ː

ː・ちょう)は国際音声記号の一つで、長い音を表す。前の文字が母音の場合は長母音子音の場合は長子音となる。母音の場合は日本語の仮名の「」で表される発音になるが、子音の場合は「ー」で表される発音にはならない。

長 (発音記号)
ː
IPA 番号 503
IPA 表記 [ː]
Unicode U+02D0
文字参照 ː
JIS X 0213 1-11-53
X-SAMPA :
Kirshenbaum :

概要 編集

日本語の場合は、長母音の「あー」の IPA の表記は [aː ] となる。

長子音としては、促音に使用できる。たとえば「あった」は長子音として[atː a]と表すことができる。

長音よりも短い発音を表すために半長の発音記号[ˑ ]もある。

編集

日本語 編集

ああ [aː ]
東宮(とうぐう) [toː ŋɯː ]
良い(イー) [iː ]
ケーキ [keː ki]
悪化(あっか) [akː a]
あっさり [asː aɾi]
あった [atː a]
あんな [anː a]
按摩(あんま) [amː a]
案外(あんがい) [aŋː ai]

日本語以外 編集

関連項目 編集