森本レオ

日本の俳優、ナレーター、タレント

森本 レオ(もりもと レオ、1943年〈昭和18年〉2月13日[3][1] - )は、日本俳優ナレータータレント声優である。本名は森本 治行(もりもと はるゆき)。妻は元女優の森和代(もり かずよ、1950年9月8日 - 、本名・森本和代(もりもと かずよ))。ウータニア所属。

もりもと れお
森本 レオ
本名 森本 治行
生年月日 (1943-02-13) 1943年2月13日(81歳)
出生地 日本の旗 日本愛知県
身長 177 cm[1]
血液型 O型[1]
職業 俳優ナレータータレント声優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画ナレーション
活動期間 1967年 - 現在
配偶者 森本和代
著名な家族 森本類(長男)[2]森本絵瑠(長女)[要出典]
事務所 ウータニア
主な作品
テレビドラマ
黄色い涙
西村京太郎トラベルミステリー
愛という名のもとに
王様のレストラン
特命リサーチ200X』シリーズ
ショムニ (テレビドラマ)』シリーズ

アテレコ
きかんしゃトーマス
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愛知県名古屋市中川区[要出典]で生まれ育つ[4]愛知県立松蔭高等学校を経て[4]日本大学藝術学部卒業[5]

来歴 編集

浪人時代に中部日本放送でエキストラのアルバイトをしたことで演技に関心を持つが、大学在学中はコピーライターを志望していた。しかし、コピーライターという職業が認知されていなかった時代であったことや、父親の病気などもあり断念。

卒業後は生まれ育った名古屋に帰り、NHK名古屋制作のドラマ『高校生時代』(1967年)(後の『中学生日記』)で俳優デビュー[6][7]伊武雅刀とは、この時から親交がある。

1968年から東海ラジオ放送の深夜番組『ミッドナイト東海』のパーソナリティを務める。自分を指す第一人称として「『俺』を使わせて欲しい」とスタッフに頼み込んだが、当時は放送局の自主規制で許されなかった。そこで「芸名を『森本オレ』にするから、自分の芸名として『オレ』を使うのはいいだろう」と食い下がったがこれも拒否。仕方なく、オレを逆さまにして『玲夫(レオ)』とした。後にカタカナに改め、現在の芸名となる。同番組で人気を博していたにもかかわらず降板することになった原因は、森本が担当する日に自分の好きな知人(つボイノリオと見られる)を呼んで番組を任せたが下ネタを発言した事で教育委員会からクレームが付き、その責任を取る形で森本が番組を降板した[8]

1972年に東京に再び移り、俳優活動を本格化。

1974年漫画『若者たち』を大学時代の同窓である市川森一脚本で『黄色い涙』としてテレビドラマ化。自ら主演する。

平成に入ってからは『ショムニ』『王様のレストラン』に出演。

2010年2月27日心筋梗塞で都内の病院に緊急入院。処置が早かったため順調に回復し、3月9日に退院した。

私生活では森和代(森本和代)と、1971年5月10日石川県金沢市の広坂カトリック教会で挙式。結婚当時、妻の森和代(森本和代)は妊娠6か月で、同じ年(1971年)の10月20日に第一子の長男・森本類(るい)が誕生。その2年後(1973年)に第二子の長女・森本絵瑠(える)が誕生。

人物 編集

  • いわゆる「脱力系」の芸能人の代表格として挙げられる[9]
  • 風貌が似ている肥後克広によくモノマネされている。本人は「友達なくすよ」とコメントしているほか、ガスファンヒーターのCMで共演し、「共演しているのは弟?」と聞かれたこともある。
  • 1/fゆらぎを含む声を持つとされる[10]

疑惑 編集

  • 2002年に水沢アキが女性週刊誌上で、処女だった17歳時、森本に強姦されたと告発して騒動になった。森本は最初、肉体関係自体を否定したが、後に関係を持ったことは認めたものの、強姦は否定した[11]
  • 2006年にも石原真理子の自叙伝「ふぞろいな秘密」にて、処女だった17歳の彼女を強姦したことが暴露されている。演技指導の名目で森本の自宅に招かれ、何度も演技のダメ出しをされて泣きながらレッスンを受けるなか「今のよかった!!」とOKが出た途端、下着を脱がされて処女を奪われたとのこと。水沢アキとまったく同じ手口が非難の対象となっている[12]

出演 編集

テレビドラマ 編集

NHK 編集

日本テレビ 編集

テレビ朝日 編集

TBS 編集

テレビ東京 編集

フジテレビ 編集

独立局 編集

  • 猫忍(2017年) - ナレーター

WOWOW 編集

配信ドラマ 編集

映画 編集

オリジナルビデオ 編集

PV 編集

人形劇 編集

テレビアニメ 編集

劇場アニメ 編集

吹き替え 編集

ゲーム 編集

ナレーション 編集

ラジオ 編集

CM 編集

バラエティ 編集

音楽 編集

シングル 編集

ナレーション 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 放送当時は腸捻転解消前のため、TBS系列での放送であった。
  2. ^ テレビCMにはムーミンのキャラクターが登場していた。
  3. ^ 2018年5月11日、2018年7月27日、2019年3月8日、2019年4月5日、2023年12月15日の放送にて登場。
  4. ^ 楽曲内の番組、『世界の日本よ こんにちは』の司会者(本人役)として参加。
  5. ^ (※動画のタイトルは『「森本レオ×近藤晃央」90秒の究極の癒し空間』。ソニー・ミュージックYouTube公式チャンネル限定ムービーとして公開)

出典 編集

  1. ^ a b c 森本レオ”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2021年11月20日閲覧。
  2. ^ オール有名人アンケート うちの子の名前はこうしてつけました」『婦人生活 1973年9月号』第27巻第10号、婦人生活社、158頁。 
  3. ^ a b c 『DJ名鑑 1987』三才ブックス、1987年2月15日、153頁。NDLJP:12276264/77 
  4. ^ a b 「よみがえれ堀川 私も一言 2 俳優 森本 レオさん 筏の上、腹ばいに 〝聖域〟でアメリカ思い」『毎日新聞』2007年(平成19年)7月4日付朝刊22面(愛知)。
  5. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.561
  6. ^ NHK名古屋放送局、中部旧友会NHK名古屋放送局80年史編集委員会 企画・編集『NHK名古屋放送局80年のあゆみ』NHK名古屋放送局、2006年、108頁。 
  7. ^ アカイさんノート 中学生日記(1)”. NHKアーカイブス (2008年10月24日). 2018年9月13日閲覧。
  8. ^ チマタの噺テレビ東京 2016.8.23放送
  9. ^ 「時代の気分は脱力系 アニメ『へろへろくん』大人気」『朝日新聞』2000年10月17日付朝刊、23頁。
  10. ^ 鈴木松美編著『日本人の声』洋泉社<新書y>、2003年、第3部。
  11. ^ 有名美女23人戦慄の「襲撃事件」全真相(1)”. AsageiPlus. 徳間書店 (2012年1月13日). 2023年11月22日閲覧。
  12. ^ 有名人「下半身騒動」の始末書!(2)”. AsageiPlus (2018年6月6日). 2023年11月22日閲覧。 [さらに森本は、石原真理子(54)からも「17歳の時に演技指導と称して処女喪失」と明かされ、まったく同じ手口が非難の対象となっている。]
  13. ^ “仲間由紀恵さん主演・ドラマ10「美女と男子」制作スタート!”. 日本放送協会. (2015年2月3日). https://web.archive.org/web/20150203150452/https://www.nhk.or.jp/dramatopics-blog/22000/208547.html 2015年2月5日閲覧。 
  14. ^ 相棒17:第3話 “辞書の神様”が特命係に立ちはだかる」『MANTANWEB』、2018年10月31日。2023年11月22日閲覧。
  15. ^ 松下奈緒が“相棒”古田新太に「振り回されたい!」」『ウォーカープラス』、2015年2月10日。2023年11月22日閲覧。
  16. ^ 番組情報 -『アリバイ崩し承ります特別編 時計屋探偵とお祖父さんのアリバイ』”. テレビ朝日. 2023年11月22日閲覧。
  17. ^ “横浜流星、香川京子、森本レオが小芝風花主演作「天使のいる図書館」に出演”. 映画ナタリー. (2016年10月3日). https://natalie.mu/eiga/news/203931 2016年10月3日閲覧。 
  18. ^ Bartender”. メディア芸術データベース. 2016年8月17日閲覧。
  19. ^ 食卓コミュニケーション”. ACジャパン広告作品アーカイブ. ACジャパン. 2023年6月11日閲覧。
  20. ^ さんまさんの声が、まろやかな「あの人」の声に??』(プレスリリース)PR TIMES、2020年3月30日。 オリジナルの2022年4月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20220422220311/https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000055925.html2020年6月9日閲覧 
  21. ^ だしまろ酢CMの声は森本レオ!ほいけんた?さんま本人?まろやか声はいったい誰?”. CM紙芝居. 2022年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。
  22. ^ a b c 3rd−LOVEパラダイスー”. つんく♂オフィシャルウェブサイト. tsunku.net. 2022年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。
  23. ^ “森本レオ×近藤晃央”90秒の究極の癒し空間、“らへんライブ映像”が動画サイトで公開!!”. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2013年4月3日). 2023年2月4日閲覧。
  24. ^ 音楽ナタリー編集部: “近藤晃央「らへん」ティザー映像で森本レオと癒やしの共演”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2013年4月4日). 2019年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月4日閲覧。

関連項目 編集

  • 広井王子(マルチクリエイター。元森本の付き人で、後年自身が関わったゲーム『天外魔境 第四の黙示録』に森本を声優として起用している)

外部リンク 編集