2011年ワールドカップバレーボール

2011年ワールドカップバレーボールは、2011年日本で開催されたバレーボールの国際大会(バレーボールワールドカップ)。

2011年ワールドカップバレーボール
開催国  日本の旗 日本
チーム数  女子 12 / 男子 12
女子期間  11月04日 - 11月18日
女子優勝   イタリア (2大会連続、2回目)
女子MVP  イタリアの旗 カロリーナデルピラール・コスタグランデ
男子期間  11月20日 - 12月04日
男子優勝   ロシア (3大会ぶり、6回目)
男子MVP  ロシアの旗 マキシム・ミハイロフ
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女子(第11回大会)は11月4日 - 18日、男子(第12回大会)は11月20日 - 12月4日に開催。

ロンドン五輪の第1次世界予選を兼ねており、男女とも上位3か国に五輪出場権が与えられる[注 1]

概要 編集

1A 1B 2A 2B 3A 3B 4A 4B
女子 広島 長野 広島 富山 札幌 岡山 東京A 東京B
男子 名古屋 鹿児島 大阪 熊本 福岡 浜松

出場権 編集

出場権は男女とも、12か国に付与。 #出場国(女子)#出場国(男子)

  1. 大会開催国 (1) - 日本
  2. 各大陸予選(=大陸選手権)の優勝国 (5)
  3. 各大陸予選の準優勝国のうち、FIVB世界ランキング(1月15日付[2][3])の上位国 (4)
  4. FIVBによる推薦国(ワイルドカード) (2)[4]

アジアは、日本(開催国枠)を除いた成績順で判断。

アベック出場 7か国 (上)女子のみ / (下)男子のみ
  日本   中国   セルビア   イタリア
  米国   ブラジル   アルゼンチン
  韓国   ケニア   アルジェリア   ドイツ   ドミニカ共和国
  イラン   エジプト   ポーランド   ロシア   キューバ

主催者等 編集

主催
国際バレーボール連盟(FIVB)
共催
FIVBワールドカップバレーボール2011組織委員会、JVAフジテレビジョン産経新聞社サンケイスポーツニッポン放送北海道文化放送長野放送テレビ静岡富山テレビ放送東海テレビ放送関西テレビ放送岡山放送テレビ新広島テレビ西日本テレビ熊本鹿児島テレビ放送 ほか
主管
FIVBワールドカップバレーボール2011実行委員会、会場都道府県の各バレーボール協会
スポンサー
前回大会同様に、日本戦が行なわれるA会場は、電光表示による広告板(3方向で計4本のうち主審側コートサイドに2本)を設置。日本戦に成ると下記スポンサー各社および、MIKASA等の限定コートが、一定時間毎に出て来る(開催日ごとの単発協賛者の花王アタックNeoP&G等は一気に登場する)。
  • 特別協賛: 日産自動車兼・日本女子代表胸印スポンサー/広告板:「セレナとアニメのワンピースのコラボレーションプレゼント」の告知)、ジャパネットたかた兼・日本男子代表胸印スポンサー/広告板:「第13回利益還元祭」の告知)
  • 通常協賛: JT兼・日本両代表両肩印スポンサー/広告板:女子大会は「白と緑の2色を主にした同社の広告」で男子大会は「Roots ALOMA BLACK」)
  • 大会公式飲料: 明治VAAM明治ブルガリアヨーグルトなどが選手に提供される/広告板:女子大会のみ「ブルガリアヨーグルト」「おいしい牛乳」等)
  • 賛助企業: 久光製薬(広告板:女子大会のみ「サロンパス・ジェットα」「フェイタス」等)
イメージキャラクター・公式テーマソング
Sexy ZoneSexy Zone

放送 編集

日本では例年通り、フジテレビジョンフジネットワーク系列局が国内向け放送と国際映像の制作・配信代行業務を担うほか、大会運営に深く関与。但しFIVBの方針変化により、制約が従前より強くなった。 #その他変更点

地上波
  • 原則として  日本戦(試合開始18:20)の全試合を、19:00〜20:54(最大延長21:50)に、ディレードで中継撮って出し)。
  • 大会期間中の『すぽると!』は、試合が無い日を含め放送時間を10分拡大し、前半の約20分程度を日本戦を中心としたハイライトコーナーに充当。
  • 11月11日は、2014 FIFAワールドカップ・アジア3次予選  日本×  タジキスタン戦を、フジネットワークで生中継した。そのため、この大会の  日本戦で唯一試合開始時刻が他の試合より1時間遅く設定され、地上波の中継時刻も20:10〜22:19(最大延長22:44)となった。
  • またこの日から18日までと26日から12月4日の『すぽると!』は、編成上の都合で通常枠での放送だった[注 4]
CS
  • フジテレビONEフジテレビTWOフジテレビNEXT3チャンネルを使い全試合放送。
  • ONEでは  日本戦などA会場の試合を中心とし、収まりきらない女子第1ラウンドの一部をTWOで放送。NEXTはB会場の試合を中心に放送した。
  •   日本戦は地上波との兼ね合いで全試合録画。
BSフジ
試合の中継は行わず、試合開催日の23時台に日本戦を中心としたハイライト番組『ワールドカップ・LIVEバボニュース』を放送。毎回往年の選手をゲストに招き、過去の本大会や五輪の映像で往時を振り返るコーナーも設けた。

順位決定方法 編集

本大会では、「3-2-1ポイント制」という勝ち点方式が採用された。

第3、4セットで決着なら勝者3点・敗者0点を、第5セット(フルセット)の場合は勝者2点・敗者1点の「勝ち点」を与え、最終的に合計勝ち点の多いチームから順位を決定[注 5][注 6]。合計勝ち点が同じ場合は、当該国の「勝利総数」「セット率」「得点率」、さらに直接対決などを考慮する。なお万一、全てが同じスコアだった場合にはその国同士で順位決定プレーオフを行なう。

その他変更点 編集

  • 過去の大会がジャニーズ事務所のコンサート会場化していたことに対する批判もあってか、それ目当ての観客を排除し本来の勝負の場を取り戻すため、試合前のパフォーマンスを廃止[注 7]。さらに、同様に過去「君が代」より長い国歌が途中でカットされることについても批判の対象となっていたことから、  アルゼンチンを除いて原則フルコーラス演奏することになった[注 8]
  • 映像の権利関係についても他競技団体の動向を受け見直され、フジネットワークが制作を行う仕組みは維持されたものの、作った映像を自由に使える範囲がやや狭められた[注 9]。また、日本戦放送においては、右上の放送局ウォーターマークに加え、右下に「FUJI NETWORK SPORT」ロゴの透かしが常時挿入された(選手等の表示時にはマークが出て来る)。

大会総括 編集

女子大会
イタリア(FIVB推薦国)が大会2連覇を達成。銀メダルは、世界ランク2位のアメリカが獲得。日本やドイツにストレート負けをしたものの、優勝したイタリアに唯一の勝利を挙げた。
世界ランク1位の女王・ブラジルは今大会は日本にストレート負けを喫するなど、最終的に5位に終わった。
開催国の日本は世界ランク1位・2位のブラジルやアメリカに立て続けにストレート勝ちするなど終盤5連勝したが中国に勝ち点で1歩及ばず4位となった。
男子大会
ロシア(FIVB推薦国)が1999年大会以来の優勝。銀メダルはポーランドが獲得。
世界ランク1位で大会3連覇を狙っていたブラジルは、銅メダルを獲得した。これで、三大大会(W杯・世界選手権・五輪)においてメダル獲得は8連続となった。
日本は開幕5連敗に始まり、結局中国とエジプトに2勝したのみで2勝9敗の10位(1999年大会に並ぶ過去最低タイ)に終わった。

女子大会 編集

出場国(女子) 編集

大陸 チーム WR 出場回数
開催国 アジア(アジア)     日本 04位 11回目(11大会連続)
大陸選手権 アジア     中国 06位 09回目(2大会ぶり)
アフリカ     ケニア 15位 04回目(2大会連続)
北中米     アメリカ合衆国 02位 09回目(6大会連続)
南米     ブラジル 01位 09回目(6大会連続)
欧州     セルビア 05位 02回目(2大会連続)
北中米     ドミニカ共和国 14位 03回目(3大会連続)
アフリカ     アルジェリア 17位 初出場
アジア 3位   韓国 13位 11回目(11大会連続)
欧州     ドイツ 09位 02回目(5大会ぶり)
推薦国 1 欧州(欧州) 4位   イタリア 07位 04回目(4大会連続)
推薦国 2 南米(南米)     アルゼンチン 20位 04回目(2大会ぶり)
備考

試合会場(女子) 編集

札幌(3A) 東京(4A) 東京(4B) 長野(1B) 富山(2B) 岡山(3B) 広島(1A/2A)
北海きたえーる 国立代々木第一体育館 東京体育館 ホワイトリング 富山市総合体育館 桃太郎アリーナ 広島サンプラザホール

勝敗表 編集

第1ラウンド 編集

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/4
  ●中国   3-0   アルジェリア 25-13 25-14 25-19      
  ドミニカ共和国   1-3   アルゼンチン● 25-18 17-25 18-25 22-25    
  ●イタリア   3-1   日本 25-20 23-25 25-18 25-15    
11/5
  アルジェリア   0-3   ドミニカ共和国● 07-25 15-25 20-25      
  ●イタリア   3-2   中国 25-20 22-25 21-25 25-21 15-12  
  ●日本   3-0   アルゼンチン 25-19 25-11 25-20      
11/6
  ドミニカ共和国   0-3   イタリア● 26-28 13-25 12-25      
  ●アルゼンチン   3-1   アルジェリア 25-18 25-12 20-25 25-16    
  ●中国   3-2   日本 20-25 25-19 20-25 25-23 15-13  

※ 11月4日の第3試合の前に、大会の開会式典が開催された。

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/4
  ●セルビア   3-0   韓国 27-25 25-22 25-22      
  ケニア   0-3   ドイツ● 19-25 14-25 08-25      
  ●アメリカ合衆国   3-1   ブラジル 25-22 17-25 27-25 25-19    
11/5
  韓国   0-3   ドイツ● 20-25 16-25 15-25      
  セルビア   0-3   アメリカ合衆国● 16-25 25-27 20-25      
  ●ブラジル   3-0   ケニア 25-15 25-16 25-09      
11/6
  ケニア   1-3   セルビア● 25-19 22-25 11-25 11-25    
  ドイツ   1-3   ブラジル● 21-25 25-23 23-25 21-25    
  ●アメリカ合衆国   3-0   韓国 25-10 25-12 25-13      

第2ラウンド 編集

  • A会場(広島県 広島市)広島サンプラザホール
当初は仙台市体育館で行なわれる予定だったが東日本大震災及び福島原発事故に伴う選手達と来場観客の安全を考慮して開催は第1ラウンドと同会場となった。
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/8
  ●中国   3-1   ドミニカ共和国 23-25 25-13 25-19 25-18    
  ●イタリア   3-0   アルゼンチン 25-19 25-10 25-19      
  ●日本   3-0   アルジェリア 25-08 25-10 25-17      
11/9
  アルゼンチン   0-3   中国● 10-25 18-25 23-25      
  アルジェリア   0-3   イタリア● 14-25 14-25 15-25      
  ドミニカ共和国   0-3   日本● 20-25 19-25 16-25      
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/8
  ●アメリカ合衆国   3-0   ケニア 25-16 25-13 25-21      
  韓国   2-3   ブラジル● 25-22 18-25 25-18 13-25 08-15  
  セルビア   2-3   ドイツ● 22-25 26-24 23-25 25-23 11-15  
11/9
  ケニア   0-3   韓国● 21-25 15-25 14-25      
  ●ブラジル   3-2   セルビア 21-25 21-25 25-18 25-19 15-12  
  ●ドイツ   3-0   アメリカ合衆国 32-30 25-19 26-24      

第3ラウンド 編集

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/11
  ●イタリア   3-0   韓国 25-15 25-12 25-17      
  中国   2-3   ブラジル● 23-25 27-25 25-21 20-25 15-17  
  日本   0-3   セルビア● 22-25 20-25 21-25      
11/12
  ●イタリア   3-0   ブラジル 25-23 25-16 25-22      
  ●中国   3-1   セルビア 21-25 25-19 25-23 25-23    
  ●日本   3-0   韓国 25-21 25-18 25-17      
11/13
  ●イタリア   3-0   セルビア 29-27 25-19 25-20      
  ●中国   3-0   韓国 25-12 25-08 25-16      
  ●日本   3-0   ブラジル 26-24 25-19 25-23      
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/11
  ●ドミニカ共和国   3-1   ケニア 25-18 25-14 26-28 25-19    
  アルジェリア   0-3   ドイツ● 10-25 08-25 19-25      
  アルゼンチン   0-3   アメリカ合衆国● 12-25 15-25 19-25      
11/12
  ●ドミニカ共和国   3-2   ドイツ 30-28 22-25 25-14 18-25 15-12  
  ●アルゼンチン   3-0   ケニア 26-24 25-13 25-16      
  アルジェリア   0-3   アメリカ合衆国● 12-25 12-25 09-25      
11/13
  アルゼンチン   0-3   ドイツ● 22-25 17-25 18-25      
  ●アルジェリア   3-1   ケニア 19-25 25-20 25-16 25-23    
  ドミニカ共和国   0-3   アメリカ合衆国● 21-25 19-25 14-25      

第4ラウンド 編集

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/16
  中国   2-3   アメリカ合衆国● 21-25 29-31 25-18 25-19 10-15  
  ●イタリア   3-2   ドイツ 22-25 22-25 25-21 25-13 15-13  
  ●日本   3-0   ケニア 25-11 25-10 25-09      
11/17
  ●中国   3-0   ケニア 25-07 25-15 25-10      
  イタリア   1-3   アメリカ合衆国● 23-25 15-25 25-22 21-25    
  ●日本   3-2   ドイツ 25-20 23-25 25-27 25-17 15-12  
11/18
  ●イタリア   3-0   ケニア 25-06 25-10 25-17      
  ●中国   3-0   ドイツ 25-18 25-18 25-21      
  ●日本   3-0   アメリカ合衆国 29-27 25-23 25-18      
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/16
  ●ドミニカ共和国   3-2   セルビア 14-25 19-25 25-23 25-22 15-12  
  アルジェリア   0-3   韓国● 17-25 21-25 15-25      
  アルゼンチン   0-3   ブラジル● 20-25 19-25 09-25      
11/17
  ●ドミニカ共和国   3-2   韓国 25-19 25-17 26-28 21-25 15-12  
  アルジェリア   0-3   ブラジル● 18-25 08-25 13-25      
  アルゼンチン   0-3   セルビア● 15-25 18-25 23-25      
11/18
  アルジェリア   0-3   セルビア● 19-25 14-25 18-25      
  ドミニカ共和国   0-3   ブラジル● 21-25 10-25 17-25      
  アルゼンチン   0-3   韓国● 17-25 26-28 23-25      

最終順位(女子) 編集

順位 チーム 試合 セット 得点
勝点 勝数 敗数 得セット 失セット セット率 得点計 失点計 得点率
    イタリア 28 10 1 31 8 3.875 931 721 1.291
    アメリカ合衆国 26 9 2 27 10 2.700 892 726 1.229
    中華人民共和国 26 8 3 30 13 2.308 997 821 1.214
4   日本 24 8 3 27 11 2.455 889 739 1.203
5   ブラジル 21 8 3 25 16 1.563 941 808 1.165
6   ドイツ 20 6 5 25 17 1.471 944 871 1.084
7   セルビア 18 5 6 22 19 1.158 926 877 1.056
8   ドミニカ共和国 12 5 6 17 25 0.680 861 927 0.929
9   韓国 11 3 8 13 24 0.542 709 838 0.846
10   アルゼンチン 9 3 8 9 26 0.346 686 809 0.848
11   アルジェリア 3 1 10 4 31 0.129 544 854 0.637
12   ケニア 0 0 11 3 33 0.091 561 890 0.630
ロンドン五輪出場権獲得

個人賞(女子) 編集

[6]

MVP 08   カロリーナ・コスタグランデ ベストセッター 03   竹下佳江
ベストスコアラー 18   ベタニア・デラクルス ベストレシーバー 14   ファビアナ・オリベイラ
ベストスパイカー 19   デスティニー・フッカー ベストリベロ 08   ナム・ジヨン
ベストブロッカー 11   クリスティアネ・フュルスト 個人賞対象外[7][8]
ベストサーバー 18   ベタニア・デラクルス ベストディガー 06   佐野優子

男子大会 編集

出場国(男子) 編集

大陸 チーム WR 出場回数
開催国 アジア(アジア) 5位   日本 18位 12回目(12大会連続)
大陸選手権 アジア     イラン 14位 02回目(5大会ぶり)
アフリカ     エジプト 12位 06回目(3大会連続)
北中米     キューバ 06位 08回目(3大会ぶり)
南米     ブラジル 01位 11回目(11大会連続)
欧州     セルビア 05位 03回目(2大会ぶり)
北中米     アメリカ合衆国 04位 09回目(8大会連続)
欧州     イタリア 03位 06回目(2大会ぶり)
南米     アルゼンチン 09位 05回目(2大会連続)
アジア     中国 10位 06回目(2大会ぶり)
推薦国 1 欧州(欧州) 3位   ポーランド 08位 05回目(8大会ぶり)
推薦国 2 欧州(欧州) 4位   ロシア 02位 10回目(2大会連続)
備考

試合会場(男子) 編集

東京(4A) 東京(4B) 浜松(3B) 名古屋(1A) 大阪(2A) 福岡(3A) 熊本(2B) 鹿児島(1B)
国立代々木第一体育館 東京体育館 浜松アリーナ 日本ガイシホール 大阪市中央体育館 マリンメッセ福岡 熊本県立総合体育館 鹿児島アリーナ

勝敗表 編集

第1ラウンド 編集

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/20
  セルビア   0-3   アルゼンチン● 20-25 13-25 18-25      
  ●ポーランド   3-0   キューバ 25-21 25-23 25-16      
  ●イラン   3-1   日本 17-25 25-20 25-23 25-15    
11/21
  ●キューバ   3-0   イラン 25-17 25-17 25-22      
  セルビア   1-3   ポーランド● 25-21 18-25 19-25 28-30    
  ●アルゼンチン   3-2   日本 25-22 21-25 11-25 25-15 15-12  
11/22
  ●イラン   3-2   セルビア 25-17 18-25 21-25 25-21 15-11  
  ●ポーランド   3-1   アルゼンチン 18-25 25-20 25-23 25-22    
  日本   0-3   キューバ● 21-25 23-25 22-25      
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/20
  中国   0-3   アメリカ合衆国● 14-25 23-25 21-25      
  イタリア   1-3   ロシア● 25-22 22-25 22-25 21-25    
  エジプト   0-3   ブラジル● 19-25 13-25 19-25      
11/21
  エジプト   0-3   イタリア● 22-25 15-25 20-25      
  ●ブラジル   3-1   アメリカ合衆国 25-17 25-18 16-25 25-16    
  ●ロシア   3-0   中国 25-18 25-20 25-18      
11/22
  中国   0-3   エジプト● 20-25 20-25 18-25      
  ●イタリア   3-2   ブラジル 25-16 20-25 18-25 25-21 22-20  
  アメリカ合衆国   0-3   ロシア● 18-25 18-25 24-26      

第2ラウンド 編集

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/24
  ●アルゼンチン   3-1   キューバ 17-25 25-16 25-21 25-17    
  ポーランド   2-3   イラン● 25-23 26-28 25-08 24-26 11-15  
  ●セルビア   3-2   日本 25-21 25-22 18-25 22-25 15-12  
11/25
  ●イラン   3-2   アルゼンチン 15-25 25-21 24-26 25-16 15-12  
  ●キューバ   3-1   セルビア 17-25 25-21 25-22 25-17    
  日本   1-3   ポーランド● 25-23 21-25 19-25 18-25    
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/24
  エジプト   0-3   アメリカ合衆国● 19-25 20-25 20-25      
  ●ブラジル   3-0   ロシア 25-16 25-19 25-22      
  ●イタリア   3-0   中国 25-10 25-18 25-14      
11/25
  ●ロシア   3-1   エジプト 25-18 25-17 23-25 25-09    
  中国   2-3   ブラジル● 25-23 10-25 18-25 25-19 08-15  
  ●イタリア   3-1   アメリカ合衆国 41-39 25-22 22-25 25-21    

第3ラウンド 編集

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/27
  イラン   0-3   アメリカ合衆国● 15-25 25-27 14-25      
  ●ポーランド   3-1   中国 17-25 25-20 25-21 25-19    
  ●日本   3-1   エジプト 27-29 25-17 25-23 25-12    
11/28
  ●イラン   3-0   エジプト 25-18 25-21 25-15      
  ●ポーランド   3-0   アメリカ合衆国 25-15 25-20 25-18      
  ●日本   3-0   中国 25-23 25-20 26-24      
11/29
  ●ポーランド   3-0   エジプト 25-21 26-24 25-21      
  イラン   0-3   中国● 19-25 19-25 17-25      
  日本   0-3   アメリカ合衆国● 37-39 16-25 15-25      
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
11/27
  セルビア   0-3   ロシア● 16-25 16-25 15-25      
  アルゼンチン   0-3   ブラジル● 22-25 20-25 21-25      
  ●キューバ   3-1   イタリア 25-21 19-25 25-20 25-17    
11/28
  アルゼンチン   0-3   ロシア● 23-25 22-25 19-25      
  ●キューバ   3-2   ブラジル 17-25 25-22 25-23 20-25 15-12  
  セルビア   1-3   イタリア● 20-25 18-25 25-22 20-25    
11/29
  キューバ   1-3   ロシア● 23-25 27-25 18-25 12-25    
  アルゼンチン   1-3   イタリア● 36-34 20-25 19-25 20-25    
  ●セルビア   3-1   ブラジル 27-25 20-25 25-20 25-22    

第4ラウンド 編集

開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
12/2
  イラン   0-3   ブラジル● 20-25 18-25 16-25      
  ●ポーランド   3-2   イタリア 17-25 20-25 25-23 25-21 15-12  
  日本   0-3   ロシア● 23-25 16-25 23-25      
12/3
  イラン   0-3   ロシア● 29-31 21-25 18-25      
  ポーランド   2-3   ブラジル● 25-18 25-21 18-25 19-25 12-15  
  日本   0-3   イタリア● 22-25 24-26 22-25      
12/4
  ポーランド   2-3   ロシア● 23-25 25-23 22-25 25-17 15-17  
  イラン   1-3   イタリア● 13-25 17-25 25-20 18-25    
  日本   0-3   ブラジル● 21-25 19-25 22-25      
開始 1set 2set 3set 4set 5set 総得点
12/2
  ●セルビア   3-1   エジプト 25-20 19-25 25-22 28-26    
  ●キューバ   3-2   中国 25-21 18-25 26-28 25-20 15-13  
  アルゼンチン   2-3   アメリカ合衆国● 29-27 14-25 17-25 25-20 12-15  
12/3
  ●セルビア   3-1   中国 24-26 25-18 25-19 25-12    
  ●アルゼンチン   3-0   エジプト 25-20 25-21 25-17      
  キューバ   2-3   アメリカ合衆国● 20-25 25-14 18-25 25-22 11-15  
12/4
  ●キューバ   3-1   エジプト 26-24 23-25 25-23 25-20    
  ●アルゼンチン   3-0   中国 25-23 31-29 25-18      
  ●セルビア   3-0   アメリカ合衆国 25-23 25-17 25-19      

最終順位(男子) 編集

順位 チーム 試合 セット 得点
勝点 勝数 敗数 得セット 失セット セット率 得点計 失点計 得点率
    ロシア 29 10 1 30 8 3.750 916 781 1.173
    ポーランド 26 8 3 30 15 2.000 1032 944 1.093
    ブラジル 24 8 3 29 14 2.071 983 857 1.147
4   イタリア 24 8 3 28 15 1.867 1029 925 1.112
5   キューバ 20 7 4 25 19 1.316 964 964 1.000
6   アメリカ合衆国 16 6 5 20 19 1.053 884 865 1.022
7   アルゼンチン 16 5 6 21 21 1.000 929 925 1.004
8   セルビア 15 5 6 20 23 0.870 928 968 0.959
9   イラン 12 5 6 16 25 0.640 835 925 0.903
10   日本 8 2 9 12 28 0.429 874 930 0.940
11   中華人民共和国 5 1 10 9 30 0.300 779 919 0.848
12   エジプト 3 1 10 7 30 0.233 755 905 0.834
ロンドン五輪出場権獲得

個人賞(男子) 編集

[10]

MVP 17   マキシム・ミハイロフ ベストセッター 15   ルチアノ・デセッコ
ベストスコアラー 19   フェルナンド・エルナンデス ベストレシーバー 10   セルジオ・サントス
ベストスパイカー 04   アハメド・アブデルハイ ベストリベロ 16   ニン・キ
ベストブロッカー 18   マルチン・モジジョネック 個人賞対象外[11][12]
ベストサーバー 11   クリスチャン・サバーニ ベストディガー 19   ニコラ・ロジッチ

脚注 編集

注釈
  1. ^ 五輪開催国のイギリスは、今大会の出場権が無い。
  2. ^ 例外は、女子初日の第2試合14:30、女子11月11日の日本戦19:20、男女各最終日のB会場第2試合14:00と第3試合17:00。
  3. ^ 当初は、第1ラウンドA会場は国立代々木第一体育館(第4ラウンドA会場と併せ2度開催)で、第2ラウンドA会場は仙台市体育館で、女子大会を開催予定だった。どちらも2011年5月時に、広島サンプラザに変更となった ([1])。
  4. ^ 13日はF1グランプリのため20分の短縮版だが、これも通常の枠設定である。
  5. ^ ブラジル監督のジョゼ・ギマラエスは、勝ち点を第1優先順位とするこの制度に疑問を呈している。 (産経新聞 - 「この考えはおかしい」ブラジル監督、フルセットの勝ち点制に苦言 2011年11月11日
  6. ^ アジア連盟5か国は異議申し立てを行うことを決定した。 (スポーツ報知 - 5か国が勝ち点制での順位決定に異議申し立て 2011年11月23日 [リンク切れ]
  7. ^ ただし、第2セット終了後や試合間のいわゆるインターバルショーは行われており、一例として広島大会ではアクターズスクール広島によるインターバルショーが挿入された。
  8. ^ アルゼンチン国歌は、1曲の演奏時間が5分を超えるため、サッカーのFIFA関連でも短縮アレンジ版が演奏される。
  9. ^ FIFAワールドカップでは、2010年南ア大会から映像制作がFIFAとソニーの独占となり、各放送局はFIFAから映像を買う形式となった。
  10. ^ 北京五輪開催国だったため中国は、2007年大会は出場権が無かった。
出典

関連項目 編集

外部リンク 編集