2015年イタリアグランプリ

2015年イタリアグランプリは、2015年のF1世界選手権第12戦として、2015年9月6日モンツァ・サーキットで開催された。

イタリアの旗 2015年イタリアグランプリ
レース詳細
日程 2015年シーズン第12戦
決勝開催日 9月6日
開催地 モンツァ・サーキット
イタリア モンツァ
コース長 5.793km
レース距離 53周(306.720km)
決勝日天候 晴れ
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:23.397
ファステストラップ
ドライバー イギリスの旗 ルイス・ハミルトン
タイム 1:26.672(Lap 48)
決勝順位
優勝
2位
3位

予選 編集

ルイス・ハミルトンが7戦連続のポールポジションを獲得。フェラーリキミ・ライコネンセバスチャン・ベッテルが2、3番手に続いた。

結果 編集

Pos. No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 1:24.251 1:23.383 1:23.397 1
2 7   キミ・ライコネン フェラーリ 1:24.662 1:23.757 1:23.631 2
3 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:24.989 1:23.577 1:23.685 3
4 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:24.609 1:23.864 1:23.703 4
5 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 1:25.184 1:23.983 1:23.940 5
6 77   バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 1:24.979 1:24.313 1:24.127 6
7 11   セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 1:24.801 1:24.379 1:24.626 7
8 8   ロマン・グロージャン ロータスメルセデス 1:25.144 1:24.448 1:25.054 8
9 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 1:24.937 1:24.510 1:25.317 9
10 9   マーカス・エリクソン ザウバーフェラーリ 1:25.122 1:24.457 1:26.214 121
11 13   パストール・マルドナド ロータスメルセデス 1:25.429 1:24.525 10
12 12   フェリペ・ナッセ ザウバーフェラーリ 1:25.121 1:24.898 11
13 55   カルロス・サインツ トロロッソルノー 1:25.410 1:25.618 172
14 26   ダニール・クビアト レッドブルルノー 1:25.742 1:25.796 183
15 3   ダニエル・リカルド レッドブルルノー 1:25.633 No time 194
16 22   ジェンソン・バトン マクラーレンホンダ 1:26.058 155
17 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレンホンダ 1:26.154 166
18 28   ウィル・スティーブンス マルシャフェラーリ 1:27.731 13
19 98   ロベルト・メリ マルシャフェラーリ 1:27.912 14
107% time: 1:30.148
NC 33   マックス・フェルスタッペン トロロッソルノー No Time 207
ソース[1]
追記

以下のペナルティが科された(特記がない場合のソース[2][3])。

  • ^1マーカス・エリクソンは予選Q2セクション中にニコ・ヒュルケンベルグの走行を妨害したため、3グリッド降格ペナルティ(他車のペナルティにより12番グリッドに降格)とペナルティポイント2点が科された[4]
  • ^2カルロス・サインツは2回のエンジン交換(5-6基目、他のパワーユニットエレメントも含む)のため、25グリッド降格ペナルティが科された(他車のペナルティ及び規定により17番グリッドに降格)
  • ^3ダニール・クビアトは2回のエンジン交換(6-7基目、他のパワーユニットエレメントも含む)とギアボックス交換のため、35グリッド降格ペナルティが科された(他車のペナルティ及び規定により18番グリッドに降格)
  • ^4ダニエル・リカルドは2回のエンジン交換(6-7基目、他のパワーユニットエレメントも含む)のため、50グリッド降格ペナルティが科された(他車のペナルティ及び規定により19番グリッドに降格)
  • ^5ジェンソン・バトンは9基目のパワーユニットエレメント交換のため、5グリッド降格ペナルティが科された(他車のペナルティ及び規定により15番グリッドに昇格)
  • ^6フェルナンド・アロンソは9基目のエンジン交換のため、10グリッド降格ペナルティが科された(他車のペナルティ及び規定により16番グリッドに昇格)
  • ^7マックス・フェルスタッペンは7基目のエンジン交換(他のパワーユニットエレメントも含む)のため20グリッド降格ペナルティが科された。エンジン交換作業が予選Q1セッションまで行われたためタイムを記録できなかったが、最後尾20番グリッドでの出走が認められた。また、この予選Q1セッション終了間際に危険なリリースを犯したため、決勝レースにてドライブスルーペナルティも科せられた[5]

決勝 編集

ルイス・ハミルトンが一度も首位の座を明け渡さずに自身二度目のグランドスラムを飾った。レース後、メルセデスの2台はピレリがこのレースから規定したスタート時の最低タイヤ内圧に違反したため、スチュワードによる調査が行われたがお咎めなしとなり、ハミルトンの勝利が確定した[6]。これで、F1第12戦目では必ずハミルトンは勝てないというジンクスは払拭された。

結果 編集

Pos. No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア Grid Pts.
1 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 53 1:18:00.688 1 25
2 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 53 +25.042 3 18
3 19   フェリペ・マッサ ウィリアムズメルセデス 53 +47.635 5 15
4 77   バルテッリ・ボッタス ウィリアムズメルセデス 53 +47.996 6 12
5 7   キミ・ライコネン フェラーリ 53 +1:08.860 2 10
6 11   セルジオ・ペレス フォースインディアメルセデス 53 +1:12.783 7 8
7 27   ニコ・ヒュルケンベルグ フォースインディアメルセデス 52 +1 Lap 9 6
8 3   ダニエル・リカルド レッドブルルノー 52 +1 Lap 19 4
9 9   マーカス・エリクソン ザウバーフェラーリ 52 +1 Lap 12 2
10 26   ダニール・クビアト レッドブルルノー 52 +1 Lap 18 1
11 55   カルロス・サインツ トロロッソルノー 52 +1 Lap 17
12 33   マックス・フェルスタッペン トロロッソルノー 52 +1 Lap 20
13 12   フェリペ・ナッセ ザウバーフェラーリ 52 +1 Lap 11
14 22   ジェンソン・バトン マクラーレンホンダ 52 +1 Lap 15
15 28   ウィル・スティーブンス マルシャフェラーリ 51 +2 Laps 13
16 98   ロベルト・メリ マルシャフェラーリ 51 +2 Laps 14
171 6   ニコ・ロズベルグ メルセデス 50 エンジン 4
181 14   フェルナンド・アロンソ マクラーレンホンダ 47 電気制御装置 16
Ret 8   ロマン・グロージャン ロータスメルセデス 1 リアサスペンション 8
Ret 13   パストール・マルドナド ロータスメルセデス 0 フロントサスペンション 10
ソース[7]
ファステストラップ
ラップリーダー
追記

第12戦終了時点でのランキング 編集

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注 編集

  1. ^ Qualifying(FORMULA 1 GRAN PREMIO D'ITALIA 2015)”. The Official F1 Website (2015年9月5日). 2015年9月7日閲覧。
  2. ^ Official Starting Grid”. FIA (2015年9月6日). 2015年9月7日閲覧。
  3. ^ 2015年 F1イタリアGP:スターティンググリッド”. F1-Gate.com (2015年9月6日). 2015年9月7日閲覧。
  4. ^ 他車を妨害したエリクソンに降格処分”. ESPN F1 (2015年9月6日). 2015年9月7日閲覧。
  5. ^ フェルスタッペンにドライブスルー追加”. ESPN F1 (2015年9月6日). 2015年9月7日閲覧。
  6. ^ ハミルトンの優勝確定!”. ESPN F1 (2015年9月6日). 2015年9月7日閲覧。
  7. ^ Race(FORMULA 1 GRAN PREMIO D'ITALIA 2015)”. The Official F1 Website (2015年9月6日). 2015年9月7日閲覧。
前戦
2015年ベルギーグランプリ
FIA F1世界選手権
2015年シーズン
次戦
2015年シンガポールグランプリ
前回開催
2014年イタリアグランプリ
  イタリアグランプリ 次回開催
2016年イタリアグランプリ