1947年KLMオランダ航空ダグラス DC-3コペンハーゲン墜落事故
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1947年KLMオランダ航空ダグラス DC-3コペンハーゲン墜落事故 (英語: 1947 KLM Douglas DC-3 Copenhagen disaster) は、1947年1月26日にアムステルダムからコペンハーゲンを経由してストックホルムに向かうKLMオランダ航空の便が墜落した事故である。 この事故はダグラス DC-3がデンマークのコペンハーゲン空港から離陸した直後に発生し、乗客と乗員22人全員が死亡した[1]。
 KLMオランダ航空のダグラス DC-3 (1947年) | |
| 事故の概要 | |
|---|---|
| 日付 | 1947年1月26日 |
| 概要 | 不適切な飛行機の飛行準備 |
| 現場 |
 デンマーク コペンハーゲン空港 北緯55度37分5秒 東経12度39分22.5秒 / 北緯55.61806度 東経12.656250度座標: 北緯55度37分5秒 東経12度39分22.5秒 / 北緯55.61806度 東経12.656250度 |
| 乗客数 | 16 |
| 乗員数 | 6 |
| 負傷者数 | 0 |
| 死者数 | 22 (全員) |
| 生存者数 | 0 |
| 機種 | ダグラス DC-3 |
| 運用者 |
 KLMオランダ航空 |
| 機体記号 | PH-TCR |
| 出発地 |
オランダ アムステルダム・スキポール空港 |
| 経由地 |
デンマーク コペンハーゲン空港 |
| 目的地 |
 スウェーデン ストックホルム・ブロンマ空港 |
事故の犠牲者の中にはスウェーデンのグスタフ・アドルフ王子[注釈 1]、アメリカのオペラ歌手のグレース・ムーア、デンマークの女優のゲルダ・ノイマンが含まれていた[2]。 グスタフ・アドルフ王子はスウェーデンの現在の国王であるカール16世グスタフの父親であり、彼の葬儀には10万人が出席した[要出典]。 グレース・ムーアの遺体は別のKLMオランダ航空の飛行機でパリに運ばれ[3]、1947年2月3日に500人以上が出席して埋葬された[4]。
事故の原因は飛行機を駐機中に昇降舵を固定していたガストロックを取り外さなかったことであると断定された[5]。 この事故は当時デンマーク史上最悪の航空事故であった[5]。
脚注 編集
注釈 編集
- ^ 当時スウェーデン王位継承権順位は第2位。
出典 編集
- ^ “Accident Synopsis – 1947-12”. planecrashinfo.com. 2014年2月5日閲覧。
- ^ “Prince and opera star killed in plane crash”. Ottawa Citizen (1947年1月24日). 2014年11月24日閲覧。
- ^ “Grace Moore's Body From Plane 1947”. Pathé News. 2014年2月6日閲覧。
- ^ “Paris funeral service for Grace Moore”. The Advertiser (1947年2月4日). 2014年2月6日閲覧。
- ^ a b “Douglas DC-3C (C-47A-30-DK) PH-TCR Kobenhavn-Kastrup Airport”. Aviation Safety Network. 2014年2月5日閲覧。
外部リンク 編集
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