第48回世界卓球選手権団体戦

第48回世界卓球選手権団体戦(だい48かいせかいたっきゅうせんしゅけんだんたいせん)は、2006年4月24日から5月1日まで、ドイツブレーメンAWDドームで開催された。男子は中国が3連覇、女子は中国が7連覇を果たした。

当初、開催地にはブレーメンの他にベオグラードが名乗りをあげていたが、2003年5月21日、第47回世界卓球選手権個人戦中の国際卓球連盟総会で開催地決定がなされる直前、ベオグラードが立候補を取り下げ、ブレーメンが開催地に決定した[1]

試合形式は11点5ゲーム制、シングルスのみ5試合中3試合を制したチームが勝利(ABCAB、XYZYXのいずれかの順に選手が出場)であった。

予選リーグはそれぞれが6チームずつ4つのリーグに分けて行われ、上位3位以内に入ったチームが決勝トーナメントで優勝を争った。

結果 編集

男子 編集

順位 チーム 主な出場選手
1   中国 王励勤馬琳王皓陳玘馬龍
2   韓国 朱世赫柳承敏呉尚垠李廷佑
3   ドイツ ティモ・ボルクリスティアン・ズースヨルグ・ロスコフバスティアン・シュテガーソルタン・フェイヤー=コーナート
3   香港 リ・チン高礼澤チェン・ユック
5   チェコ ピーター・コルベル、クラーセク、ビーボルニー
6   ロシア アレクセイ・スミルノフドミトリ・マズノフフェドル・クズミンキリル・スカチコフ
7   フランス パトリック・シーラダミアン・エロワ、ロー、ジョベール
8   オーストリア 陳衛星ヴェルナー・シュラガーロベルト・ガルドシュ
9   ルーマニア アドリアン・クリシャンアンドレイ・フィリモン
10   スウェーデン ヤン=オベ・ワルドナー、カールソン、スンクウィスト
11   ギリシャ カリニコス・クレアンガパナギオティス・ギオニス、チオカス
12   ベルギー ジャン=ミッシェル・セイブフィリップ・セイブマルティン・ブラタノフ、ボスト


予選[2] 1位 2位 3位 4位 5位 6位
A組   中国   ルーマニア   スウェーデン   イタリア   デンマーク   オランダ
B組   韓国   フランス   ベルギー   日本   クロアチア   ブラジル
C組   ドイツ   オーストリア   チェコ   セルビア   ノルウェー   ポーランド
D組   香港   ロシア   ギリシャ   チャイニーズタイペイ   ベラルーシ   スロバキア

女子 編集

順位 チーム 主な出場選手
1   中国 張怡寧王楠郭躍
2   香港 帖雅娜林菱柳絮飛
3   ベラルーシ ビクトリア・パブロビッチベロニカ・パブロビッチタチアナ・コストロミナ
3   日本 福原愛金沢咲希福岡春菜平野早矢香藤沼亜衣
5   韓国 金璟娥朴美英文炫晶
6   ハンガリー クリスティナ・トートゲオルギナ・ポータペトラ・ロバス
7   北朝鮮 キム・ミヨンコ・ウンギョンリョム・ウォンオク
8   オーストリア リュウ・ジャリ・チャンビン
9   シンガポール リ・ジャウェイチャン・シュエリンシー・ヤン
10   クロアチア タマラ・ボロシュコルネリア・バイダ、バオビッチ
11   ドイツ ニコレ・シュトルーゼエルケ・ボージク呉佳多クリスティン・ジルバーアイゼン
12   チェコ シュトルビーコバー、バチェノフスカ、スミシュチーコバー


予選[2] 1位 2位 3位 4位 5位 6位
A組   中国   ベラルーシ   チェコ   ルーマニア   セルビア   インド
B組   香港   北朝鮮   ハンガリー   フランス   ポーランド   チャイニーズタイペイ
C組   韓国   オーストリア   ドイツ   オランダ   イタリア   オーストラリア
D組   日本   クロアチア   シンガポール   ロシア   スロバキア   アメリカ合衆国

日本における放送 編集

テレビ東京系列で放送がされた。解説を佐藤利香、キャスターを照英、実況を植草朋樹、現地レポートを水原恵理、進行を大橋未歩が務めた。

脚注 編集

  1. ^ 2006年世界選手権はブレーメン!! バタフライ 2003年5月23日
  2. ^ a b グループ3位までが決勝トーナメント進出

外部リンク 編集