Liar! Liar!

B'zの23作目のシングル
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Liar! Liar!」 (ライアー! ライアー!)は、日本音楽ユニットB'zの楽曲。1997年10月8日にRooms RECORDSより23作目のシングルとして発売された。

Liar! Liar!
B'zシングル
初出アルバム『SURVIVE
B面 ビリビリ
リリース
規格 8cmシングル
ジャンル
時間
レーベル Rooms RECORDS
作詞 稲葉浩志
作曲 松本孝弘
プロデュース 松本孝弘
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位 (オリコン)
  • 1997年10月度月間1位 (オリコン)
  • 1997年11月度月間11位 (オリコン)
  • 1997年度年間20位 (オリコン)
  • B'z シングル 年表
    • Liar! Liar!
    • (1997年)
    SURVIVE 収録曲
    Survive
    (3)
    Liar! Liar!
    (4)
    ハピネス
    (5)
    ミュージック・ビデオ(Short ver.)
    「Liar! Liar!」 - YouTube
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    概要 編集

    9thアルバム『SURVIVE』からの先行シングル。

    発売当初はノンタイアップであり、リリース後しばらくしてからタイアップがついた。リリース後にジャケット写真のB'zをアニメイラストにしたステッカーが封入されているバージョンも7万枚限定で発売された[2]

    本作のCMでは「稲葉が腹話術を行う」、「松本がバーで飲む」、「2人がヒッチハイクをする」という一風変わったものが放送された。

    オリコンでは『Liar! Liar!/ビリビリ』と両A面シングルとして扱われているが[3]、公式では「Liar! Liar!」の単独A面である。

    『FIREBALL』と同様にオリコンではミリオンには届かなかったが、日本レコード協会の集計ではミリオンセラーを達成している[1]

    収録曲 編集

    8cmCD
    全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「Liar! Liar!」稲葉浩志松本孝弘
    2.「ビリビリ」稲葉浩志松本孝弘
    合計時間:

    楽曲解説 編集

    1. Liar! Liar!
      打ち込み音やギターリフを多用した楽曲で、当時のインタビューで本人たちは「原点回帰」とコメントしている。
      歌詞は社会風刺を取り込んだもの[4]
      元々はアルバム『SURVIVE』からの先行シングルがなかなか決まらず「ならば新曲を作ろう」とのことで、アルバム制作の最後に急遽製作された[5][6]
      松本がメロディーを作り始めた3、4日後には歌詞やアレンジも完成し[6]、前作「Calling」とは対照的に、当時のB'z史上最短時間で完成した。
      PV米国ルイジアナ州ニューオーリンズ[7]、9月9日と10日の2日間で撮影された[8]。このPVは、『SURVIVE』のCDを1997年当時のパソコンに入れると見ることができた。
      メガデスマーティ・フリードマンが日本のロックに傾倒するきっかけとなった曲である[9]
    2. ビリビリ
      打ち込みのベースと山木秀夫によるドラム・ループを使用した楽曲[8]
      レコーディングには、ボグナー英語版のギター・アンプが使用された[8]
      徳永暁人とのセッションでアルバム制作の初期に完成していた。
      現在もライブ未演奏。

    タイアップ 編集

    参加ミュージシャン 編集

    収録アルバム 編集

    Liar! Liar!

    ビリビリ

    ライブ映像作品 編集

    Liar! Liar!

    脚注 編集

    1. ^ a b GOLD ALBUM他 認定作品 1998年3月度(98年2月21日〜98年3月20日)」『THE RECORD』第462号、日本レコード協会、1998年5月、9頁。 
    2. ^ MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「限定」の項)”. エムアールエム. 2019年11月24日閲覧。
    3. ^ B'zのCDシングルランキング”. ORICON NEWS. オリコン. 2013年7月24日閲覧。
    4. ^ mfm I 2013, p. 57.
    5. ^ 『be with!』第35巻、B'z Party、1997年9月。 
    6. ^ a b 『be with!』第79巻、B'z Party、2008年10月。 
    7. ^ 青木優『B'z The Best XXV 1988-1998』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ(初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。 
    8. ^ a b c mfm I 2013, p. 53.
    9. ^ マーティ・フリードマンが語るJ-POPの魅力”. GQ JAPAN. 2020年6月1日閲覧。

    参考文献 編集

    • 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年。 

    関連項目 編集