grram(グラム)は、久川実津紀によるソロ・プロジェクト。GIZA studioのサブレーベルD-GOに所属していた。

grram
出身地 日本の旗
ジャンル J-POP
活動期間 2010年 - 2015年
レーベル GIZA studio / D-GO
事務所 ビーイング
共同作業者 花沢耕太
岡本仁志
麻井寛史
公式サイト http://grram.jp/
メンバー 久川実津紀(ボーカル)
旧メンバー 丸山太佑(ギター)
猪上涼太(ベース)
西山圭(ドラム)

来歴 編集

  • 2010年の秋、ミュージックスクールの定期オーディションで歌っていた久川実津紀が、その儚い歌声と作詞能力をプロデューサーに見出され、女性シンガーを探していた3人のメンバーと合流し、結成に至った[1]。「悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね」が名探偵コナンのエンディングテーマに起用された後、2012年3月21日に1stミニアルバム「心の指すほうへ」でメジャーデビュー[2]
  • 2013年、grramが久川のソロプロジェクトとなる。
  • 2013年3月23日には福岡県ヤフオク!ドームにて行われた、プロ野球オープン戦の試合開始前に登場し、「心の指すほうへ」を歌唱した。
  • 2013年8月24日には、鳥取県の倉吉未来中心大ホールにて開催されたイベント「名探偵コナンまつりinまんが王国とっとり」にゲスト出演し、5曲を歌唱した。
  • 2015年11月28日、大阪hillsパン工場で開催したワンマンライブ「grram The Final Live ~心の指すほうへ~」をもって活動終了。

概要 編集

「悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね」の1曲を除いた全ての曲の作詞を久川実津紀が手がけており、それらの内容は主に、人間の目には見えない感情を言葉にしているものである。中学2年生の頃から書き溜め続けている作詞ノートに綴られた大量の言葉の中から書くこともあるという。また、作曲に関しては、同系列レーベルのアーティストによる提供の傾向であったが、現在は中学の頃からボイスレコーダーに多数の曲を吹き込み溜め続けているという久川自身の作曲作品も増えつつある。

名前の由来 編集

欧神話に登場する剣で石や鉄も容易く切り裂いたといわれているグラム(gram)と、コンピュータ主記憶装置のラム(Random Access Memory=RAM)を掛け合わせた。いつまでも心に深く刻み込むような音を真摯に届けたいという願いをこめた名前である。[1]

メンバー 編集

久川実津紀 (1991年8月16日生まれ) grramは久川実津紀のソロ・プロジェクトであるため彼女1人である。

ディスコグラフィー 編集

アルバム 編集

ミニアルバム 編集

発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2012年3月21日 心の指すほうへ GZCD-5001 109位
2nd 2012年8月1日 まぼろしのカタチ GZCD-5003 140位

シングル 編集

シングル 編集

発売日 タイトル 規格品番 最高位
- 2014年12月21日 Will... 会場限定 チャート対象外
- 2015年11月23日 夢は夢のままで/かけがえのないものひとつ 会場限定 チャート対象外

デジタルシングル 編集

発売日 タイトル
1 2014年10月22日 風になって

書籍 編集

連載 編集

  • 「music freak Es」にて久川実津紀「記憶のなかの1grram」

関連項目 編集

脚注 編集

外部リンク 編集