要項 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集