第15次長期滞在(だい15じちょうきたいざい、Expedition 15)とは、国際宇宙ステーション(ISS)での15回目の長期滞在である。4名のクルーが参加したが、同時に滞在していたのは3名だった。第15次長期滞在の期間中に、STS-117によってS3/S4トラス、STS-118によってS5トラスが運び込まれ、トラスが2度に渡って拡張された。

第15次長期滞在
徽章
コールサイン Expedition 15
乗組員数 3名
打上げ日 2007年4月7日(ソユーズTMA-10)&2007年6月8日(STS-117)
打上げ機 ソユーズTMA-10STS-117
帰還日 2007年10月21日(ソユーズTMA-10)&2007年11月3日(STS-120)
帰還機 ソユーズTMA-10STS-120
宇宙遊泳時間 11時間2分
ミッション期間 196日17時間17分

左からアンダーソン、ユールチキン、コトフ
前回 次回
第14次長期滞在 第16次長期滞在

クルー 編集

職務[1] 第1期
(2007年4月-6月)
第2期
(2007年6月-10月)
船長 フョードル・ユールチキン, RSA
(2度目の飛行)
フライトエンジニア1 オレッグ・コトフ, RSA
(初飛行)
フライトエンジニア2 スニータ・ウィリアムズ, NASA
(初飛行)
クレイトン・アンダーソン, NASA
(初飛行)

クルーについて 編集

スニータ・ウィリアムズは、2006年12月11日にSTS-116ディスカバリーに乗ってISSに到着し、第14次長期滞在にも参加した。ユールチキンとコトフは、ソユーズTMA-10で2007年4月9日に到着した。

2007年4月26日、NASAは、ウィリアムズが当初の予定のSTS-118ではなく、STS-117アトランティスで地球に帰還すると発表した[2]。ウィリアムズは、2007年6月10日にアトランティスでISSに到着したクレイグ・アンダーソンと交代になった。

第15次長期滞在は、公式には第16次長期滞在の船長であるペギー・ウィットソンソユーズTMA-11に乗ってISSに到着し、2007年10月19日に交代式が行われた時点で終わったとされる。

バックアップ 編集

ミッションの詳細 編集

  • 発射:2007年4月7日(UTC)
  • ISSと結合:2007年4月9日(UTC)
  • ISSと分離:2007年10月21日(UTC)
  • 着陸:2007年10月21日(UTC)

宇宙遊泳 編集

  • EVA1:2007年5月30日 - ユールチキン、コトフ、5時間25分[3]
  • EVA2:2007年6月6日 - ユールチキン、コトフ、5時間37分[4]

合計:11時間2分

出典 編集

  1. ^ NASA (2006年). “NASA Announces New International Space Station Crew” (English). NASA. 2007年10月21日閲覧。
  2. ^ NASA. “NASA to Rotate Station Astronauts on Next Shuttle Mission”. NASA. 2009年9月22日閲覧。
  3. ^ NASA (2007年). “Spacewalk Complete, Debris Panels Installed” (English). National Aeronautics and Space Administration. 2007年10月21日閲覧。
  4. ^ NASA (2007年). “Cosmonauts Wrap Up Debris-Panel Spacewalk” (English). NASA. 2007年10月21日閲覧。

外部リンク 編集