継続犯(けいぞくはん)とは、刑法学上の概念、用語の一つである。犯罪既遂となった後も、違法の状態が継続するような犯罪を言う。その典型例としては監禁罪不退去罪凶器準備集合罪等があるとされる。

違法状態が継続している以上、それに加担したものには共犯の成立が問題になり(ただし承継的共同正犯の問題が生じる)、被害者加害者に対し正当防衛することができ、また第三者に対し緊急避難をすることができる。また、公訴時効の進行は違法状態が終了したときから始まる。

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