10人制ラグビー(10にんせいラグビー、: Rugby tens, ten-a-side, Xs)は、1チーム10人の選手で行われるラグビーユニオンである。5人のフォワードと5人のバックスで構成される。試合時間は前後半各10分で、シンビンは3分。フィールドの広さは15人制と同じ、正規のものとする。スクラムは攻撃再開のための起点とだけ考えるルールと、15人制同様に押し合う場合がある。2012年IRBは10人制のルールを発行した[1]。ゲームはマレーシアインドネシアシンガポール韓国タイなどで人気がある。

10人制ラグビー
2008年コブラテンズにおけるカンタベリー (NZ) 対ペンギンズ (UK)
統括団体 ワールドラグビー
通称 Tens, Ten-a-side, 10's, 10s, Xs
特徴
身体接触 フルコンタクト
選手数 10
男女混合 男女別
カテゴリ チームスポーツ、屋外スポーツ、ラグビーユニオンの変種
用品 ラグビーボール
実施状況
オリンピック NA
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10人制ラグビーはマレーシアで考案された。コブラテンズが大きな大会である。また、香港10人制ラグビー大会も大きな大会として、人気を集めている[2][3]

日本においては、関東医歯薬大学リーグで、人数不足に悩む大学で、1999年度から10人制も併用された[4]

脚注 編集

  1. ^ 競技規則Rugby Union:標準競技規則:10人制: 第 3 条 プレーヤーの人数 – チーム”. ワールドラグビー. 2015年10月26日閲覧。
  2. ^ 菅原崇聖選手は香港10人制ラグビー大会で日本からの代表に選ばれました”. お知らせ. キヤノンイーグルス (2014年3月25日). 2015年3月26日閲覧。
  3. ^ Hong Kong Ruby Tens”. Hong Kong Football Club. 2015年10月26日閲覧。
  4. ^ 第53回関東医歯薬大学ラグビーリーグ > 10人制競技規則”. 2015年10月26日閲覧。

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集