東北生活文化大学短期大学部

日本の宮城県仙台市泉区に本部を置く私立大学

東北生活文化大学短期大学部(とうほくせいかつぶんかだいがくたんきだいがく、英語: Tohoku Seikatsu Bunka University Junior College)は、宮城県仙台市泉区虹の丘1-18に本部を置く日本私立大学1903年創立、1951年大学設置。大学の略称は生文(大)。

東北生活文化大学短期大学部
大学設置 1951年
創立 1903年
学校種別 私立
設置者 学校法人三島学園
本部所在地 宮城県仙台市泉区虹の丘1-18
北緯38度18分14.1秒 東経140度52分19.66秒 / 北緯38.303917度 東経140.8721278度 / 38.303917; 140.8721278座標: 北緯38度18分14.1秒 東経140度52分19.66秒 / 北緯38.303917度 東経140.8721278度 / 38.303917; 140.8721278
学部 生活文化学科
  第一部
    生活学専攻[1]
    食物栄養専攻
    子ども生活専攻
  第二部[2]
 体育科[3]
ウェブサイト http://www.mishima.ac.jp/jcollege/
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概観 編集

大学全体 編集

教育および研究 編集

  • 東北生活文化大学短期大学部は生活科学系の学科のみだが、多彩なコースがあり男子学生も受け入れられている。過去には、体育科も設置されていた。

学風および特色 編集

  • 東北生活文化大学短期大学部は東北生活文化大学に併設されている関係上、両者との交流が盛んである。また、短大卒業後その大学へ編入学する学生もいる。

沿革 編集

東北生活文化大学の沿革も参考にされたい。

  • 1900年10月 法人の源流である東北法律学校開講(開校)
  • 1903年10月 東北女子職業学校開講(本科・別科・高等研究科)
  • 1913年2月 校舎移転(清水小路へ)
  • 1922年3月 東北法律学校廃止
  • 1924年3月 東北女子職業学校の高等研究科を廃止し、専攻科師範科を設置
  • 1926年3月 東北女子職業学校に高等師範科設置認可
  • 1928年3月 東北女子職業学校に高等師範科・研究科設置認可
  • 1940年3月 財団法人三島学園設置認可
  • 1944年4月 東北女子職業学校を東北女子実業学校へ改称、本科一部・本科二部と専攻科第一部(元・高等師範科)・専攻科第二部(元・専攻科と師範科)を置く
  • 1947年3月 東北女子実業学校の専攻科をもって三島学園女子専門学校設立の認可(被服科)
  • 1951年
    • 2月 運営主体を財団法人三島学園から学校法人三島学園に改組。また三島学園女子専門学校を三島学園女子短期大学に改称し、被服科と被服別科を設置
    • 3月 三島学園女子専門学校を廃止
  • 1952年3月 三島学園女子短期大学に別科被服専修第一部を設置
  • 1954年3月 三島学園女子短期大学に家政科二部(夜間部)と別科二部(被服専修)を増設認可
  • 1955年3月 三島学園女子短期大学に家政専攻科(1年制)を設置。被服科を家政科に改称
  • 1958年1月 三島学園女子短期大学の別科被服専修第一部を廃止
  • 1962年4月 体育科を新設
  • 1963年3月 別科二部を廃止
  • 1972年4月 家政科に家政・教職コースと家政・デザインコースを設置
  • 1974年3月 体育科を廃止
  • 1977年3月 家政科二部を廃止
  • 1987年4月 家政科のコースを生活科学コースと生活デザインコースに改称
  • 2001年4月 家政科を生活文化学科に改称、生活科学コースはトータルライフコース、生活デザインコースはマルチデザインコースへ改称
  • 2004年4月 東北生活文化大学短期大学部と改称し、男女共学化
  • 2005年4月 生活文化学科のコースを改め、生活学専攻(生活科学コース、生活情報コース、生活デザインコース)と子ども生活専攻を設置
  • 2012年 生活文化学科の生活学専攻を学生募集停止、食物栄養学専攻に改組

基礎データ 編集

所在地 編集

  • 宮城県仙台市泉区虹の丘1-18

交通アクセス 編集

象徴 編集

  • カレッジマークは大学と同じものとなっている。

年度別学生数 編集

- 家政科 体育科 出典
課程 一部 二部 一部 -
1954年 女312 女32 - [4]
1955年 不明 - [5]
1956年 不明 [5]
1957年 不明 [5]
1958年 女154 女43 - [6]
1959年 女160 女39 - [7]
1960年 女199 女38 - [8]
1961年 女219 女45 - [9]
1962年 女248 女43 女10 [10]
1963年 女285 女52 女27 [11]
1964年 女208 女28 女39 [12]
1965年 女218 女57 女56 [13]
1966年 女356 女65 女65 [14]
1967年 女402 女82 女61 [15]
1968年 女359 女75 女52 [16]
1969年 不明 [17]
1970年 女254 女44 女24 [18]
1971年 女182 女57 女8 [19]
1972年 女160 女46 - [20]
1973年 女167 記載なし - [21]
1974年 不明 - [22]
1975年 女193 女28 - [23]
1976年 女207 女7 - [24]
1977年 女218 - - [25]
1978年 女222 - - [26]
1979年 女232 - - [27]
1980年 女218 - - [28]-
1981年 女205 - - [29]
1982年 女185 - - [30]
1983年 女206 - - [31]
1984年 女232 - - [32]
1985年 女213 - - [33]
1986年 女252 - - [34]
1987年 女292 - - [35]
1988年 女279 - - [36]
1989年 女286 - - [37]
1990年 女288 - - [38]
1991年 女283 - - [39]
1992年 女277 - - [40][41]
1993年 女272 - - [42]
1994年 女270 - - [43]
1995年 女265 - - [44]
1996年 女246 - - [45]
1997年 女225 - - [46]
1998年 女195 - - [47]
1999年 女165 - - [48]

教育および研究 編集

組織 編集

学科 編集

  • 生活文化学科
    • 生活学専攻[1]:「生活科学」・「生活情報」・「生活デザイン」の各コースからなっている。
    • 食物栄養学専攻
    • 子ども生活専攻
過去の学科 編集
  • 体育科[3]
  • 家政科第二部[2]

専攻科 編集

  • なし

別科 編集

  • なし
取得資格について 編集
資格
  • 保育士:生活文化学科子ども生活専攻にて取得できる。大半の学生は取得している。
  • 栄養士免許:生活文化学科食物栄養学専攻にて取得できる。
教職課程
  • 中学校教諭二種免許状
    • 家庭:生活文化学科生活学専攻にて取得できた。過去にあった家政科II部にも設置されていた。
    • 保健体育:過去にあった体育科に設置されていた。
  • 幼稚園教諭二種免許状:生活文化学科子ども生活専攻にて設置されている。

学生生活 編集

部活動・クラブ活動・サークル活動 編集

学園祭 編集

  • 東北生活文化大学短期大学部の学園祭は大学との合同で毎年、概ね10月に行われている。

大学関係者と組織 編集

大学関係者一覧 編集

施設 編集

キャンパス 編集

  • 短期大学独自の建物としては、「短大棟」と「短大体育館」がある。

対外関係 編集

他大学との協定 編集

姉妹校 編集

卒業後の進路について 編集

就職について 編集

編入学・進学実績 編集

脚注 編集

  1. ^ a b 2012年度入学生をもって募集を終了。
  2. ^ a b 学生募集は1975年度入学生で最終。1982年9月30日をもって正式廃止。
  3. ^ a b 学生募集は1972年度入学生で最終。1974年9月20日をもって正式廃止。
  4. ^ 昭和30年度版『総覧』1373頁
  5. ^ a b c この年度における『総覧』が存在しないため。
  6. ^ 昭和34年度版『総覧』18頁
  7. ^ 昭和35年度版『総覧』16頁
  8. ^ 昭和36年度版『総覧』20頁
  9. ^ 昭和37年度版『総覧』20頁
  10. ^ 昭和38年度版『総覧』23頁
  11. ^ 昭和39年度版『総覧』25頁
  12. ^ 昭和40年度版『総覧』25頁
  13. ^ 昭和41年度版『総覧』28頁
  14. ^ 昭和42年度版『総覧』29頁
  15. ^ 昭和43年度版『総覧』29頁
  16. ^ 昭和44年度版『総覧』31頁
  17. ^ 昭和45年度版『総覧』31頁に記載はあるが、学園紛争により当年度の学生数の情報収集ができず、便宜上昨年度と同数で表示されている。
  18. ^ 昭和46年度版『総覧』31頁
  19. ^ 昭和47年度版『総覧』31頁
  20. ^ 昭和48年度版『総覧』33頁
  21. ^ 昭和49年度版『総覧』34頁
  22. ^ 昭和50年度版『総覧』36頁に記載はあるが、諸事情によりやむを得ず、昨年の学生数が表記されている。
  23. ^ 昭和51年度版『総覧』38頁
  24. ^ 昭和52年度版『総覧』38頁
  25. ^ 昭和53年度版『総覧』38頁
  26. ^ 昭和54年度版『総覧』39頁
  27. ^ 昭和55年度版『総覧』39頁
  28. ^ 昭和56年度版『総覧』41頁
  29. ^ 昭和57年度版『総覧』41頁
  30. ^ 昭和58年度版『総覧』42頁
  31. ^ 昭和59年度版『総覧』43頁
  32. ^ 昭和60年度版『総覧』43頁
  33. ^ 昭和61年度版『総覧』49頁
  34. ^ 昭和62年度版『総覧』49頁
  35. ^ 昭和63年度版『総覧』50頁
  36. ^ 昭和64年度版『総覧』53頁
  37. ^ 1990年度版『総覧』54頁
  38. ^ 1991年度版『総覧』54頁
  39. ^ 1992年度版『総覧』55頁
  40. ^ 1993年度版『総覧』56頁
  41. ^ 短大蛍雪 』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ、1992年9月臨時増刊号)179頁には「277(うち1年生138)」と表記されている。
  42. ^ 1994年度版『総覧』58頁
  43. ^ 1995年度版『総覧』60頁
  44. ^ 1996年度版『総覧』62頁
  45. ^ 1997年度版『総覧』63頁
  46. ^ 1998年度版『総覧』65頁
  47. ^ 1999年度版『総覧』58頁
  48. ^ 2000年度版『総覧』61頁
  49. ^ a b c d e 『東北生活文化大学 東北生活文化大学短期大学部 2008大学案内』より。
  50. ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集