杉戸高野台駅

埼玉県北葛飾郡杉戸町高野台東にある東武鉄道の駅

杉戸高野台駅(すぎとたかのだいえき)は、埼玉県北葛飾郡杉戸町高野台東一丁目にある、東武鉄道日光線である。駅番号TN 01

杉戸高野台駅
駅舎東口(2012年7月17日撮影)
すぎとたかのだい
Sugito-takanodai
TS 30 東武動物公園 (3.2 km)
(2.6 km) 幸手 TN 02
地図
埼玉県北葛飾郡杉戸町高野台東一丁目19-8
北緯36度3分5.6秒 東経139度42分52.6秒 / 北緯36.051556度 東経139.714611度 / 36.051556; 139.714611 (杉戸高野台駅)座標: 北緯36度3分5.6秒 東経139度42分52.6秒 / 北緯36.051556度 東経139.714611度 / 36.051556; 139.714611 (杉戸高野台駅)
駅番号 TN01
所属事業者 東武鉄道
所属路線 日光線
キロ程 3.2 km(東武動物公園起点)
浅草から44.2 km
電報略号 スギタ
駅構造 地上駅橋上駅舎[1]
ホーム 2面4線[1]
乗降人員
-統計年度-
[東武 1]9,776人/日
-2022年-
開業年月日 1986年昭和61年)8月26日[1]
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杉戸町における唯一の鉄道駅であるが、杉戸町中心部(旧杉戸宿)へは当駅より東武動物公園駅の方が近い。日光線内では板倉東洋大前駅に次いで南栗橋駅と並び2番目に新しい駅である。

歴史 編集

駅構造 編集

島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有している[1]PASMO対応自動改札機設置駅。定期券は自動券売機で購入可(有人の販売所はない)。

2011年(平成23年)11月4日より、発車メロディが導入された。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先
1・2   東武スカイツリーライン 上り 東武動物公園北千住とうきょうスカイツリー浅草
  日比谷線 中目黒  半蔵門線 渋谷  東急田園都市線 中央林間方面
3・4   日光線 下り 南栗橋新栃木東武日光  鬼怒川線 鬼怒川温泉方面
  • 上記の路線名は旅客案内上の名称(「東武スカイツリーライン」は愛称)で表記している。当駅は日光線の途中駅であるが、特急列車を除いた南栗橋駅からの列車の大多数が東武スカイツリーライン区間と一体の運用となっているため、上り浅草方面は便宜上直通先の名称で案内されている。
  • 本線は内側にある2番線と3番線である。外側にある1番線と4番線は、特急通過時や回送の待避などに使われる。
  • 2003年3月19日から設定された日比谷線直通列車は南栗橋発中目黒行の上り1本のみ停車していたが(定刻8時15分発)、2013年3月16日のダイヤ改正により日比谷線直通列車が多数設定され、下り列車も停車するようになった[6]。なお、2017年4月21日のダイヤ改正により下り電車の行先は特急列車を除き全て南栗橋行きとなったため[7]、特急以外の種別で南栗橋以北(新栃木方面)に向かう場合は、南栗橋駅で対面乗り換えとなる。
  • 2017年4月21日のダイヤ改正により、浅草駅を18時以降(現行ダイヤでは17時59分以降)に発車する全ての下り特急列車(夜行を除く)が停車するようになった。このダイヤ改正以前は「きりふり」285号(定刻22時15分発)のみが停車し、当駅で乗車する際の特急券は不要であった。なお、当駅停車の上り特急列車は設定されていない。
  • 駅構内外のエレベーター設置(2008年度)と同時に駅構内の案内板をピクトグラムを用いたデザインに一新した。ホームにあった吊下式駅名標と路線図は撤去され、路線図・所要時間(東武線・日比谷線・半蔵門線)と一体型になった自立式駅名標が設置された。また、LED発車標(運行情報案内表示付き)も2009年3月より改札口と上下ホームで設置・運用を開始した。これまでは運行情報案内表示器が券売機前に設置されていたが、発車標の設置前に撤去された。
  • 2009年度には、PASMO専用改札機の導入と自動券売機バリアフリー化が行われ、同時に東口の駅名看板が取り換えられた。

利用状況 編集

2022年度の1日平均乗降人員は9,776人である[東武 1]。杉戸町・高野台地区のほか、隣接する幸手市・栄地区からの利用客も多い。

近年の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。

年度 1日平均
乗降人員[8]
1日平均
乗車人員[9]
1998年(平成10年) 12,101
1999年(平成11年) 12,277
2000年(平成12年) 12,519 6,455
2001年(平成13年) 12,623
2002年(平成14年) 12,197
2003年(平成15年) 12,080
2004年(平成16年) 12,027
2005年(平成17年) 12,021 6,030
2006年(平成18年) 12,019
2007年(平成19年) 12,218
2008年(平成20年) 12,575
2009年(平成21年) 12,552
2010年(平成22年) 12,572 6,293
2011年(平成23年) 12,556 6,275
2012年(平成24年) 12,954 6,465
2013年(平成25年) 13,114 6,546
2014年(平成26年) 12,553
2015年(平成27年) 12,230
2016年(平成28年) 12,062
2017年(平成29年) 11,939 5,980
2018年(平成30年) 11,785 5,900
2019年(令和元年) 11,512 5,768
2020年(令和02年) [東武 2]8,955
2021年(令和03年) [東武 3]9,387
2022年(令和04年) [東武 1]9,776

駅周辺 編集

近隣に比べて市街地が新しく、駅周辺に大きな集客力を持つほどの商店はない。ただし、小規模の飲食店、スーパーマーケットドラッグストアはあり、加えて徒歩圏内に大型ホームセンターも存在するため、日常生活物資の調達については著しい不自由がある地域ではない。

東口 編集

西口 編集

バス路線 編集

東口 編集

2024年1月1日以降、東口発着路線は設定されていない。

西口 編集

杉戸高野台駅西口[11]
高野台駅西口

隣の駅 編集

東武鉄道
  日光線(   東武スカイツリーライン直通)
急行・区間急行・準急・区間準急・普通
東武動物公園駅 (TS 30) - 杉戸高野台駅 (TN 01) - 幸手駅 (TN 02)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ a b c d e “東武鉄道26日からダイヤ改正 日光線2駅新設に伴い”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1986年8月12日) 
  2. ^ 杉戸高野台駅にエスカレーター2基が完成(東武鉄道ニュースリリース・インターネットアーカイブ・1999年時点の版)。
  3. ^ 杉戸高野台駅にエスカレーターを2基増設(東武鉄道ニュースリリース・インターネットアーカイブ・1999年時点の版)。
  4. ^ 杉戸高野台駅にエスカレーターを2基増設(東武鉄道ニュースリリース・インターネットアーカイブ・2000年時点の版)。
  5. ^ より便利に”“より快適に”3月18日 伊勢崎線・日光線でダイヤ改正を実施”. 東武鉄道 (2005年12月16日). 2005年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月14日閲覧。
  6. ^ a b c 3月16日(土)東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線 ダイヤ改正”. 東武鉄道 (2013年2月14日). 2013年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月14日閲覧。
  7. ^ a b 2017年4月21日(金)ダイヤ改正を実施! 東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線・東武アーバンパークライン 【特急列車概要】” (PDF). 東武鉄道 (2017年1月18日). 2017年1月20日閲覧。
  8. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  9. ^ 統計すぎと - 杉戸町
  10. ^ 吉野家の新業態「かるびのとりこ」  牛かるび丼・スンドゥブ専門店 Impress Watch 2023年4月10日閲覧。
  11. ^ kuki.pdf” (PDF). 朝日自動車. 2024年1月12日閲覧。
  12. ^ 町内巡回バス「あいあい号」の運行について(令和5年4月1日更新)”. 杉戸町. 2023年7月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月2日閲覧。
  13. ^ 路線図” (PDF). 杉戸町. 2023年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月2日閲覧。
東武鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2023年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。
  2. ^ 東武鉄道 駅情報(乗降人員) - ウェイバックマシン(2021年12月15日アーカイブ分)、2022年8月12日閲覧
  3. ^ 駅情報(乗降人員)|東武鉄道公式サイト”. 東武鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月12日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集