黒旗(こっき、アラビア語:الراية السوداء, al-rāya al-sawdāʾ, アッ=ラーヤ・アッ=サウダー)は、イスラム教の伝統の中で、預言者ムハンマドが掲げた黒、白、黄と複数種類あった旗の一つ[1]

747年のアッバース革命につながるアブー・ムスリムの蜂起で使用され、アッバース朝のシンボルカラーとしても用いられた。

また、イスラムの終末論(マフディーの到来を告げるもの)の象徴でもある。[2]

参考文献 編集

  1. ^ راية الرسول صلى الله عليه وسلم وهل يشرع اتخاذ راية مخالفة” (アラビア語). www.islamweb.net. 2023年10月18日閲覧。
  2. ^ David Cook (2002). Studies in Muslim Apocalyptic. Darwin Press. p. 197. ISBN 9780878501427. https://archive.org/details/studiesmuslimapo00cook  from Majlisi,