消されたヘッドライン』(けされたヘッドライン、State of Play)は、2009年に公開されたアメリカイギリス合作のサスペンス映画。イギリスBBCのテレビドラマ『ステート・オブ・プレイ〜陰謀の構図〜』をハリウッドでリメイクした作品である。

消されたヘッドライン
State of Play
監督 ケヴィン・マクドナルド
脚本 マシュー・マイケル・カーナハン
トニー・ギルロイ
ビリー・レイ
原作 オリジナル脚本
ポール・アボット
製作 アンドリュー・ハウプトマン
ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
製作総指揮 ポール・アボット
ライザ・チェイシン
デブラ・ヘイワード
E・ベネット・ウォルシュ
出演者 ラッセル・クロウ
ベン・アフレック
レイチェル・マクアダムス
ヘレン・ミレン
音楽 アレックス・ヘッフェス
撮影 ロドリゴ・プリエト
編集 ジャスティン・ライト
製作会社 ワーキング・タイトル・フィルムズ
スタジオカナル
レラティビティ・メディア
アンデル・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 2009年4月17日
イギリスの旗 2009年4月22日
日本の旗 2009年5月22日
上映時間 127分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
製作費 $60,000,000[1]
興行収入 $87,812,371[2] 世界の旗
$37,017,955[2] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
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あらすじ 編集

夜のワシントンを、人ごみを押しのけながら走る黒人の青年。彼は何者かから逃れようとしていたが、物陰から外をうかがっていたところを射殺される。犯人はとどめを刺した後、偶然通りかかったピザの配達人をも射撃。とどめを刺そうとしたところで人が来て立ち去る。その翌朝、出勤途中の議員秘書ソニアは、地下鉄のホームから転落死する。彼女の上司で、若手注目株のコリンズ議員は、議長を務める民間軍事会社ポイントコープに関する公聴会席上で、そのことに言及して落涙。ソニアとコリンズが愛人関係にあったとスキャンダルになる。「ワシントン・グローブ」紙の敏腕記者、カル・マカフリーは大学以来の親友であるコリンズと、その妻で、元恋人のアンのことを思ってひそかに心を痛める。黒人青年射殺事件の担当になったカルは、被害者にかっぱらいの前科があること、また遺品の携帯電話の通話履歴から、彼がソニアに連絡していたことを突き止め、2つの事件の関連を調べ始める。

キャスト 編集

※括弧内は日本語吹き替え

製作 編集

当初カル・マカフリー役にはブラッド・ピットが、スティーヴン・コリンズ役にはエドワード・ノートンがキャスティングされていたが、映画制作の遅れを理由に降板。その後、マカフリー役はラッセル・クロウに、コリンズ役はベン・アフレックに変更された。

2007年11月の撮影を予定していたが、キャスティング変更により、2008年1月に撮影が始まった。同年4月に撮影終了。

評価 編集

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは216件のレビューで支持率は84%、平均点は6.90/10となった[3]Metacriticでは36件のレビューを基に加重平均値が64/100となった[4]

脚注 編集

  1. ^ Jennings, Marc (2009年2月). “20 to watch in 2009”. エンパイア: pp. 75 
  2. ^ a b State of Play” (英語). Box Office Mojo. 2011年10月16日閲覧。
  3. ^ "State of Play". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年11月23日閲覧
  4. ^ "State of Play" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年11月23日閲覧。

外部リンク 編集