馬込沢駅
馬込沢駅(まごめざわえき)は、千葉県船橋市藤原七丁目にある、東武鉄道野田線(東武アーバンパークライン)の駅である。駅番号はTD 32。
馬込沢駅 | |
---|---|
まごめざわ Magomezawa | |
◄TD 31 鎌ヶ谷 (2.5 km) (2.4 km) 塚田 TD 33► | |
所在地 | 千葉県船橋市藤原七丁目2番1号 |
駅番号 | TD32 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 |
■野田線 (東武アーバンパークライン) |
キロ程 | 57.7 km(大宮起点) |
電報略号 | マコ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
24,046人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)12月27日 |
備考 | 1924年に法典駅より改称 |
歴史 編集
駅は船橋市と鎌ケ谷市、船橋市の飛び地の境界線上にある。地名としての馬込沢は鎌ケ谷市内にある。
- 1923年(大正12年)12月27日:北総鉄道船橋線の法典駅として開業[1]。
- 1924年(大正13年)4月1日 - 馬込沢駅と改称[2]。
- 1929年(昭和4年)11月22日:北総鉄道が総武鉄道に社名変更[3]
- 1944年(昭和19年)3月1日:陸上交通事業調整法に基づき、東武鉄道が総武鉄道を吸収合併したことに伴い、同社の船橋線の駅となる[3]。
- 1948年(昭和23年)4月16日:船橋線を野田線に統合したことに伴い、野田線の駅となる。
- 1980年代中頃 - 現在の駅舎となる。
- 2009年(平成21年)3月 - バリアフリー対応工事完成。
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西口 旧駅名看板(2007年9月20日)
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東口 旧駅名看板(2007年9月20日)
駅構造 編集
相対式ホーム2面2線を有する地上駅だが、築堤上にホームがあり、その下に改札口があるため、構造は高架駅に近い。
かつては船橋方面ホーム側に駅舎があったが、1980年代中頃に両ホームを連絡する地下通路に改札口と西口・東口の2方向の出口が新設された。改札と正対する反対側にはパン屋・コンビニエンスストアがある。エレベーターは各ホーム階段の北側と東口の階段脇にある。西口の階段脇にはスロープが設置されている。この他、車椅子用専用出入口が各ホーム船橋側に設けられている。トイレは、船橋方面ホーム(2番線)のほか、改札脇に多機能トイレが設置されている。駅構内の案内板はピクトグラムを用いたデザインに一新された。ホームにあった吊下式駅名標と路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型になった自立式案内板が設置されたほか、発車標も設置された。[要出典]
1999年11月24日までは、当駅始発列車が存在した。[要出典][注釈 1]
のりば 編集
番線 | 路線 | 方向 | 行先[4] |
---|---|---|---|
1 | 東武アーバンパークライン | 上り | 柏方面 |
2 | 下り | 船橋方面 |
利用状況 編集
2022年度の1日平均乗降人員は24,046人であり[5]、野田線の各駅停車のみ停車する駅では最も多い。また、野田線単独駅としても、岩槻駅に次ぐ。
近年の1日乗降・乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] |
1日平均 乗車人員[8] |
出典 |
---|---|---|---|
1995年(平成 | 7年)16,266 | [* 1] | |
1996年(平成08年) | 15,900 | [* 2] | |
1997年(平成09年) | 15,198 | [* 3] | |
1998年(平成10年) | 14,974 | [* 4] | |
1999年(平成11年) | 14,783 | [* 5] | |
2000年(平成12年) | 14,773 | [* 6] | |
2001年(平成13年) | 14,475 | [* 7] | |
2002年(平成14年) | 28,238 | 14,132 | [* 8] |
2003年(平成15年) | 27,984 | 13,993 | [* 9] |
2004年(平成16年) | 27,486 | 13,697 | [* 10] |
2005年(平成17年) | 27,574 | 13,700 | [* 11] |
2006年(平成18年) | 27,684 | 13,726 | [* 12] |
2007年(平成19年) | 27,570 | 13,806 | [* 13] |
2008年(平成20年) | 27,307 | 13,693 | [* 14] |
2009年(平成21年) | 26,865 | 13,492 | [* 15] |
2010年(平成22年) | 26,458 | 13,303 | [* 16] |
2011年(平成23年) | 25,998 | 13,122 | [* 17] |
2012年(平成24年) | 26,390 | 13,295 | [* 18] |
2013年(平成25年) | 26,702 | 13,466 | [* 19] |
2014年(平成26年) | 26,219 | 13,221 | [* 20] |
2015年(平成27年) | 26,465 | 13,442 | [* 21] |
2016年(平成28年) | 26,518 | 13,387 | [* 22] |
2017年(平成29年) | 26,786 | 13,513 | [* 23] |
2018年(平成30年) | 26,787 | 13,506 | [* 24] |
2019年(令和元年) | 26,529 | 13,375 | [* 25] |
2020年(令和 | 2年)20,928 | ||
2021年(令和 | 3年)22,243 | ||
2022年(令和 | 4年)24,046 |
駅周辺 編集
駅近辺は住宅密集地である。駅南側には千葉県道59号市川印西線(木下街道)、東側には千葉県道8号船橋我孫子線(船取県道)が走る。
東口 編集
西口 編集
- 船橋警察署 法典交番
- 鎌ケ谷市南児童センター
- 千葉県立船橋特別支援学校
- 千葉県立船橋法典高等学校
- 千葉県立船橋啓明高等学校
- 船橋市立法田中学校
- 船橋市立旭中学校
- 船橋市立法典小学校
- 船橋藤原三郵便局
- 東京東信用金庫 馬込支店
- ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム - 徒歩30分。
- Luz船橋 - スーパーマーケット、雑貨、薬局、診療所などが入居。
- ヨークマート 藤原店
- サンドラッグ 藤原店
- 業務スーパー藤原店
- ジェーソン 船橋藤原店
- マツモトキヨシ 馬込沢店
- 法典公園
- 藤原市民の森
- 丸山市民の森
バス路線 編集
最寄りバス停留所は、西口ロータリーに位置する船橋新京成バスの「馬込沢駅」とちばレインボーバスの「馬込沢駅」、東口に位置する「馬込沢駅東口」および東口より徒歩3分で木下街道上にあるちばレインボーバスの「馬込沢駅」である。
なお、2010年12月1日から東口に船橋新京成バスの「馬込沢駅東口」停留所が設置され、丸山地区を循環する「丸山循環線」が試験的に運行されていたが[9][10]、2011年2月28日に試験期間は終了したことから、運行休止とされた[11]。その後、同年7月4日以降、船橋市の支援を受けて実験の再開が発表された[12]。期間は2012年3月までの予定であり、合計利用者が200人に満たなければ廃止を検討するとしていたが、2017年現在も運行している。
また、二和地区の交通不便を解消するため、船橋新京成バスがちばレインボーバスの「馬込沢駅」(木下街道側)とほぼ同位置に「馬込沢駅入口」バス停を新設、同バス停から二和グリーンハイツまでを結ぶ「二和グリーンハイツ線」2路線を2016年8月1日から試験運行を開始[13]、2017年4月1日からは西口ロータリーへの乗り入れを実施している(「馬込沢駅入口」バス停は存置)[14][15]。しかし、二和グリーンハイツ線は2018年3月31日をもって運行休止となった。
のりば | 系統 | 行先 | 運行事業者 | 営業所 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
西口 | 馬01(ドレミ号) | 慈祐苑 | ■船橋新京成バス | 鎌ヶ谷 | 屋根付ののりば |
法典線(フラワー号) | 桐畑 | ■■■ちばレインボーバス | 白井 | 新京成の乗り場の後ろ・屋根なし | |
木下街道沿い | 白井線 | 白井駅 白井車庫 西船橋駅 |
東口駅前の道を船橋側に進み、突き当たりで左折。 待合スペース少。西船橋方面行のみベンチあり。 | ||
東口 | 馬02(丸山循環線) | 馬込沢駅東口 | ■船橋新京成バス | 鎌ヶ谷 |
隣の駅 編集
脚注 編集
注釈 編集
- ^ 船橋駅からの複線が当駅で一旦終わっていた頃、当駅場内の柏駅方に単複境界の両渡り線と引上線を設置しており、朝ラッシュ時間帯のみ当駅始発船橋行きを設定していた(船橋駅からの送り込みは回送)。複線化に伴い両渡り線を撤去、引上線を上り本線へ転用し棒線駅となった。
出典 編集
- ^ 「地方鉄道運輸開始」『官報』1924年1月10日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「地方鉄道駅名改称」『官報』1924年4月5日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b “東武鉄道 野田線”. 船橋市都市計画部都市計画課 交通政策室. 2011年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月10日閲覧。
- ^ “馬込沢駅 構内マップ”. 東武鉄道. 2023年10月1日閲覧。
- ^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
- ^ 船橋市統計書 - 船橋市
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 千葉県統計年鑑
- ^ 『【船橋新京成バス】船橋市内実証実験『丸山循環線』の運行開始について』(プレスリリース)新京成電鉄、2010年11月22日 。2023年6月16日閲覧。
- ^ “地域公共交通活性化協議会/平成22年度事業”. 2023年6月16日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 『【船橋新京成バス】船橋市内実証実験『丸山循環線』の運行休止について』(プレスリリース)新京成電鉄、2011年2月21日 。2023年6月16日閲覧。
- ^ 『2011.7.4(月)より 丸山循環線の実証実験運行を再開します。』(pdf)(プレスリリース)新京成電鉄、2011年6月27日 。2023年6月16日閲覧。
- ^ 『2016.8.1(月)より二和グリーンハイツ線の試験運行を開始します。』(pdf)(プレスリリース)新京成電鉄、2016年7月20日 。2023年6月16日閲覧。
- ^ 『【船橋新京成バス】二和グリーンハイツ線 停留所新設に伴い馬込沢駅ロータリーでの乗降を開始します(4/1~)』(プレスリリース)新京成電鉄、2017年3月22日 。2023年6月16日閲覧。
- ^ “【船橋新京成バス】二和グリーンハイツ線バスのりばのご案内” (pdf). 新京成電鉄 (2017年3月22日). 2023年6月16日閲覧。
- ^ “西船橋・千葉ニュータウン・成田線 - 深夜急行バス”. 成田空港交通. 2023年6月16日閲覧。
出典 編集
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
関連項目 編集
外部リンク 編集
- 馬込沢駅(駅情報) - 東武鉄道
- 船橋新京成バス 馬込沢駅