Sound Horizon

日本の音楽ユニット

Sound Horizon(サウンドホライズン)は、サウンドクリエイターRevoが主宰する日本音楽ユニット。略称は「サンホラ」または「SH」。他作品とのコラボレーションを専門とする別名義に「Linked Horizon(リンクトホライズン)」がある。

Sound Horizon
基本情報
別名 Linked Horizon
出身地 日本の旗 日本
ジャンル 物語音楽
シンフォニックメタル/ロック
プログレッシブメタル/ロック
ロック・オペラ
J-POP
活動期間 2001年 - 2006年(第1期)
2006年 - (第2期)
レーベル ベルウッド・レコード
(2004年 - 2006年)
キングレコード
(2006年 - 2011年)
ポニーキャニオン
(2011年 - )
共同作業者 yokoyanイラスト
公式サイト Sound Horizon official website
メンバー Revo
旧メンバー Aramary(ボーカル)

概要

Revo個人のウェブサイトを前身とし、2001年末より同人音楽サークルとして活動を開始。2004年ベルウッドレコード所属アーティストとしてメジャーデビュー。のちにキングレコードに所属を変え、2011年10月よりポニーキャニオンに所属。一部は他のレーベルから発売された作品もある。

自らを「幻想楽団」と称し、物語性のある歌詞と組曲的な音楽形式による「物語音楽」を主な作風とする。作品は“Story CD”と銘打たれたコンセプト・アルバム群を主軸に展開しており、物語の細部や結末はあえて曖昧にされていることが多い。これについてRevoは自身のサイト上、及びコンサートのMC・インタビューなどで「人それぞれの解釈を楽しんでもらいたい」と語っており、PVやアルバムのコンサートツアーにおいては演出担当にRevoとは別のスタッフを招き、「解釈の一つとして見て欲しい」という形態をとっている[1]

歴史をテーマに掲げている作品も多く、楽曲の中には世界各国の言語などが用いられ、地名を捩ったもの、あるいは実在する地名が使われている。登場キャラクターの中にも、実在した歴史上の人物がモデルになっているものがある。

歌詞や登場人物の繋がり、アルバムを超えて意図的に同じ旋律やフレーズが使われているなど、楽曲や旋律に仕掛けが施されている。各CDのパッケージやブックレットに仕掛けも多くみられ、歌詞の読み替えをはじめ、歌詞が絵本の挿絵のような影絵になっていたり、あえて歌詞が書かれていない部分なども数多く存在する。また、CDのケースを分解すると暗号やメッセージが出てくるなど、隠し要素としてパッケージやブックレットの中に謎解き要素やメッセージが仕掛けてある事も多い。隠しボーナストラックなどの仕掛けは同人時代から存在するが、『少年は剣を…』以降、キングレコードに所属していた頃にリリースしたシングルやアルバムにはケース及びブックレットなどに特設サイトへのURLが隠れているものもあり、謎解きをする事でボーナストラック音源がダウンロードできるというおまけ要素も存在した。ポニーキャニオンに移籍した以降はキングレコード内にあった特設サイトが閉鎖されたため、現在は閲覧不可能となっている。また、CDの発売情報やライブの開催情報などを発表する際にも、公式HP、Revo本人のサイト、LINEの公式アカウント、Twitterの公式アカウントなどから「謎解き」要素が盛り込まれたメッセージを発信する事もある。

ジャケットイラストやブックレットの挿絵、各ストーリーCDのキャラクターデザインは、メジャーデビュー以前の作品から現在に至るまでyokoyanが手がけている。

2012年6月、他作品とのコラボレーションを専門とする新プロジェクトとして「Linked Horizon(リンクトホライズン)」を発表。

編成

自主制作初期の作品ではRevo自身による楽器演奏や打ち込み音楽を中心としていたが、『Thanatos』以降の作品では、AramaryJimangによるボーカルと「語り」と呼ばれるナレーションや台詞が入るようになり、『Chronicle 2nd』以降はサポートメンバーを起用している。

Aramary脱退後の2006年春、第2期活動からは「Revoソロプロジェクト」となり、歌手や奏者については特定せずに必要に応じて編成する形態をとっている。ボーカルやナレーション、複数の役をAramaryがメインで担当していた第1期に対し、第2期では複数の新しい歌い手・語り部分に歌手や声優などを起用し、それぞれ役割分担がなされている。

メンバー

必要に応じて多様な歌手や奏者、ダンサー、声優、役者等を起用しており、Jimangをはじめ、多数のCDやコンサートに出演している者もいるが、あくまでゲストとしての参加形態となっている。具体的な参加メンバーは、各CDやコンサートの項目を参照。

メイン
Revo
ストーリー原案、作詞作曲編曲ギターキーボードアコーディオンボーカル、語りなどを担当。Sound Horizonの楽曲にボーカル・語り担当として参加する際は「似て非なる人々」として各ストーリーCDのキャラクターに扮した名義で参加している。
共同制作メンバー
yokoyan
メジャーデビュー以前の第1作目からジャケットやブックレットなどを始めとしたイラストレーション関係を担当。
旧メンバー
Aramary
ボーカル、コーラス、ボイスを担当。メジャーデビュー以前の『Thanatos』から『Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜』までのメインボーカル及びナレーションを務めた。第1期終了と同時に脱退。

サポートメンバー

参加声優を含め各アルバム・シングル毎に編成が異なるため、それぞれ該当作品のリンク先を参照。

初期の自主制作CDについては同項目の「#自主制作CD」の欄に記載。

来歴

2023年

  • 6月24日:『絵馬に願ひを! (Full Edition)』をリリース。※同年3月15日発売予定からの延期


ライブ・コンサート

公演年 形態 タイトル 公演規模・会場
2005年 コンサート Elysion 〜楽園パレードへようこそ〜 7月24日:なかのZEROホール
9月19日:なかのZEROホール(追加公演)
2006年 ライブツアー Sound Horizon Live Tour 2006 第一次領土拡大遠征
2006年
2007年
コンサートツアー Sound Horizon Concert Tour 2006-2007
「Roman 〜僕達が繋がる物語〜」
2007年 ライブツアー Sound Horizon Live Tour 2007 第二次領土拡大遠征
記念祭ライブ 第二次領土拡大遠征凱旋
「幻想楽団メジャーデビュー三周年大記念祭」
全3公演 / 10月28/29/30日:品川ステラボール
2008年 コラボレーションライブ Dream Port 2008
2008年
2009年
コンサート 6th Story Concert 「Moira」
〜其れでも、お征きなさい仔等よ〜
2009年 ライブツアー Sound Horizon Live Tour 2009 第三次領土拡大遠征
生誕祭ライブ 第三次領土拡大遠征凱旋記念「国王生誕祭」
全2公演 / 6月26/27日:東京 NHKホール
単発ライブ Sound Horizon メジャーデビュー5周年ファンクラブ祝賀祭 10月24日:神奈川県民ホール
2010年 生誕祭ライブ 国王生誕祭 休日スペシャル2010
全2公演 / 6月19/20日:東京 国立代々木競技場
コンサート 7th Story Concert 「Märchen」
〜キミが今笑っている、眩いその時代に…〜
2011年 ライブツアー Sound Horizon Live Tour 2011 第一次領土復興遠征
単発ライブ 第一次領土復興遠征 凱旋公演 9月27日:Zepp Sendai
2013年 単発ライブ Revo's Halloween Party 10月26日:さいたまスーパーアリーナ
2015年 コンサート 9th Story Concert 「Nein」
〜西洋骨董屋根裏堂へようこそ〜
2019年 イベントライブ Revo’s Acoustic Night 全3公演 / 4月27/28/29日:グランドプリンスホテル新高輪 「飛天の間」
2021年 コンサート Sound Horizon Around 15周年記念祭

公演形式

Sound Horizonのライブコンサートは、公演形式から主に以下の二種類に分類される。

アルバムコンサート
主にStory CDの発売直後に開催される、いわゆる「レコ発公演」。楽曲の世界観をそのまま舞台に再現することをテーマとしており、歌手・ナレーター・演奏者らは極力オリジナルメンバーで構成される。主要な登場人物は配役の歌手本人が演じ、それ以外の登場人物についても舞台俳優が起用され、ミュージカル的な側面が強い。
紗幕や迫りなどの大掛かりな舞台装置も使用することから、会場は主に座席付きの大型コンサートホールが選択される。
領土拡大遠征
CD発売の合間を縫って行われる、作品の世界観に囚われない形式の公演。Revoの誕生日に合わせて行われる「国王生誕祭」や、2011年に行われた「領土復興遠征」、2013年に行われたRevo名義の曲やLinked Horizonの曲も合わせて披露された「Revo's Halloween party」もこの形式に分類される。セットリストはアルバムの枠を超えて構成され、歌手やアレンジの変更による別バージョン曲や、アルバム未収録の新曲が披露されることも多い。

Sound Horizon Kingdom

コンサートや広報活動においては、ファン参加型の演出として「移動王国 Sound Horizon Kingdom」という概念を用いている。

これは、ラジオ番組「こむちゃっとカウントダウン」におけるRevoの発言(詳細はRevo個人の項を参照)に端を発し、演出家からの提案により2006〜2007年の『Roman』のコンサートツアーから公式に使用されるようになったものである[3]

国王は「Revo一世」、国民はファンで、領土は“国民一人一人の心の中”にあり、それゆえ国体は一定の領土を持たない「移動王国」、事務所サイドは「宮内庁」、ライブツアー形式の公演は「第○次領土拡大遠征」と設定されており、コンサート等のイベント開催時は、イベント名と日付を記した「入国証明印」が毎回会場内に設置され、公式グッズとして販売されているパスポートに記念として押印することができる。また、物販コーナーでの遊び心として価格表示を「キングダム(設定上の通貨)」、グッズ類ではTシャツなど身につけるものに「守備力+5」、お菓子などの食べ物類に「空腹度-40」など、それぞれロールプレイングゲームのようなステータス表記がされており、それらは公式サイトでのライブ・コンサートツアーのグッズ告知や物販コーナーの販売物一覧などに小ネタとして記載されている。

2007年夏には国歌(テーマソング)として「栄光の移動王国 -The Glory Kingdom-」が制定され、以降、公演の締めに観客が斉唱する事が多い。歌詞は一般公募によって集められたフレーズを元にRevoが作詞したものであり、2009年春には同様にスタッフからの案を元にした二番が追加、更に2011年夏の「第一次領土復興遠征」ではフルコーラスの楽曲として完成した。

ディスコグラフィ

収録曲の詳細が書かれていない作品についてはリンク先の各項目を参照。

Revo個人名義での参加作品は「Revo」の項目、Linked Horizon名義での参加作品は「Linked Horizon」の項目を参照。

自主制作CD

メジャーデビュー以前に制作されたアルバム。イベントやショップ限定で販売されたものが殆どであり、全て廃盤。

それぞれボーナストラック(原曲の逆再生曲やPC用サウンドなど)がCD EXTRAのデータトラックとして同梱され、PCから直接フォルダを開くことで視聴することが可能。

発売日 タイトル 収録曲・備考 型番
1st 2001年12月30日 1st Concept Story CD
chronicle

Story CDでは唯一のインストゥルメンタル楽曲のみによるアルバム
コーラス・ボイス担当で葉芹、ボイス担当で宮坂紀伊が参加

後にリニューアル盤である「Chronicle 2nd」が発売

なし (CD-R)
2nd 2002年8月11日 2nd Story CD
Thanatos

この作品からAramaryが参加

SH-TA01
3rd 2002年12月30日 3rd Story CD
Lost

この作品からJimangがボーカル・ナレーションで参加
ボイス担当にYasrow、バイオリン担当に篠崎ゆかりが参加

SH-LT02
4th 2003年5月4日 1st Pleasure CD
Pico Magic

Story CDではなくPleasure CDとして発売

SH-PM03
5th 2003年8月17日 2nd Pleasure CD
Pico Magic Reloaded

Story CDではなくPleasure CDの第二弾として発売

SH-PMR04
6th 2004年3月19日 1st Story Renewal CD
Chronicle 2nd
1st Concept Story CD「Chronicle」のリニューアル盤

詳細は Chronicle 2nd#収録曲 を参照

SH-CHR05

メジャーリリース

シングル

発売日 タイトル 規格品番 最高位
初回限定盤 通常盤 Re:Master
1st 2006年10月4日
2020年8月26日(Re:Master)
少年は剣を… - KDSD-111 KICM-2056 9位
2nd 2007年8月1日
2020年9月30日(Re:Master)
聖戦のイベリア KICM-91208 KICM-1208 KICM-2057 8位
3rd 2010年6月16日
2020年10月21日(Re:Master)
イドへ至る森へ至るイド KICM-91311 KICM-1311 KICM-2058 2位
4th 2013年10月19日
2020年10月30日(Re:Master)
ハロウィンと夜の物語 PCCA-03901 PCCA-03902 PCCA-04968 3位
5th 2014年10月1日
2020年11月25日(Re:Master)
ヴァニシング・スターライト PCCA-04089[注 3]
PCCA-04090
PCCA-04091[注 4]
PCCA-04092[注 5]
PCCA-04969 3位

アルバム

オリジナルアルバム
発売日 タイトル 規格品番 最高位
初回限定盤 通常盤 Re:Master
1st 2004年10月27日
2020年7月29日(Re:Master)
Elysion -楽園への前奏曲- - BZCS-5004 BZCS-5033 35位
2nd 2005年4月13日
2020年7月29日(Re:Master)
4th Story CD
Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜
BZCS-5006 BZCS-5034 29位
3rd 2006年11月22日
2020年8月26日(Re:Master)
5th Story CD
Roman
KICS-91286 KICS-1286 KICS-3931 19位
4th 2008年9月3日
2020年9月30日(Re:Master)
6th Story CD
Moira
KICS-91363 KICS-1363 KICS-3932 3位
5th 2010年12月15日
2020年9月30日(Re:Master)
7th Story CD
Märchen
KICS-91630 KICS-1630 KICS-3933 2位
6th 2015年4月22日
2020年11月25日(Re:Master)
9th Story CD
Nein
PCCA-04161[注 6]
PCCA-040162
PCCA-04163 PCCA-04970 2位
ベストアルバム
発売日 タイトル 規格品番 最高位
1st 2012年4月13日 Chronology [2005-2010] KIZC-149/51 4位

DVD & Blu-ray

発売日 タイトル 備考 最高位
1st 2006年3月8日 Elysion 〜楽園パレードへようこそ〜 (DVD) 4th Story CD「Elysion 〜楽園幻想物語組曲〜」のライブDVD
2005年7月24日/9月19日のなかのZEROホールの公演を収録
ジャケットカラーは白・黒・赤の全3種
11位
2nd 2007年4月25日 Sound Horizon Concert Tour 2006-2007
Roman 〜僕達が繋がる物語〜
(DVD)
5th Story CD「Roman」のライブDVD
2007年1月8日の東京厚生年金会館の公演を収録
17位
3rd 2009年3月25日 Sound Horizon 6th Story Concert
Moira 〜其れでも、お征きなさい仔等よ〜
(DVD)
6th Story CD「Moira」のライブDVD
2009年1月9日の東京JCB HALLの公演を収録
10位
4th 2009年12月9日 第三次領土拡大遠征凱旋記念
国王生誕祭 2009.06.26,27
(DVD/Blu-ray)
各日毎のライブ映像を収録したDVD/Blu-ray作品
2日間の映像をセットにした「コンプリートDVDボックス」も発売
7位
5th 2010年3月24日 Sound Horizon 5th Anniversary Movie
「Across The Horizon」
(DVD/Blu-ray)
国王生誕祭のライブ映像を編集した2009年公開の映画作品を収録 53位
6th 2011年7月27日 Sound Horizon 7th Story Concert
Märchen 〜キミが今笑っている、眩いその時代に…〜
(DVD/Blu-ray)
7th Story CD「Märchen」のライブDVD/Blu-ray
2011年1月に行われたパシフィコ横浜・国立大ホールの公演を収録
6位
7th 2014年6月18日 The Assorted Horizons (DVD/Blu-ray) メジャーデビュー10周年記念作品
2013年10月26日に開催された「Revo's Halloween party」や過去の未公開ライブ映像などを収録
3位
8th 2016年1月20日 Sound Horizon 9th Story Concert
Nein 〜西洋骨董屋根裏堂へようこそ〜
(DVD/Blu-ray)
9th Story CD「Nein」ライブDVD/Blu-ray
特典付きの「完全受注限定生産コンプリート超デラックス盤」も発売
5位
9th 2020年1月13日 7.5th or 8.5th Story BD
絵馬に願ひを! (Prologue Edition) (Blu-ray)
「Story」シリーズとしては初の映像作品としてのリリース
選択肢を選ぶことで物語や楽曲が変わる仕掛けを搭載
1位

書籍

コミカライズ作品

  • 白銀の矢』(画:竹下けんじろう講談社・コミックボンボン2006年10月号増刊号「アブラカダブラ」掲載[注 7]、読み切り)
    原作曲は「恋人を射ち堕とした日」。単行本未収録だが、竹下自身による同人誌(コミックマーケット84発行)にて再録。
  • Ark』(画:桂遊生丸集英社ウルトラジャンプ2006年12月号-2007年1月号連載)
    単行本未収録。初出は前後編で掲載され、後にウルトラジャンプ2016年1月号の付録小冊子にて再録。
  • Nein 〜9th Story〜』(複数作家によるオムニバス形式、KADOKAWAヤングエース、単行本全3巻)
    1. 2016年12月24日発売、ISBN 978-4-04-105051-4、画:有坂あこ、渡太一(ゼロワン)、古海鐘一、神江ちず
    2. 2017年6月24日発売、ISBN 978-4-04-105361-4、画:Jay.、有坂あこ、加藤よし江
    3. 2017年7月25日発売、ISBN 978-4-04-105463-5、画:木乃ひのき(協力:藤森ゆゆ缶)、雪村ゆに、有坂あこ

ノベライズ作品

ライブ写真集

  • Triumph 〜第二次領土拡大遠征の軌跡〜(2008年2月8日、ライブツアー「第二次領土拡大遠征」を収録したDVDも付属)
  • Memorial Issue「Sound Horizon 7th Story Concert Märchen 〜キミが今笑っている、眩いその時代に…〜」(2011年5月20日)
  • Memorial Issue「The Great Hope of the Territorial Revival」(2011年12月10日)

その他参加作品

アルバム未収録曲

主にコンサート及びライブ限定の楽曲。一部は各公演の映像ソフトに収録されている。この他にも歌詞やバージョン違いなど多数存在する。

  • 栄光の移動王国 -The Glory Kingdom-
    Sound Horizon Kingdomの国歌。歌詞は一般公募によって集められたフレーズを元にRevoが作詞。2009年にはスタッフからの案を元にした二番の歌詞が追加され、2011年にフルコーラスの楽曲として完成。アルバムには未収録だが、DVD等に収録されている。
  • 海を渡った征服者達(コンキスタドーレス)
    『聖戦のイベリア』に連なる、コンキスタドール達の物語を歌った楽曲。語り手に大塚明夫も参加。
  • 冬の伝言
    ボーカルはHiver Laurant。『Roman』収録曲「11文字の伝言」へのアンサーソング。
  • 遺言
    ライブイベント「国王聖誕祭」に集ったファンに対し、Revoが感謝と一期一会の気持ちを込めたメッセージソング。
  • 天駆ける翼獅子(リオン)
    マスコットキャラクターである有翼獅子“リオン”のテーマソング。リオンの原型はキングレコード社内のヒット賞受賞者に対して与えられる獅子型のトロフィーから。
  • コスモポリタン・ナポリタン
    Revoやバンドメンバーが扮する謎の音楽ユニット「イタリア兄弟」の持ち歌の一つ。
  • TNG
    『Märchen』からのスピンアウト作品。曲名の「TNG」はIdolfried Ehrenbergの口癖である「低能が(Tei Nou Ga)」の略。
  • Revive
    「第一次領土復興遠征」のテーマソング。歌詞は一般公募によって集められたフレーズを元にRevoが作詞し、公式サイト上で音源が配信された。メインフレーズを元に、大幅なプログレッシブアレンジを加えたインストゥルメンタル曲「Prayer」も存在する。

出演

Revo個人名義で出演しているものは「Revo」の項目、Linked Horizonとして出演しているものは「Linked Horizon」の項目に記載。

テレビ番組

  • Sound Horizon 5th Anniversary Program Across The Horizon Special(2009年12月9日、MUSIC ON! TV

ラジオ

  • メジャーデビュー5周年記念特別番組「Sound Horizon on the Radio」(2009年11月9日・11月16日、 Nack5
  • Sound Horizon ラジオから繋がる物語(2010年2月28日、TBSラジオ

映画

  • Sound Horizon 5th Anniversary Movie 『Across The Horizon』(2009年11月)
  • 7th Story Concert Märchen 〜キミが今笑っている、眩いその時代に…〜(2011年3月)
  • Sound Horizon 10th Anniversary Movie 『The Assorted Horizons』(2014年6月)
  • 9th Story Concert Nein 〜西洋骨董屋根裏堂へようこそ〜(2015年10月)

脚注

注釈

  1. ^ 付属のアンケートに答えるとお礼として『SH電波』の音声ファイルを入手することができた。
  2. ^ 「忘レモノハ在リマセンカ」というボイスと効果音のみのトラックであるため、正式なタイトルは不明。
  3. ^ 予約限定デラックス盤
  4. ^ 2014年
  5. ^ 2015年以降
  6. ^ 完全数量限定デラックス盤
  7. ^ 同誌には相田裕による「緋色の風車」のイメージイラストも掲載。
  8. ^ 第13話(2018年8月号)までは付録小冊子に掲載、第14話(2022年1月号)以降は本誌に掲載。
  9. ^ エンディングテーマのみSound Horizon名義、劇伴BGMはRevo名義でのクレジット。

出典

外部リンク

公式サイト
特設サイト