JUNK BOY』(ジャンクボーイ)は、国友やすゆきによる青年漫画双葉社の『週刊漫画アクション』で1985年から1989年に連載されていた。これを原作として1987年に同名でOVAも作られた。

JUNK BOY
ジャンル 青年漫画
漫画
作者 国友やすゆき
出版社 双葉社
掲載誌 週刊漫画アクション
発表期間 1985年 - 1989年
巻数 全18巻
OVA
原作 国友やすゆき
監督 山田勝久
キャラクターデザイン 浜崎博嗣
アニメーション制作 マッドハウス
製作 ビクター音楽産業
発売日 1987年
話数 全1話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

漫画 編集

OVA 編集

タイトルには「THE INCREDIBLE GYOKAI VIDEO」という副題が付いた。

原画のメンバーが豪華である。マッドハウスの中核をなすアニメーターだけでなく、外部から西島克彦梅津泰臣が参加している。なかでも劇中に入るお遊びのCMには川尻善昭が参加、さらにこの部分のナレーションを原作者の国友やすゆき自身が担当している。この作品は、アーツプロの音響監督、本田保則が初めてマッド作品に関わった作品でもある。この後、マッドハウスのOVA作品は飛躍的に本数が増えて行く。

物語 編集

主人公、山崎良平のあこがれの業界、ポテトボーイ編集部。その面接の当日に遅刻すれすれに登場した良平は、面接官のひとりである織田由貴を見て、イイ女だと妄想をたくましくし、あろうことか勃起。その大胆ぶりを買われ即採用。翌日あこがれの業界へ足を踏み入れるが、本社ビルの渡り廊下の先にあるボロボロの編集部に愕然とする。が、すぐにヌード撮影の助手としてワクワクしつつ撮影現場に向かう。被写体である、かつてのアイドル神田美香のやる気のなさに怒る良平は、アイドル時代のあの輝きを熱く語る。それに感動した彼女は、俄然悩殺ポーズを連発する。気を良くした良平はソープの取材を買って出る。ソープの取材で指名したマリアンこと沢本亜樹に惚れた良平は、彼女が超有名な体当たり実体験ルポライターだと後で知る。業界にあこがれ、しかし業界のことを何も知らない良平だった。ふとしたことから、亜樹が愛に感じたことが無いことを知り、勝手にかわいそうと彼女を口説きまくる、がその結末は…。明るく楽しく爽やかな恋愛を描く業界トレンド人間、山崎良平の物語の始まり。

キャスト 編集

スペシャルキャスト 編集

作品の関係者などが1シーン程度に声をあてるという趣向が盛り込まれた。

  • 部長 - 岡崎秀文(双葉社の編集者)
  • 取石副編集長 - 岡崎潤司
  • 美少女 - 栗原弘子
  • 女の子 - 森田真由美
  • 原作者 - 国友やすゆき
  • オヤジ - 丸山正雄(マッドハウスの社長、本作のプロデューサー)

スタッフ 編集

主題歌 編集

「危ないSugarDance」
作詞・作曲 - 朝倉紀幸 / 編曲 - 工藤隆 / 歌 - 朝倉紀幸&JUNK・BOYS