Regina di WAVE王座(レジーナ・ディ・ウェーブおうざ)は、プロレスリングWAVEが管理、認定している王座。「Regina」はイタリア語で「女王」を意味する。

Regina di WAVE王座
詳細
現王者 宮崎有妃
獲得日 2023年12月24日
管理団体 プロレスリングWAVE
創立 2012年12月5日
統計
最多保持者 大畠美咲(3回)
初代王者 桜花由美
最長保持者 桜花由美(525日)
最短所持者 大畠美咲(0日)
最年長 宮崎有妃(44歳325日)
最年少 朱崇花(19歳296日)

歴史 編集

2012年12月5日に創設[1]。初代王座決定トーナメントには歴代波女(Catch the WAVE優勝者)の桜花由美GAMI華名栗原あゆみをエントリーしたが、プロデューサーでもあるGAMIは「引退までベルトは巻かない」と辞退[1]、代わりに波女を除いたWAVE参戦経験のある現役全女子レスラーからGAMIが定めた「ZAN1」(人気投票、ロイヤルランブル、じゃんけんのポイント)で1人選抜し、大畠美咲が選ばれた[2]

2013年2月17日、トーナメント1回戦の予定だったが、栗原が眼窩底骨折と鼻骨骨折で欠場。そこで、華名VS紫雷美央(ZAN1:2位)で暫定1回戦を行い、3月17日の決勝戦までに復帰すれば勝者と改めて1回戦。復帰できなければ勝者がそのまま決勝進出と決まった。また栗原復帰の場合公平を期すため桜花vs大畠の勝者もGAMIと試合を行う(結果は問わない)こととなった。(勝者は華名と桜花)3月17日に栗原が復帰、改めて華名VS栗原の1回戦と決勝戦を行い、桜花由美が初代王座についた[3]

2016年より挑戦資格について「Catch the WAVE優勝」、「NEXTトーナメント優勝」、「ZAN1クイーン」、「Reginaの逆指名」のいずれかのみに限定することになった[4]

2018年12月の後楽園ホールにて行われた大畠美咲引退試合にて同王座戦が行われ、大畠が戴冠。翌日の引退パーティーにて返上、封印となる。

2019年に開催されたCatch the WAVEの優勝者に同王座が贈られる事が発表され、これを制した彩羽匠が封印を解き再び王座を戴冠。

歴代王者 編集

歴代 選手 戴冠回数 防衛回数 獲得日付 獲得場所
(対戦相手・その他)
初代 桜花由美 1 7 2013年3月17日 新宿FACE
華名
第2代 志田光 1 4 2014年8月24日 新宿FACE
第3代 浜田文子 1 4 2015年2月11日 後楽園ホール
第4代 山縣優 1 4 2015年12月27日 後楽園ホール
第5代 水波綾 1 5 2016年12月29日 後楽園ホール
第6代 山下りな 1 2 2017年7月2日 後楽園ホール
第7代 大畠美咲 1 5 2017年10月9日 後楽園ホール
第8代 桜花由美 2 1 2017年12月29日 後楽園ホール
第9代 大畠美咲 2 2 2017年1月20日 新木場1stRING
第10代 彩羽匠 1 0 2018年6月28日 後楽園ホール
第11代 朱崇花 1 2 2018年8月19日 後楽園ホール
第12代 水波綾 2 0 2018年12月15日 新木場1stRING
第13代 大畠美咲 3 0 2018年12月29日 後楽園ホール
2018年12月29日に引退のため返上
第14代 彩羽匠 2 5 2019年7月15日 新宿FACE
水波綾、野崎渚による巴戦
第15代 野崎渚 1 5 2019年12月29日 後楽園ホール
第16代 旧姓・広田さくら 1 3 2020年12月27日 後楽園ホール
第17代 野崎渚 2 4 2021年8月22日 後楽園ホール
2022年7月17日に負傷のため返上
第18代 鈴季すず 1 0 2022年7月17日 後楽園ホール
高瀬みゆき
第19代 志田光 2 5 2022年8月14日 新宿FACE
第20代 VENY 2 0 2023年10月1日 新宿FACE
第21代 宮崎有妃 1 2023年12月24日 カルッツかわさき

主な記録 編集

  • 最多戴冠回数:大畠美咲(3回)
  • 最多連続防衛回数:桜花由美(7回)
  • 最多通算防衛回数:桜花由美、野崎渚(8回)
  • 最長保持期間:桜花由美(525日)
  • デビュー最短戴冠記録:山下りな(3年240日)
  • デビュー最長戴冠記録:宮崎有妃(28年350日)
  • 最年少戴冠記録:朱崇花(19歳296日)
  • 最年長戴冠記録:宮崎有妃(44歳325日)

脚注 編集