ITF車いすテニスツアー(英語:ITF Wheelchair Tennis Tour)は国際テニス連盟(ITF)公認の車いすテニストーナメントの総称。1992年、11大会から始まり、2007年現在で32か国において126大会が行なわれている。[1]大会スポンサーはユニクロ

ツアーに含まれる各大会は、会場をはじめ、ドローサイズ、有資格審判、賞金金額、バリアフリーな関連設備の有無など、その運営規模に従って以下のグレードに分類される。

このうち、グランドスラム大会が、賞金額が最も高額でランキングのための獲得ポイントも多い。マスターズシリーズにはランキングの上位選手のみが出場できる。このほかに、国別対抗戦のワールドチームカップなどがある。

日本で行なわれるトーナメントでは、ジャパンオープンがスーパーシリーズ、ピースカップおよび神戸オープンがITF3、仙台オープン、神奈川オープン、大阪オープン、三沢オープン、北九州オープンの5大会がフューチャーズのグレードとなっている。

なお、トップ選手(エントリー締め切り時点で男子は上位20位、女子は10位、クァードは4位までのランキングに入っている選手)はフューチャーズの大会には出場できない。ITF3の大会にも男子の上位10位、女子の上位5位までの選手は年2大会までと出場に制限が設けられている。[2]

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  1. ^ International Tennis Federation. “NEC Tour - Introduction”. Wheelchair Tennis. 2007年12月12日閲覧。
  2. ^ International Tennis Federation. “Restrictions for Top Players” (PDF). Tournament Guide 2009. pp. 50. 2009年1月24日閲覧。

参考文献 編集