詫間町

日本の香川県三豊市の広域地名
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詫間町(たくまちょう)は、香川県三豊市に存在する地区。また、かつて、香川県三豊郡にあった。この記事では自治体時代の詫間町、現在の三豊市詫間地区(詫間支所管内)の両方について記述する。

詫間地区
たくま
日章旗 日本
地方 四国地方
都道府県 香川県
自治体 三豊市
旧自治体 三豊郡詫間町
世帯数
5,830世帯
総人口
13,345
住民基本台帳人口、2019年1月1日現在)
隣接地区 市内:三野地区仁尾地区
三豊市役所詫間支所
所在地 〒769-1101
香川県三豊市詫間町詫間1138番地13
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瀬戸内海に突き出たような形の荘内半島を含む風光明媚な地域で、紫雲出山浦島太郎伝説で知られている。また、町内には有人の粟島志々島、無人の丸山島を持つ。粟島、志々島までは須田港宮の下港より連絡船が出ている。

古くから製塩業が盛んであったが、臨海部の開発に取り組み、詫間港を中心とした臨海工業ゾーンを創出している。一方、半島、島しょ部では従来の除虫菊に代わり、マーガレット等の花卉園芸や自然と気候をいかした観光・レジャーに力を注いでいる。

荘内半島を周回する海沿いの道路は眺めがすばらしく、格好のドライブルートとして知られている。

地理 編集

北西部に紫雲出山、妙見山を頂く荘内半島を持ち、西側は燧灘に面しており、北部には詫間湾を挟み粟島・志々島が浮かんでおり、その先には備讃瀬戸が広がっている。

また半島の付け根に当たる部分に高瀬川が流れて瀬戸内海に注いでおり、川を挟んで西側には町役場・学校など、東側には詫間駅があり高瀬川の河口部を中心として町の市街地がある。 気候は、温暖、山紫水明の恵まれた自然環境に包まれている。

  • 山:紫雲出山、妙見山
  • 河川:高瀬川
  • 島:志々島、粟島、唐島、丸山島、三玉岩

歴史 編集

たくまちょう
詫間町
 
 
詫間町旗
 
詫間町章
詫間町旗 詫間町章
廃止日 2006年1月1日
廃止理由 新設合併
仁尾町高瀬町豊中町山本町財田町詫間町三野町三豊市
現在の自治体 三豊市
廃止時点のデータ
  日本
地方 四国地方
都道府県 香川県
三豊郡
市町村コード 37426-1
面積 31.92 km2.
総人口 15,128
(2005年03月01日)
隣接自治体 三豊郡三野町仁尾町
(海を隔てて隣接)
仲多度郡多度津町観音寺市岡山県笠岡市広島県福山市
町の木 マツ
町の花 キク
詫間町役場
所在地 769-1101
香川県三豊郡詫間町大字詫間1338番地13
外部リンク 詫間町(Internet Archive)
座標 北緯34度13分15.3秒 東経133度40分24.3秒 / 北緯34.220917度 東経133.673417度 / 34.220917; 133.673417 (詫間町)
ウィキプロジェクト
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浦島太郎伝説 編集

現在の荘内地区は、かつて「浦島」と呼ばれていたことがあり、町内に浦島太郎に由来する地名がいくつか存在する。また、三代目浦島太郎が存在する。 詳細は浦島太郎#香川県三豊市詫間町の浦島伝説を参照。

自治体の取り組み 編集

町興しの一環として、浦島太郎関連のモニュメントが数多く作られている。

竜宮城玉手箱を模した公衆トイレが存在する。

さぬき浜街道の三豊市詫間町松崎〜三豊市詫間町詫間は、街路灯が竜宮城を模したデザインになっている。

三豊市コミュニティバス停留所の標識で詫間町内にあるものは、竜宮城を模したプレートが採用されている。

高瀬川 (香川県)にかかる詫間大橋においては、親柱が竜宮城浦島太郎像に、高欄には太郎が亀にまたがり竜宮城に向かうシーンがデザインされており、街路灯は竜宮城を模した物となっている。

自治体交流 編集

地域 編集

教育 編集

保育所 編集

  • 須田保育所
  • 詫間保育所
  • 松崎保育所

幼稚園 編集

  • 詫間幼稚園
  • 松崎幼稚園

小学校 編集

中学校 編集

高等専門学校 編集

医療 編集

病院 編集

産業 編集

  • 港湾産業の誘致に成功し、臨海工業ゾーンを形成している。1970年に、香川県で3番目の貿易港に指定されている。
  • 良好な漁港に恵まれ、漁業が盛んである。

施設 編集

  • たくまシーマックス
  • 三豊市詫間町民俗資料館・考古館
  • マリンウェーブ(三豊市文化会館)
  • 三豊市立永康病院

交通 編集

鉄道路線 編集

道路 編集

高速道路

町内に高速道路は走っていない

県道

バス 編集

連絡船 編集

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 編集

観光 編集

出身有名人 編集

ロケ地 編集

脚注 編集

  1. ^ 機関車先生”. 香川フィルムコミッション. 2017年6月8日閲覧。
  2. ^ 三豊市がロケ地に”. 三豊市. 2017年6月8日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集