成田 蓮(なりた れん、1997年11月29日 - )は、日本男性プロレスラー青森県青森市出身。血液型B型。新日本プロレス所属。

成田蓮
成田蓮の画像
TAKAYAMANIA(2018年)での成田(中央)
プロフィール
リングネーム 成田 蓮
本名 同じ
ニックネーム SON OF STRONG STYLE
SOULED OUT
身長 183cm[1]
体重 100kg[1]
誕生日 (1997-11-29) 1997年11月29日(26歳)[1]
出身地 青森県青森市[1]
所属 新日本プロレス
スポーツ歴 レスリング[1]
剣道[1]
野球[1]
トレーナー 柴田勝頼
鈴木みのる
デビュー 2017年7月4日[1]
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来歴 編集

学生時代はレスリング剣道野球を経験。

2016年4月、新日本プロレスに入寮[1]。約1年以上もの練習生期間を経て2017年7月4日、新宿FACEにて開催されたLION'S GATE PROJECT 7の舞台で、海野翔太を相手にデビューを果たす。試合は時間切れによる引き分けとなった[2]

2017年10月から12月にかけて開催のヤングライオン杯では、4敗1分けに終わった。

2019年2月19日に行われた『ジャイアント馬場没後20年追善興行』の第2試合に出場するも[3]、悔しさをにじませた。

同年9月22日神戸ワールド記念ホールでのヤングライオン杯終了後、新日本プロレス・ロサンゼルス道場(以下、LA道場)のコーチを務める柴田勝頼に対してLA道場での修行を直訴する。その後、成田のLA道場への海外武者修行が発表された[4]

2020年12月1日、アメリカで開催された『SUPER J-CUP 2020』の第8試合に同じLA道場生のケビン・ナイトと組んでヒクレオKENTA組と対戦した[5]

5月25日配信のAEWの『AEW Elevation』に初出場し、ロイス・アイザックスと対戦した。

2022年1月4日、東京ドーム大会で復帰戦を闘う成田の師匠・柴田の対戦相手「X」として一時帰国。直前に通常ルールへと変更され、成田も活きのいいファイトを見せるが最後は柴田のPKの前に敗れた[6]。その後は再びアメリカへと戻り、ジュース・ロビンソンとのノーDQマッチに勝利する等経験を積み、10月10日に凱旋帰国。当日の両国国技館大会で凱旋帰国試合を闘い、DOUKIを得意技の成田スペシャル4号で破った[7]

のちに新設されたNJPW WORLD認定TV王座の初代王者決定トーナメントにエントリーされ、1回戦で石井智宏、2回戦で矢野通、準決勝でSANADAを下して決勝に進出[8]、翌2023年の東京ドーム大会にてザック・セイバーJr.との王座決定戦に臨んだが、惜しくも敗戦となった。

その後も成田は鈴木みのるエル・デスペラードと共闘し、NEVER無差別級6人タッグ王座を保持するヒールユニット・HOUSE OF TORTUREとの抗争を開始した。2月11日の大阪大会での王座挑戦に勝利し初のタイトルを獲得すると、新ユニット「ストロングスタイル」を結成した。 2023年12月6日、成田は佐賀県唐津市で行われた海野とのタッグでEVIL高橋裕二郎組と対戦した。だが、成田も海野のタッチを拒むなど終始不穏な空気が流れた。ところが、試合終盤に海野がEVILにデスライダーを浴びせようとすると突如として背後から成田が海野を襲撃し、EVILの勝利をアシストした。試合後、成田はEVILや高橋らが所属するHOUSE OF TORTUREに加入した。

人物 編集

  • キン肉マン仮面ライダーシリーズウルトラシリーズの大ファンであり、特にキン肉マンはプロレスに興味を持ったきっかけでもあり、週刊プロレスの「合宿所特集」で紹介された成田の寮部屋内は、スニーカーとキン肉マンを中心にたくさんのフィギュアが飾られていた[9]
  • 自身の世代より一昔前のカルチャーを好きになる節があるようで、上記の特撮類の他に中学時代好きだったプロレスラーに全日本プロレス時代の三沢光晴・虎ハンターとして初代タイガーマスクと抗争していた時代の小林邦昭を挙げている。
  • ヤングライオンとしてのイメージとは裏腹に、集合写真やプライベート写真では変顔をする等ユーモラスな性格であることが窺える[10][11]

得意技 編集

フィッシュ・ホールド 編集

DOUBLE CROSS
H.o.Tに新加入後、初戦の海野戦で使用された成田のフィニッシャー。[12] 両手で相手の髪や耳を掴み、両足を広げてジャンプして着地しながら相手をマットに叩きつけるシットアウト・フェイスバスター。変形「X–ファクター」
断頭台
いわゆるジャンピング・ギロチン・ニードロップ。[13]
コブラツイスト

投げ技 編集

ブリザード・スープレックス[14]
成田スペシャル1号[15]
成田スペシャル2号[16]

関節技、絞め技 編集

成田スペシャル3号[17]
スリーパー・ホールド

飛び技 編集

地獄の断頭台
コーナートップから繰り出す断頭台

反則技 編集

改良型プッシュアップバーによる殴打[18]
HoT加入後から使用している成田の反則攻撃。技というよりは、木製のプッシュアップバーの両端に金属が取り付けられたもので殴打する。その後はフィニッシュ技のDOUBLE CROSSへと行くパターンが多い。

タイトル歴 編集

新日本プロレス

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i 成田 蓮 | 新日本プロレスリング”. 新日本プロレス. 2023年2月22日閲覧。
  2. ^ LION’S GATE PROJECT7 – 東京・新宿FACE – 第1試合”. 新日本プロレス公式サイト. 2017年7月4日閲覧。
  3. ^ ジャイアント馬場没後20年追善興行に猪木、初代タイガー、新間寿、坂口征二、ハンセンらが集結!76歳のマスカラスが空を舞い勝利!新日本vs全日本の全面対抗戦は全日本に軍配?!”. バトル・ニュース (2019年2月20日). 2019年2月20日閲覧。
  4. ^ 新日ヤングライオン海野翔太と成田蓮が海外武者修行”. Nikkan Sports News.. 日刊スポーツ (2019年9月24日). 2020年1月1日閲覧。
  5. ^ 第8試合 SUPER J-CUP 2020 – 2020/12/12 – 20分1本勝負 | 新日本プロレスリング行”. 新日本プロレス. 新日本プロレス (2020年12月13日). 2020年12月14日閲覧。
  6. ^ 【新日1・4】柴田勝頼が急性硬膜下血腫から奇跡の復帰 通常プロレスルールに当日変更で愛弟子・成田蹴殺”. 東スポWeb (2022年1月4日). 2022年10月28日閲覧。
  7. ^ 【新日本】成田蓮が凱旋 6人タッグ快勝も不満爆発「俺は少なくとも怒っている」”. 東スポWeb (2022年10月10日). 2022年10月28日閲覧。
  8. ^ 【新日本】成田蓮 SANADA撃破でTV王座に王手「世代交代、やってやったぞ」”. 東スポWeb (2022年11月5日). 2022年11月6日閲覧。
  9. ^ 週刊プロレス2019年4月24日No.2006
  10. ^ https://twitter.com/nagata769/status/1175404563295133697?s=21
  11. ^ https://twitter.com/rennarita_njpw/status/1096657666921787392?s=21
  12. ^ https://dx-sp.gsj.bz/dxnews.Index/detail/?news_id=20240104015&organization_id=09&company_id=01&contents_id=2
  13. ^ https://hochi.news/articles/20221030-OHT1T51268.html
  14. ^ https://hochi.news/articles/20230715-OHT1T51318.html
  15. ^ 週刊プロレス 2019年 06/05号 No.2013
  16. ^ 週刊プロレス 2019年 06/05号 No.2013
  17. ^ https://x.com/njpwworld/status/1128988919813423104?s=20
  18. ^ https://hochi.news/articles/20240104-OHT1T51113.html

関連項目 編集

外部リンク 編集