東十条駅

東京都北区東十条にある東日本旅客鉄道の駅

東十条駅(ひがしじゅうじょうえき)は、東京都北区東十条三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。駅番号JK 37

東十条駅[* 1]
北口(2017年5月)
ひがしじゅうじょう
Higashi-Jūjō
JK 38 赤羽 (1.8 km)
(1.5 km) 王子 JK 36
地図
所在地 東京都北区東十条三丁目18-51
北緯35度45分46.6秒 東経139度43分39.7秒 / 北緯35.762944度 東経139.727694度 / 35.762944; 139.727694座標: 北緯35度45分46.6秒 東経139度43分39.7秒 / 北緯35.762944度 東経139.727694度 / 35.762944; 139.727694
駅番号 JK37
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 京浜東北線
(線路名称上は東北本線
キロ程 11.4 km(東京起点)
大宮から18.9 km
電報略号 ヒセ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
20,866人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1931年昭和6年)8月1日[1]
備考
  1. ^ 1957年に下十条駅から改称。
  2. ^ 南口に導入[2]
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南口(2017年5月)

乗り入れている路線は、線路名称上は東北本線であるが、当駅には電車線を走る京浜東北線電車のみが停車し、旅客案内では「東北(本)線」とは案内されていない。また、JRの特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。

歴史 編集

駅構造 編集

 
駅南側からホームを望む
手前の東北本線貨物線湘南新宿ライン)と列車線宇都宮線高崎線)奥の高架は東北新幹線

2面の島式ホームで中線1本を挟む2面3線の構造の地上駅[1]。中線である2番線と3番線の線路は共用となっている。改札口は北口、南口(いずれも自動改札機設置)があり、それぞれホーム両端から階段を上った位置にある。南口はお客さまサポートコールシステムが導入されており、終日インターホンによる対応となる[2]

自動券売機と多機能券売機の他、北口には指定席券売機が設置されている[2]

トイレは北口改札内にのみ設置され、南口に向かうホーム上には「南口にはトイレはありません」との注意書きが掲出されている。エスカレーターエレベーターも北口のみの設置であり、車いす利用客、身体障害者等で南口を利用する場合には駅社員の介助が必要になる。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先 備考
1   京浜東北線 南行 上野東京横浜磯子方面
2 線路を共用
3 北行 赤羽浦和大宮方面
4

(出典:JR東日本:駅構内図

3番線は北行の到着時降車専用ホームとして使用。電留線への出入区以外に、赤羽駅への送込みの回送電車がある関係で赤羽方面に進出することも可能。また、ダイヤ乱れ時や工事での区間運休時は北行の当駅折返し始発ホームとして使用される。

利用状況 編集

2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員20,866人である。京浜東北線の駅の中では上中里駅高輪ゲートウェイ駅新子安駅鶯谷駅に次いで5番目に少ない。

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 28,112 [* 1]
1991年(平成03年) 27,967 [* 2]
1992年(平成04年) 26,405 [* 3]
1993年(平成05年) 25,964 [* 4]
1994年(平成06年) 25,518 [* 5]
1995年(平成07年) 25,284 [* 6]
1996年(平成08年) 24,370 [* 7]
1997年(平成09年) 23,506 [* 8]
1998年(平成10年) 23,386 [* 9]
1999年(平成11年) 23,041 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]22,647 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]22,402 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]22,278 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]22,111 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]21,809 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]21,538 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]21,601 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]21,625 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]21,529 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]21,566 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]21,762 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]21,628 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]21,772 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]22,140 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]22,155 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]22,650 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]22,983 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]23,769 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]24,270 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]24,317 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]19,155
2021年(令和03年) [JR 22]19,475
2022年(令和04年) [JR 23]20,866

駅周辺 編集

東側に隣接して東北新幹線高架橋電留線があり、京浜東北線・根岸線の電車が留置されている。西側には東北本線の列車線と貨物線が並行して走り、線路際は武蔵野台地の突端に当たるとなっている。南口改札はこの崖から低地へ向かって線路群を乗り越す跨線橋に面している。なお、埼京線赤羽線十条駅が至近距離にあり、東に約1 km国道122号(北本通り)沿いには、東京メトロ南北線王子神谷駅がある。

バス路線 編集

北口徒歩約7分の環七通りと東本通りが交差する平和橋交差点周辺に「東十条四丁目」停留所が設置されている。

運行事業者 系統・行先
東十条四丁目(環七通り沿い)
都営バス 王78新宿駅西口杉並車庫前 / 王子駅前
国際興業バス
東十条四丁目(東本通り沿い)[注 1]
国際興業バス
赤31高円寺駅北口

隣の駅 編集

東日本旅客鉄道(JR東日本)
  京浜東北線
快速・各駅停車
赤羽駅 (JK 38) - 東十条駅 (JK 37) - 王子駅 (JK 36)

脚注 編集

記事本文 編集

注釈 編集

  1. ^ 環七通り沿いにも停車するものは記載略。

出典 編集

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、22頁。 
  2. ^ a b c d 駅の情報(東十条駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月14日閲覧。
  3. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、390頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 朝の国電が脱線 京浜東北一時不通に『朝日新聞』1969年12月26日(夕刊)3版 11面
  5. ^ “みどりの窓口 リストラ JR東 昨年〜今年63駅で廃止 後釜は券売機、客イライラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日) 
  6. ^ より安全な駅ホーム・踏切の実現に向けた取組みについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年4月7日。 オリジナルの2020年4月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200407061032/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200407_ho01.pdf2020年4月7日閲覧 
  7. ^ 駅の情報(東十条駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年10月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月4日閲覧。
広報資料・プレスリリースなど一次資料 編集
  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月23日閲覧。

利用状況 編集

  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目 編集

外部リンク 編集