2019年日本グランプリ (4輪)

2019年日本グランプリ2019 Japanese Grand Prix)は、2019年のF1世界選手権第17戦として、2019年10月13日鈴鹿サーキットで開催された。

日本の旗 2019年日本グランプリ
レース詳細
日程 2019年シーズン第17戦
決勝開催日 10月13日
開催地 鈴鹿サーキット
日本の旗 日本 鈴鹿市
コース 恒久的レース施設
コース長 5.807km
レース距離 52周 (301.964km)
(当初の予定は53周 (307.471km))
決勝日天候 晴(ドライ)
ポールポジション
ドライバー
タイム 1:27.064
ファステストラップ
ドライバー イギリスの旗 ルイス・ハミルトン
タイム 1:30.983 (45周目)
決勝順位
優勝
2位
3位

正式名称は「Formula 1 Japanese Grand Prix 2019[1]

背景 編集

タイヤ
本レースでピレリが用意するドライタイヤのコンパウンドは、ハード(白):C1、ミディアム(黄):C2、ソフト(赤):C3の硬い組み合わせ[2]
メルセデスコンストラクターズタイトル獲得条件
ランキング首位のメルセデスは2位のフェラーリに162ポイント差を付けており、メルセデス勢が1-2フィニッシュを達成または、レース終了時点で双方のポイント差が177ポイントになった瞬間、2014年のV6ターボ・パワーユニット導入以来、メルセデスの6年連続6回目のコンストラクターズチャンピオンが決定する。6連覇は1999年-2004年のフェラーリに並ぶ記録となる[3]
ドライバーズタイトル争いの状況
本レースも含めて残り5戦で獲得できる最大のポイントは130ポイントであり、ランキング首位のルイス・ハミルトンから見て、ランキング5位のセバスチャン・ベッテルまでは理論上逆転可能である。だが、ランキング2位のバルテリ・ボッタスのみポイント差を問わず、本レース終了後もタイトル獲得の可能性は残るが、3位から5位のドライバーはレース終了時のハミルトンのポイント差が残り4戦で獲得できる最大のポイントである104ポイント圏内にいることが最低条件となる[3]。なお、本レースでハミルトンが優勝し、次戦メキシコGPも勝てば、3年連続6回目のチャンピオンを自力で決められる[4]
令和元年東日本台風(台風19号)の接近による影響
本レースの開催期間中に東日本台風が日本列島へ最接近する予報が出され、FIAはこの事態に備え、サーキットやJAFと連携して台風対策の準備を行い、開催スケジュールが変更された[5]10月10日サポートレースとして開催予定だった「FIA-F4選手権 鈴鹿ラウンド特別戦」の全セッション中止が発表され[6]、翌11日に土曜日の全セッションがキャンセルされることを発表した。これに伴い、午前のFP3は中止され、午後の予選は日曜(レース当日)午前に延期される[7]。日本GPで予選と決勝が同日開催となるのは2004年(後述)と2010年集中豪雨による)に続き3回目である[8]。安全面を考慮して、日曜の朝に行われる予定だったサポートレースのポルシェ・カレラカップ・ジャパンの最終戦(第11戦)も中止となった[9]。もし東日本台風の影響で日曜の予選が開催不能となった場合は、FP2の順位でスターティンググリッドが決定され[10]、午後の決勝が中止となった場合は、メルセデスのコンストラクターズチャンピオン獲得は次戦に持ち越されることになっていたが、大きな被害を受けなかったため日曜日の開催にこぎつけた[11]。過去に日本GPが台風の接近による影響を受けたのは2例あり、2004年は台風22号が接近する影響により、本年同様土曜日のスケジュールが全てキャンセルされ、予選も本年同様日曜午前に開催された[5]。V6ターボ・パワーユニットが導入された2014年台風18号の接近により決勝が大雨となり、ジュール・ビアンキがコースアウトしてクレーン車に衝突した事故により翌年亡くなっている[12]。このクラッシュでレースは赤旗終了となり、レースは44周目の時点で決着がついている。

エントリー 編集

レギュラーシートは前戦ロシアGPから変更なし。トロ・ロッソ10月7日山本尚貴を金曜午前のFP1に出走させることを発表した。日本人ドライバーがF1の公式セッションで走るのは2014年小林可夢偉(当時ケータハム)以来5年ぶりとなる[13]フェラーリは、第7戦カナダGP以降掲載を自粛していたメインスポンサーのフィリップモリスによるプロジェクト「Mission Winnow(ミッション・ウィノウ)」を11戦ぶりに復活させた[14]

フリー走行 編集

 
FP1でトロ・ロッソ STR14を駆る山本尚貴
FP1(金曜午前)[16]
台風接近の影響が懸念されたが、気温24、路面温度30度のドライコンディションで行われた。開始早々カルロス・サインツJr.がパワーを失い[17]、1コーナー手前でマシンを止めたため、バーチャルセーフティカー(VSC)が導入された。サインツはその後セッションに復帰して7番手タイムをマークした。FP1初参加の山本尚貴はセッション最多となる30周を走り17番手。トップタイムはバルテリ・ボッタスの1分28秒731で、チームメイトのルイス・ハミルトンが1分28秒807で2番手と、メルセデスが1-2体制を築き、フェラーリ勢、レッドブル勢が続いた。
FP2(金曜午後)[18]
気温27度、路面温度32度、引き続きドライコンディションで行われた。通常のFP2同様ロングランを行いつつも、決勝に向けた様々なシミュレーションを行った。ウィリアムズは来季を見据えた開発を優先し、最後まで空力チェックを行った。台風の接近により土曜日はサーキットが閉鎖され、その影響で日曜午前に延期される予選が中止となった場合はFP2の順位でスターティンググリッドが決まることもあり[10]、セッション終盤は各車タイムアタックをするかに思われたが、シャルル・ルクレールピエール・ガスリーなど数名がタイムを更新するにとどまった[19]。FP1に続きボッタスが1分27秒785でトップタイムを記録し、ハミルトンが2番手で、FP1から好調のメルセデスが再び1-2体制を築いた。マックス・フェルスタッペンがメルセデス勢に続く3番手に入った。
FP3(土曜午前)
令和元年東日本台風(台風19号)の接近により中止[7]

予選 編集

 
ポールポジションを獲得したセバスチャン・ベッテル

2019年10月13日 10:00 JST(UTC+9)[注 1][7][20]

台風一過の晴天となり、気温22度、路面温度34度のドライコンディションで行われたが、強風が残りダスティな路面という状況の中行われた。

セバスチャン・ベッテル2017年ルイス・ハミルトンが記録したコースレコード(1分27秒319)を更新する1分27秒064でポールポジションを獲得し、チームメイトのシャルル・ルクレールとともにフェラーリフロントローを独占し、今シーズン後半戦開幕から5連続でフェラーリがポールポジションを獲得した。これによりベッテルはルクレールの5連続ポールポジションを阻止することとなった。メルセデス勢はバルテリ・ボッタスが3番手、ハミルトンが4番手で2列目が精一杯で、3列目を占めたレッドブル勢はマックス・フェルスタッペンアレクサンダー・アルボンが同タイムだったが、先に記録したフェルスタッペンが5番手、アルボンが6番手となった。マクラーレン勢はカルロス・サインツJr.が7番手、ランド・ノリスが8番手で、3強チームに続く4列目を占めている。トロ・ロッソ勢はピエール・ガスリーがQ3進出を果たし9番手に入ったが、ダニール・クビアトはQ2で敗退して14番手に終わった。Q1の序盤でロバート・クビサケビン・マグヌッセンがともに最終コーナーで相次いでクラッシュを喫し、2回の赤旗が出された。

予選結果 編集

順位 No. ドライバー コンストラクター Q1 Q2 Q3 Grid
1 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:28.988 1:28.174 1:27.064 1
2 16   シャルル・ルクレール フェラーリ 1:28.405 1:28.179 1:27.253 2
3 77   バルテリ・ボッタス メルセデス 1:28.896 1:27.688 1:27.293 3
4 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 1:28.735 1:27.826 1:27.302 4
5 33   マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダ 1:28.754 1:28.499 1:27.851 5
6 23   アレクサンダー・アルボン レッドブル-ホンダ 1:29.351 1:28.156 1:27.851 6
7 55   カルロス・サインツ マクラーレン-ルノー 1:29.018 1:28.577 1:28.304 7
8 4   ランド・ノリス マクラーレン-ルノー 1:28.873 1:28.571 1:28.464 8
9 10   ピエール・ガスリー トロ・ロッソ-ホンダ 1:29.411 1:28.779 1:28.836 9
10 8   ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 1:29.572 1:29.144 1:29.341 10
11 99   アントニオ・ジョヴィナッツィ アルファロメオ-フェラーリ 1:29.604 1:29.254 11
12 18   ランス・ストロール レーシング・ポイント-BWTメルセデス 1:29.594 1:29.345 12
13 7   キミ・ライコネン アルファロメオ-フェラーリ 1:29.636 1:29.358 13
14 26   ダニール・クビアト トロ・ロッソ-ホンダ 1:29.723 1:29.563 14
15 27   ニコ・ヒュルケンベルグ ルノー 1:29.619 1:30.112 15
16 3   ダニエル・リカルド ルノー 1:29.822 16
17 11   セルジオ・ペレス レーシング・ポイント-BWTメルセデス 1:30.344 17
18 63   ジョージ・ラッセル ウィリアムズ-メルセデス 1:30.364 18
107% time: 1:34.593
NC 20   ケビン・マグヌッセン ハース-フェラーリ No Time 19 1
NC 88   ロバート・クビサ ウィリアムズ-メルセデス No Time PL 1
ソース:[21][22]
追記
  • ^1 - マグヌッセンとクビサはタイムを記録できなかったが、両者ともスチュワードの判断により決勝への出走が許可された[23][24]。クビサはシャシーの交換が必要となったため、ピットレーンからスタートする[25]

決勝 編集

 
レースを制したバルテリ・ボッタスメルセデスは鈴鹿でコンストラクターズタイトル6連覇を決めた。

2019年10月13日 14:10 JST(UTC+9)[26]

好スタートを切ったバルテリ・ボッタスメルセデス)が今季3勝目を挙げた。メルセデス勢が1位と3位に入り、メルセデスは2014年のレギュレーション大改訂によるターボエンジン復活以来、1999年-2004年フェラーリに並ぶコンストラクターズタイトル6連覇を達成した。

展開 編集

台風一過で雲ひとつない青空が広がり、気温21度、路面温度37度というコンディションとなった。

ポールポジションスタートのベッテル(フェラーリ)はスタートに失敗。また、赤いライトが全て消灯する直前に一瞬動いたように見え、フライングスタートではないかという疑いにより審議対象となったが、スチュワードに「ジャンプスタートシステムの許容範囲内」と判断され、お咎めなしとなった[27]。このスタート失敗によりボッタスの先行を許したが、ハミルトン(メルセデス)を抑えることには成功。レース終盤に迫られたが、それを凌ぎ切って2位を獲得し4年ぶりの鈴鹿表彰台を手にした。ハミルトンは3位で終え、チームメイトのボッタスに13秒の差を付けられたがファステストラップを記録し、コンストラクターズタイトルの決め手となる貴重な1ポイントを獲得した(後述)。これによりメルセデスのコンストラクターズタイトルが確定することとなった。

フロントローのもう一台、ルクレールはスタート直後にフェルスタッペンと接触した。さらに2周目、西ストレートでルクレールの損傷していた車からパーツが飛散、ハミルトンのサイドミラーに衝突し、ミラーは脱落した。レース後、損傷を負ったルクレール車を走らせ続けたフェラーリの判断は、マクラーレンの代表[28]など複数のF1関係者から非難されることとなった。当初、フェルスタッペンとの接触はお咎めなしとなっていたが、パーツ飛散の一件やピットインしてフロントウイングを交換しなかった行動を受け、レース後に再審議するという形となった。ルクレールは1周遅れの6位でゴールしたが、計15秒のタイムペナルティがレース後に課され降格。最終順位は7位となったが、ルノー勢の失格により6位に返り咲いた(後述)。また、ルクレールのピットインを早急にさせなかったことは問題[注 2]があったと認定されフェラーリチームに罰金が命じられた。さらにルクレールはキャリア初のペナルティポイント加算処分を受け、フェルスタッペンは接触のダメージにより14周目でリタイアに終わった。一方でアレクサンダー・アルボンは自己最高位となる4位入賞を果たした。

レースは53周で行われる予定であったが、1周早い52周終了時に、電光掲示においてチェッカーフラッグが誤って表示されたため、規定に従い52周時点で終了した。表彰台の面々やファステストラップの記録には影響はなかったが、53周目にピエール・ガスリートロ・ロッソ)と絡んでコースオフしてレースを終えたセルジオ・ペレスレーシング・ポイント)にとっては幸運であった。ペレスは結果的に9位入賞を果たし、チームメイトのランス・ストロールは入賞圏外の11位となった。しかし、レーシング・ポイントはレース後、ルノーの「プリセットラップディスタンスディペンデントブレーキバイアスアジャストメントシステム(事前設定済みラップ距離従属型ブレーキバイアス調整システム)」に対して異議申し立てを行い、FIAは技術部門によるさらなる調査を実施[29]。 その結果、制裁金が科されるようなF1技術規則に反するものではなかったが、ドライバーエイドに関するF1競技規則違反と判断され2台とも失格となった[30]。これにより、ダニエル・リカルドの6位とニコ・ヒュルケンベルグの10位は取り消され、ルクレール、ガスリー、ペレスは順位が1つ繰り上がり6-8位、ストロールとダニール・クビアトは順位が2つ繰り上がって入賞圏内の9-10位となり、レーシング・ポイントとトロ・ロッソはダブル入賞を果たすことになった。そして、無得点となったコンストラクターズランキング5位のルノーと同6位のトロ・ロッソのポイント差は6点に縮まった[31]

残り4戦で獲得できる最大のポイントである104ポイント圏内にいるドライバーのみランキング首位のルイス・ハミルトンを逆転する可能性を残していたが、マックス・フェルスタッペンシャルル・ルクレールは接触により失速。セバスチャン・ベッテルも2位を獲得したが、ハミルトンとの差は104ポイント以上に広がり、3名ともドライバーズタイトルの可能性はここで消滅することとなった。結果、その対象がボッタスのみとなったため、メルセデスのドライバーのいずれかが今季のドライバーズタイトルを獲得する状況となり、F1史上初のダブルタイトルでの6連覇もここで確定することとなった[注 3]

レース結果 編集

順位 No. ドライバー コンストラクター 周回数 タイム/リタイア原因 Grid Pts.
1 77   バルテリ・ボッタス メルセデス 52 1:21:46.755 3 25
2 5   セバスチャン・ベッテル フェラーリ 52 +13.343 1 18
3 44   ルイス・ハミルトン メルセデス 52 +13.858 4 16 FL
4 23   アレクサンダー・アルボン レッドブル-ホンダ 52 +59.537 6 12
5 55   カルロス・サインツ マクラーレン-ルノー 52 +1:09.101 7 10
6 16   シャルル・ルクレール フェラーリ 51 +1 Lap 1 2 8
7 10   ピエール・ガスリー トロ・ロッソ-ホンダ 51 +1 Lap 9 6
8 11   セルジオ・ペレス レーシング・ポイント-BWTメルセデス 51 +1 Lap 17 4
9 18   ランス・ストロール レーシング・ポイント-BWTメルセデス 51 +1 Lap 12 2
10 26   ダニール・クビアト トロ・ロッソ-ホンダ 51 +1 Lap 14 1
11 4   ランド・ノリス マクラーレン-ルノー 51 +1 Lap 8
12 7   キミ・ライコネン アルファロメオ-フェラーリ 51 +1 Lap 13
13 8   ロマン・グロージャン ハース-フェラーリ 51 +1 Lap 10
14 99   アントニオ・ジョヴィナッツィ アルファロメオ-フェラーリ 51 +1 Lap 11
15 20   ケビン・マグヌッセン ハース-フェラーリ 51 +1 Lap 19
16 63   ジョージ・ラッセル ウィリアムズ-メルセデス 50 +2 Laps 18
17 88   ロバート・クビサ ウィリアムズ-メルセデス 50 +2 Laps PL
Ret 33   マックス・フェルスタッペン レッドブル-ホンダ 14 接触ダメージ 5
DSQ 3   ダニエル・リカルド 2 ルノー 51 ブレーキシステム違反 16
DSQ 27   ニコ・ヒュルケンベルグ 2 ルノー 51 ブレーキシステム違反 15
ソース:[32]
ファステストラップ[33]
ラップリーダー[34][35]
追記
  • 誤って52周目終了時点でチェッカードフラッグの表示が出たため、1周遡って52周目でレース終了となった。当初の予定は53周[36]
  • ^FL - ファステストラップの1点を含む
  • ^1 - ルクレールは1周目にフェルスタッペンと接触し、後にリタイアさせたため5秒のタイム加算ペナルティとペナルティポイント2点(合計2点)[37]、その後安全でない状態で走行を続けたため10秒のタイム加算ペナルティとフェラーリに25,000ユーロの罰金[38]がレース後に科され、6位から7位に降格したが[39]、ルノー勢の失格により6位に返り咲いた
  • ^2 - リカルドとヒュルケンベルグはブレーキシステムの違反により失格[30]
  • - リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い

第17戦終了時点のランキング 編集

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。
  • フェルスタッペンとベッテルは優勝回数の差(フェルスタッペン2回、ベッテル1回)でフェルスタッペンが上位となる。

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 当初の予定は10月12日15:00(JST)だったが、令和元年東日本台風(台風19号)の接近により、翌日(レース当日)の午前に延期された。
  2. ^ 元々、2周目に入った段階でレースディレクターからチームに対してルクレールをピットインさせることを指示されていたが、その周でパーツが外れたことによってマシンが安全になったと判断しピットインを見送ったため、3周目に改めてレースディレクターからチームに対しピットインさせることを厳命されたため、ルクレールがピットインしたという経緯がある。
  3. ^ 余談だがエンジンサプライヤーという視点で見れば、厳密には破られていない形となる。エンジンから見れば、1968年から1974年フォードフォード・コスワース・DFVエンジンシリーズ)が各年チームは違えどダブルタイトルを獲得しており、エンジンサプライヤーとして7連覇を果たしている。また、コンストラクターズ6連覇という記録もフェラーリの他に1986年から1991年ホンダエンジン、1992年から1997年ルノーV10がそれぞれエンジンサプライヤーとして達成している。もし2020年もメルセデスがダブルタイトルを獲得すればF1史上初の唯一無二の記録となる。また、片方のタイトルのみになったとしてもエンジンサプライヤーとしてはフォードの7連覇以来の記録となるが、同一チームが7連覇という記録だけでもフェラーリを超えることとなり、その点だけでもF1史上初の記録を樹立することとなる。

出典 編集

  1. ^ Japanese Grand Prix 2019 - F1 Race”. The Official F1 Website. 2019年10月7日閲覧。
  2. ^ F1日本GPのタイヤ選択が明らかに。レッドブル・ホンダ&フェラーリ、メルセデスと戦略別れる”. autosport web (2019年10月3日). 2019年10月7日閲覧。
  3. ^ a b 日本GPで2019年F1コンストラクターズタイトル決定の可能性。ハミルトンの王座は確定せず”. autosport web (2019年10月10日). 2019年10月11日閲覧。
  4. ^ F1日本GPに今季のF1タイトル王手がかかるハミルトン”. TOPNEWS (2019年10月3日). 2019年10月9日閲覧。
  5. ^ a b 鈴鹿に近付く台風19号。FIA「サーキットやJAFと連携して、対処の準備を」”. motorsport.com (2019年10月9日). 2019年10月9日閲覧。
  6. ^ F1日本グランプリサポートのFIA-F4鈴鹿ラウンド特別戦が台風19号の接近により中止に”. autosport web (2019年10月10日). 2019年10月10日閲覧。
  7. ^ a b c F1日本GP鈴鹿、大型台風の影響で土曜セッションが中止。日曜の予選・決勝の1デイ開催が決定”. autosport web (2019年10月11日). 2019年10月11日閲覧。
  8. ^ 鈴鹿F1日本GP、台風19号の影響で土曜走行全中止…予選を日曜開催に変更”. Formula1-Data (2019年10月11日). 2019年10月11日閲覧。
  9. ^ F1日本GPのサポートレースだったPCCJ最終戦も台風19号の影響で中止へ”. motorsport.com (2019年10月12日). 2019年10月13日閲覧。
  10. ^ a b F1日本GP、日曜朝の予選実施が不可能なら、FP2の結果でグリッド決定へ”. motorsport.com (2019年10月11日). 2019年10月13日閲覧。
  11. ^ 鈴鹿サーキットに台風19号の被害なし。F1日本GPの予選・決勝に向け準備整う”. motorsport.com (2019年10月13日). 2019年10月13日閲覧。
  12. ^ 「ビアンキのクラッシュは前代未聞」新データ公表”. autosport web (2015年7月24日). 2019年10月9日閲覧。
  13. ^ 5年ぶりに日本人ドライバーがF1へ。山本尚貴がトロロッソ・ホンダを駆り日本GPフリープラクティスに出場”. autosport web (2019年10月7日). 2019年10月7日閲覧。
  14. ^ フェラーリ、F1日本GPで「Mission Winnow」を10レースぶりに復活”. Formula1-Data (2019年10月9日). 2019年10月11日閲覧。
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  16. ^ 特記のない場合、F1日本FP1:山本尚貴が最多周回の17番手。メルセデスワンツー発進”. motorsport.com (2019年10月11日). 2019年10月13日閲覧。
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  19. ^ F1第17戦日本GP FP2:好調メルセデスが初日トップ。レッドブル・ホンダのフェルスタッペンは3番手で続く”. autosport web (2019年10月11日). 2019年10月13日閲覧。
  20. ^ 特記のない場合、F1日本GP予選:ベッテル、自画自賛の圧巻PP。レッドブル・ホンダはグリッド3列目”. motorsport.com (2019年10月13日). 2019年10月13日閲覧。
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