松島みのり

日本の女性声優、女優、ナレーター (1940-2022)

松島 みのり(まつしま みのり、1940年12月1日[2] - 2022年4月8日[9])は、日本声優女優ナレーター[4]千葉県船橋市出身[3]。最終所属は青二プロダクション[5]。別名、松島三川[注 1]

まつしま みのり
松島 みのり
プロフィール
本名 笹原 ミノリ(ささはら みのり)[1]
愛称 みのりん[2]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本千葉県船橋市[3]
生年月日 (1940-12-01) 1940年12月1日
没年月日 (2022-04-08) 2022年4月8日(81歳没)
血液型 A型[3]
職業 声優女優ナレーター[4]
事務所 青二プロダクション(最終所属)[5]
配偶者 あり[6]
公式サイト 松島 みのり|株式会社青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[7]
身長 / 体重 152[3] cm / 48 kg
活動
活動期間 1963年[8] - 2020年[要出典]
デビュー作鉄腕アトム(アニメ第1作)』(カズスケ)[8][2]
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略歴 編集

1950年代から子役で活動を開始[8]。しかし芝居に興味がなく東京都立大学附属高等学校[6][8]時代の文化祭の舞台で皆が断っていたことからニコライ・ゴーゴリ作『検察官』のヒロインを演じており、高校卒業後は美術系大学に進学しようと考えていた[10]。受験に落ちて、偶然、演技研究生募集の新聞広告を見つけて応募[10]。NHK演技研究所出身[3]。同期に加藤みどり天地総子がいる[10]

その後は仲間が結成した劇団三十人会に入団し、舞台と並行して実写、子供が生まれてから声の仕事を始める[10][11]。その後は劇団新劇場[3]を経て、最後は青二プロダクションに所属していた[5]

NHK教育テレビ人形劇大きくなる子』で初レギュラー[10]。1963年にスタートした『鉄腕アトム』の端役でアニメデビュー[2]

2020年以降は病気療養のため仕事を徐々にセーブしていた[要出典]が、2022年4月8日午前7時45分、膵臓がんのため死去[9]。81歳没。訃報は4日後の4月12日に青二プロダクション公式サイトにて発表された[12]

人物 編集

音域はG3 - G4[3]

アニメの少年・少女役を多く演じていた[2]

特技は読書映画鑑賞[7]資格免許普通自動車免許[5]

既婚者で子供が2人いた[6]

出演 編集

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ 編集

1963年
1964年
1965年
1966年
1967年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1998年
1999年
2001年
2003年
2004年
2006年
2010年
2014年
2015年

劇場アニメ 編集

OVA 編集

ゲーム 編集

吹き替え 編集

映画 編集

ドラマ 編集

アニメ 編集

人形劇 編集

特撮 編集

ナレーション 編集

人形劇 編集

ラジオ 編集

テレビドラマ 編集

テレビ番組 編集

教育番組 編集

CM 編集

パチンコ・パチスロ 編集

CD 編集

  • あかねちゃん(テレビアニメ『あかねちゃん』主題歌)
  • ケンとチッチとポッポのチャチャチャ(『狼少年ケン』)
  • ハッスルパンチの歌(大山のぶ代 / 水垣洋子 / 松島みのり / 西六郷少年合唱団)
  • パンチ・タッチ・ブンの歌(大山のぶ代 / 水垣洋子 / 松島みのり)
  • ミートボールのミートくん(『キン肉マン』)
  • キン肉マン音頭(『キン肉マン』エンディング。神谷明&松島みのり。)
  • ムーミンのテーマ(カバー。懐かしのミュージッククリップ20のCDに収録。)
  • うちの親分(『ベムベムハンターこてんぐテン丸』エンディング。藤田淑子と。)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 「三川」の2文字を適切な位置で3文字に分解すると、カタカナの「ミノリ」と読める。
  2. ^ クレジットは「松島ミノリ」。
  3. ^ 』(1996年)、『F』(1997年)、『F完結編』(1998年)、『コンプリートボックス』(1999年)、『α』(2000年)、『α外伝』『α for Dreamcast』(2001年)、『IMPACT』(2002年)、『第2次α』『Scramble Commander』(2003年)、『MX』(2004年)、『第3次α』『MX PORTABLE』(2005年)、『Scramble Commander the 2nd』(2007年)、『A PORTABLE』『Z』(2008年)、『NEO』(2009年)

出典 編集

  1. ^ a b 「女性篇」『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年3月30日、530頁。ISBN 4-87376-160-3 
  2. ^ a b c d e 松島みのりwebsite=Excite News」『』エキサイト2023年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 青二プロダクション 松島 みのり”. 2016年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月11日閲覧。
  4. ^ a b 松島 みのり”. タレントデータバンク. 2020年6月13日閲覧。
  5. ^ a b c d 松島 みのり|株式会社青二プロダクション”. 2020年6月13日閲覧。
  6. ^ a b c 「いまブームの人気声優名鑑」『婦人倶楽部』1979年6月号、講談社、1979年6月、207頁。 
  7. ^ a b 松島 みのり” (PDF). 青二プロダクション公式サイト. 青二プロダクション. 2013年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月14日閲覧。
  8. ^ a b c d 松島みのり - CDJournal”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2023年2月7日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g "声優・松島みのりさん死去 81歳 『キン肉マン』ミート君、『怪物くん』市川ヒロシなど". ORICON NEWS. Oricon Inc. 12 April 2022. 2022年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月12日閲覧
  10. ^ a b c d e 「極 声魂/松島みのり」『声優アニメディア』2009年12月号、学研ホールディングス、2009年12月、100-101頁。 
  11. ^ 『アニメーション大百科』東京三世社、1981年、233頁。 
  12. ^ "弊社所属俳優 松島みのり 儀(享年81)". 青二プロダクション. 12 April 2022. 2022年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月13日閲覧
  13. ^ 未来からきた少年 スーパージェッター(モノクロ版)”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月11日閲覧。
  14. ^ あかねちゃん”. 東映アニメーション. 2016年6月16日閲覧。
  15. ^ 怪物くん”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年4月21日閲覧。
  16. ^ ウメ星デンカ”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2022年5月24日閲覧。
  17. ^ “どろろ”. 手塚治虫公式サイト. https://tezukaosamu.net/jp/anime/37.html 2016年5月6日閲覧。 
  18. ^ キックの鬼”. 東映アニメーション. 2016年6月4日閲覧。
  19. ^ 尾形英夫 編「声のヒーロー37人総登場」『ロマンアルバム(4) テレビランド増刊号 デビルマン』徳間書店、1978年2月25日、77頁。 
  20. ^ 植草信和 編「富野由悠季フィルモグラフィー(原口正宏)」『富野由悠季 全仕事』キネマ旬報社〈キネ旬ムック〉、1999年6月9日、416頁。ISBN 4-87376-514-5 
  21. ^ マジンガーZ”. 東映アニメーション. 2016年6月1日閲覧。
  22. ^ 『ミクロイドS』DVD-BOX、AVBA-29207〜11(DVD5枚組)、発売元:東映アニメーション、エイベックス・エンタテインメント、製造元:ポニーキャニオン、2009年3月27日、封入「ガイドブック」P4。
  23. ^ キャンディ・キャンディ : 作品情報”. アニメハック. 2018年2月7日閲覧。
  24. ^ ドカベン”. 日本アニメーション. 2016年8月2日閲覧。
  25. ^ のどか森の動物大作戦”. 日本アニメーションOFFICIAL SITE. 日本アニメーション. 2023年4月12日閲覧。
  26. ^ フウムーン”. 手塚治虫公式サイト. 2016年5月20日閲覧。
  27. ^ 魔法少女ララベル|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2024年3月28日閲覧。
  28. ^ ハロー!サンディベル|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2023年6月28日閲覧。
  29. ^ 南の虹のルーシー”. 日本アニメーション. 2016年6月23日閲覧。
  30. ^ キン肉マン”. 東映アニメーション. 2022年7月17日閲覧。
  31. ^ a b 中山基編「『キン肉マン』ヒストリー」『フィギュア王 No.119』ワールドフォトプレス、2008年1月30日、ISBN 978-4-8465-2701-3、31頁。
  32. ^ キャラクター/キャスト”. 東映アニメーションラインナップ. こてんぐテン丸. 東映アニメーション. 2023年6月9日閲覧。
  33. ^ ガラスの仮面”. エイケン オフィシャルサイト. 2016年6月11日閲覧。
  34. ^ 牧場の少女カトリ”. 日本アニメーション. 2016年6月22日閲覧。
  35. ^ コンポラキッド”. 東映アニメーション. 2016年6月8日閲覧。
  36. ^ おちゃめなふたご クレア学院物語”. トムス・エンタテインメント. 2016年6月10日閲覧。
  37. ^ きんぎょ注意報!”. 東映アニメーション. 2016年7月9日閲覧。
  38. ^ キン肉マン キン肉星王位争奪編”. 東映アニメーション. 2022年7月17日閲覧。
  39. ^ つる”. ONE PIECE.com. 2016年6月9日閲覧。
  40. ^ 魔犬ライナー0011変身せよ!|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2024年2月24日閲覧。
  41. ^ シリウスの伝説”. メディア芸術データベース. 2016年10月5日閲覧。
  42. ^ パタリロ! スターダスト計画”. メディア芸術データベース. 2016年9月28日閲覧。
  43. ^ キン肉マン|キャラクター/キャスト”. 東映アニメーション. 2022年7月24日閲覧。
  44. ^ “「劇場版 マジンガーZ」にグレートマジンガーも参戦!剣鉄也役は関俊彦”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年10月10日). https://natalie.mu/comic/news/252049 2017年10月10日閲覧。 
  45. ^ 静かなるドン”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年4月21日閲覧。
  46. ^ ハイブリッド給湯 暖房システム ECO ONE|CM&MAKING”. 2010年4月10日閲覧。

外部リンク 編集