Ricoh 2A03

ファミリーコンピュータ用8ビットCPU

2A03(RP2A03、にい エー ぜろさん)は、リコーが開発したファミリーコンピュータ8ビットCPUである。MOS 6502からBCD命令、メモリーマップ機能を除き、PSGに似た音源DMA機能が追加された。映像出力方式はNTSCである。

PALバージョンの2A07

音源 編集

  • パルス波(矩形波)発生装置 2系統(デューティ比3:1、1:1、1:3、1:7切り替え,音域は約A1-G9)[1]
  • 三角波発生装置 1系統(4bit波形、音量は仕様上固定だが、DPCMと絡んだバグに近い挙動が存在し、これを利用すると変更することが可能。音域は約A0-A11)[1]
  • ノイズ発生装置 1系統(擬似乱数雑音・短周期ノイズ切り替え、周波数変更が可能。ただし、最初期型(コントローラのボタンが四角いゴム)のファミコンでは短周期ノイズは出せない)
  • DPCM 1系統
  • ミキサー

脚注 編集

  1. ^ a b Ricoh 2A03 technical reference”. NesDev.org. 2023年10月13日閲覧。

関連項目 編集