金田駅

日本の福岡県田川郡福智町にある平成筑豊鉄道の駅

金田駅(かなだえき)は、福岡県田川郡福智町金田にある平成筑豊鉄道である。

金田駅
駅舎(2006年12月)
かなだ
Kanada
(ふじ湯の里・日王の湯温泉金田)
地図
所在地 福岡県田川郡福智町金田
北緯33度40分59.34秒 東経130度46分35.74秒 / 北緯33.6831500度 東経130.7765944度 / 33.6831500; 130.7765944座標: 北緯33度40分59.34秒 東経130度46分35.74秒 / 北緯33.6831500度 東経130.7765944度 / 33.6831500; 130.7765944
所属事業者 平成筑豊鉄道
電報略号 カナ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
273人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1893年明治26年)2月11日[1]
乗入路線 2 路線
所属路線 伊田線
駅番号 HC10
キロ程 9.8 km(直方起点)
HC9 人見 (0.7 km)
(1.8 km) 上金田 HC11
所属路線 糸田線
駅番号 HC10
キロ程 0.0 km(金田起点)
(1.5 km) 豊前大熊 HC51
テンプレートを表示

車両基地と平成筑豊鉄道本社があり、同社の中心的な駅となっている。伊田線糸田線との分岐駅のため、乗務員がこの駅で交代することが多い。駅番号は伊田線・糸田線共にHC10

2009年平成21年)4月1日より、方城振興開発(当時、福智町内で日帰り温泉施設「ふじ湯の里」を運営)と、財団法人福智町健康交流体験協会(同じく福智町内で「日王の湯温泉」を運営)が共同でネーミングライツを取得し、副駅名付きの駅名がふじ湯の里・日王の湯温泉金田駅となっている[2]

歴史 編集

駅構造 編集

 
構内の様子
(車庫側に4番のりばがある)

駅舎側に単式ホーム1面、反対側は島式ホームに上金田 / 豊前大熊方に切欠きホーム(3番のりば ※使用停止中)が設けられた1面3線(合計2面4線)を有する地上駅である。駅舎がある1番のりばと島式ホーム側の2-4番のりばとは地下連絡通路および跨線橋で繋がっている。1番のりばは駅舎の入口にスロープが併設されているため、車椅子での利用が可能であるが、2-4番のりばは地下連絡通路と跨線橋の両方にエレベーターがなく、完全に非対応である。

駅舎には平成筑豊鉄道本社が併設されており[5]、平日のみ出札窓口が営業している。また2-4番のりばの直方寄りには金田運転指令室があり、全線の運転指令業務および金田駅構内の信号取扱い業務を行うほか、乗務員基地にもなっている。

なお、駅舎のテナントとして居酒屋が入居している。

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先 備考
1 伊田線
田川線直通含む)
上り 田川伊田行橋方面[6]  
糸田線 - 田川後藤寺方面[6] 直方方面からの直通列車のみ
2 伊田線
糸田線直通含む)
下り 直方方面[6]  
3 - - (臨時ホーム) 使用停止中
4 糸田線 - 田川後藤寺方面[6] 当駅始発のみ

利用状況 編集

各年度の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表のとおり[7]

年度 1日平均乗降人員 1日平均乗車人員
2006年 1,210
2015年 672
2016年
2017年 288
2018年 273
2019年 264

駅周辺 編集

駅周辺は旧・金田町の中心である。

バス路線 編集

  • 福智町福祉バス

 

隣の駅 編集

平成筑豊鉄道
伊田線
人見駅 (HC9) - 金田駅 (HC10) - 上金田駅 (HC11)
糸田線
金田駅 (HC10) - 豊前大熊駅 (HC51)

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、792頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b “平成筑豊鉄道:駅命名権、新たに14駅契約 あすから企業名など表示” 毎日新聞 (毎日新聞社): p23.地方版/福岡 (2009年3月31日 朝刊)
  3. ^ “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日) 
  4. ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
  5. ^ a b “本社を伊田線金田駅構内に移転 平成筑豊鉄道”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年7月21日) 
  6. ^ a b c d 時刻表:金田駅”. へいちくネット. 平成筑豊鉄道. 2022年12月28日閲覧。
  7. ^ 九州運輸要覧”. 九州運輸局. 2023年4月1日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集