等エンタルピー定圧集団
等エンタルピー定圧集団（とうエンタルピーていあつしゅうだん、英: Isoenthalpic-isobaric ensemble）は、一定のエンタルピーと印加される一定の圧力を保つ統計力学的集団（アンサンブル）である。粒子の数も一定に保たれ、アンサンブルとも呼ばれる。1980年に物理学者のH. C. Andersenによって発表された[1]。このアンサンブルは全ての粒子の座標が関係のある系の可変容積を表わすもう一つの自由度を加える。容積はによって与えられるポテンシャルエネルギーと運動エネルギーの変数となる。エンタルピーは保存量である。
| 統計力学 | ||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||
| 熱力学 · 気体分子運動論 | ||||||||||||
| ||||||||||||
出典 編集
- ^ Andersen, Hans C. (1980). “Molecular dynamics simulations at constant pressure and/or temperature”. J. Chem. Phys. 72 (4): 2384–2393. doi:10.1063/1.439486.
 | この項目は、物理学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（プロジェクト:物理学／Portal:物理学）。 |