追いつめられて』(原題: No Way Out)は1987年アメリカ映画アメリカ国防省を舞台にしたサスペンス映画である。1948年製作の映画『大時計』のリメイクで、ブラッド・ピットの映画デビュー作でもある。

追いつめられて
No Way Out
監督 ロジャー・ドナルドソン
脚本 ロバート・ガーランド
原作 ケネス・フィアリング
製作 ロバート・ガーランド
ローラ・ジスキン
製作総指揮 メイス・ニューフェルド
出演者 ケヴィン・コスナー
ジーン・ハックマン
音楽 モーリス・ジャール
撮影 ジョン・オルコット
編集 ウィリアム・ホイ
ニール・トラヴィス
配給 アメリカ合衆国の旗 オライオン・ピクチャーズ
日本の旗 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 1987年8月14日
日本の旗 1988年2月13日
上映時間 114分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $15,000,000
興行収入 $35,509,515[1]
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ストーリー 編集

海軍将校のトム・ファレル中佐は、アメリカからマニラに戻る途中、甲板で見張っていたクルーが高波にさらわれた所を救助する。新聞記事でこの救助劇を見たデヴィッド・ブライス国防長官は、トムをペンタゴンに転属させる。

パーティーで出会ったスーザンと再会したトムは、スーザンがブライスの愛人だったことを知る。そんな夜、言い争いの末プライスがスーザンを殺害。ブライスの法律顧問であるスコットの策略で、事件の捜査を任されたトムが徐々に殺人犯扱いされてしまう。

名目は、ソ連のスパイであるKGB諜報員ユーリを内偵することだったのだが、事実とリンクしてしまう二重構造が物語の舞台。

キャスト 編集

役名 俳優 日本語吹き替え
ソフト版 テレビ朝日 テレビ東京
トム・ファレル ケヴィン・コスナー 大塚芳忠 津嘉山正種
デヴィッド・ブライス ジーン・ハックマン 筈見純 小林修 石田太郎
スーザン・アトウィル ショーン・ヤング 山田美穂 戸田恵子 幸田直子
スコット・プリチャード ウィル・パットン 相沢正輝 富山敬 谷口節
サム・ヘッセルマン博士 ジョージ・ズンザ 荒川太郎 神山卓三 玄田哲章
ビリー・デュバル議員 ハワード・バフ 北川勝博 大木民夫 中庸助
ケビン・オブライエン レオン・ラッサム 水内清光 大山高男 筈見純
ドノバン少佐 ジェイソン・バーナード 坂口芳貞 糸博
ニーナ・ベカ イマン 高島雅羅 横尾まり
マーシャル長官 フレッド・ダルトン・トンプソン 筈見純 加藤正之

スタッフ 編集

評価 編集

レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは47件のレビューで支持率は91%、平均点は7.40/10となった[2]Metacriticでは18件のレビューを基に加重平均値が77/100となった[3]

脚注 編集

  1. ^ No Way Out (1987)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月16日閲覧。
  2. ^ "No Way Out". Rotten Tomatoes (英語). Fandango Media. 2022年10月28日閲覧
  3. ^ "No Way Out" (英語). Metacritic. Red Ventures. 2022年10月28日閲覧。

外部リンク 編集