高山 美瑠(たかやま みる、1981年2月16日 -)は、日本の元歌手。愛称は美瑠嬢みるみる美瑠チャンなど。

高山 美瑠
生誕 (1981-02-16) 1981年2月16日(43歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
ジャンル J-POP
アニメソング
職業 歌手
担当楽器 ボーカル
コーラス
活動期間 1999年 - 2000年
レーベル ワーナーミュージック・ジャパン
(1999年 - 2000年)
事務所 Little Station
共同作業者 TWO-MIX
公式サイト Little Station

東京都出身、声優TWO-MIXボーカル高山みなみの従姉妹。

来歴 編集

音楽スクールにてボイストレーニングを受ける傍ら、TWO-MIXのデモテープの制作を手伝っていた。

1999年TWO-MIXが前所属事務所から独立、「エンターテインメント路線の実現」と称して新事務所「Little Station」を立ち上げると、その「エンターテインメント路線」の一環として、同年5月にワーナーミュージック・ジャパンから「高山美瑠 with TWO-MIX」名義でデビューした。全く無名だったにもかかわらず、新曲発売の告知ポスターを作成するなど宣伝活動が大々的に行われた。デビュー当初のキャッチコピーは「デジタリスト、download(生マレル)」。

2000年には高山みなみとのユニット「M★TWO-MinaMiru-」(エム トゥー ミナミル)を結成。しかし、同年3月に発売された実質の美瑠名義のアルバム(ベスト・アルバム)『Single & Single』では新曲が一曲も無く、さらに同じ曲のアレンジ違いを3曲収録するなど、事実上新規の活動といえるものはなかった。このことについて永野椎菜はLittle Stationのホームページ上で「TWO-MIXは美瑠に冷たいというが、一生懸命最善を尽くしてやってきた。自分のやって来たことが力量不足と言われると悲しい」とコメントしている。その後、美瑠は自らの希望でアメリカへ留学する為に歌手活動を休止。

現在再開の目処は立っておらず、事実上の引退となっている。

高山美瑠 with TWO-MIX 編集

『高山美瑠 with TWO-MIX』名義のシングル曲はTWO-MIXのアルバム『RHYTHM FORMULA』でセルフカバーしている。TWO-MIXはこれをオリジナルヴァージョンとして、タイトルに「1ST」を冠している[1]

2021年、TWO-MIXの上記名義のシングル3枚が音楽配信サービスで解禁された。

ディスコグラフィー 編集

シングル 編集

発売日 タイトル カップリング 形態 製造番号 順位[2]
高山美瑠 with TWO-MIX
1st 1999年5月12日 JUSTICE〜Future Mystery〜 LITTILE SKY WALKER 8cmCD WPD7-10006 20位
2nd 1999年8月25日 Kiss Kiss -another possibility- WPD7-10010 29位
3rd 1999年11月10日 RHYTHMIC YOUTH RHYTHMIC YOUTH -another possibility- マキシシングル WPC7-10038 43位
BECAUSE I LOVE YOU
M★TWO-MinaMiru-
1st 2000年2月23日 37℃〜微熱戦記〜 37℃-0.5℃ マキシシングル WPC7-10041 43位
37℃+1.5℃

アルバム 編集

発売日 タイトル 形態 製造番号 順位[2]
M★TWO-MinaMiru-
1st 2000年3月23日 Single & Single CD WPC7-10043 59位

タイアップ曲 編集

楽曲 タイアップ 時期 収録作品
JUSTICE〜Future Mystery〜 よみうりテレビ日本テレビ系アニメ『金田一少年の事件簿』オープニングテーマ 1999年 シングル「JUSTICE〜Future Mystery〜
RHYTHMIC YOUTH テレビ東京系『クイズ赤恥青恥』エンディングテーマ シングル「RHYTHMIC YOUTH
37℃〜微熱戦記〜 テレビ東京系アニメ『ジバクくん』エンディングテーマ[3] 2000年 シングル「37℃〜微熱戦記〜

脚注 編集

  1. ^ 「1ST KISS」は間奏部分が若干オリジナルと異なっている。
  2. ^ a b 順位はいずれもオリコンチャートによる最高順位。
  3. ^ 使用されたのは「37℃-0.5℃」の音程とスピードをアップさせたもの。

外部リンク 編集

  • Little Station TWO-MIX公式サイト。高山美瑠の日記の過去ログ