WinSCP

オープン・ソースのWindows用SFTPクライアント

WinSCPは、Martin Přikrylオープンソースで開発・公開している、ファイル暗号化しコンピュータ間でファイル転送を行うSSHクライアントアプリケーションソフトウェアである。本ソフトウェアWindowsで動作する。

WinSCP
WinSCP 5.5.2
開発元 Martin Přikryl
初版 2000年 (24年前) (2000)
最新版
6.3.3[1] ウィキデータを編集 / 16 4月 2024
最新評価版 6.0.2 RC - 2023年4月18日 (11か月前) (2023-04-18)[2] [±]
リポジトリ github.com/winscp/winscp
プログラミング
言語
C++
対応OS Microsoft Windows
対応言語 日本語を含む45言語[3]
サポート状況 活動中
種別 FTPSFTPFTPSSCPWebDAVAmazon S3 クライアント
ライセンス GPL
公式サイト WinSCP :: Official Site :: Free SFTP and FTP client for Windows
テンプレートを表示

ソフトウェアで、SSHの機能のうちSCP (Secure copy) とSFTPサブシステムでの通信ができ、FTPSサーバへの接続も可能である。そのプログラム内部ではPuTTYを使用してSSHでの通信を実現している。バージョン5.13からはAmazon Simple Storage Serviceのプロトコルにも対応している[4]。その後の拡張により WebDAVAmazon S3 への接続も可能となっている。

セキュリティ 編集

2010年にマルウェアGumblarによってPC内のFTPアカウント情報を窃取される問題が発生した。しかし、当時のWinSCPの最新版はパスワードAESによる暗号化やマスターパスワードを既に採用しており、利用者による多大な被害は免れた[5]

注釈 編集

  1. ^ 6.3.3” (16 4月 2024). 16 4月 2024閲覧。
  2. ^ News::WinSCP”. 2023年7月5日閲覧。
  3. ^ Translations”. WinSCP. 2018年2月20日閲覧。
  4. ^ 樽井 秀人 (2018年2月20日). ““Amazon S3”プロトコルに対応した「WinSCP」v5.13が正式公開”. 窓の杜. 2018年2月20日閲覧。
  5. ^ JPCERT コーディネーションセンター (2010年2月3日). “FTP アカウント情報を盗むマルウエアに関する注意喚起”. 2010年2月3日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集