Wowza Streaming Engine (ワウザ ストリーミング エンジン)はWowza Media Systemsが開発している、動画ストリーミングサーバRTMPを使い、Adobe Flash Playerと通信できるが、クライアント・サーバ間の遠隔手続き呼出しにも対応しており、その際、サーバ側はJavaで記述する。バージョン4.0より、ウェブブラウザベースで管理出来るGUIを搭載した。

  • 様々な規模のライブ配信とオンデマンド配信に対応
  • 様々な端末で動画を再生(マルチスクリーン)
  • 様々な回線状況で動画を再生 (アダプティブ・ビット・レート)
Wowza Streaming Engine
開発元 Wowza Media Systems
最新版
4.7.7 / 2018年11月13日 (5年前) (2018-11-13)[1]
対応OS Linux, macOS, Solaris, Unix, Windows
プラットフォーム Javaプラットフォーム
種別 動画ストリーミングサーバ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.wowza.com/products/streaming-engine
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歴史 編集

  • 2007年2月19日 - 1.0.0リリース。RTMPのみ対応しており、Wowza Media Server Proという商品名だった。
  • 2008年5月15日 - 1.5.0リリース。RTSPRTP、MPEG-TS対応。コーデックH.264AAC対応。
  • 2009年12月17日 - 2.0.0リリース。Wowza Media Serverに名称を変更。HTTP Live Streamingや Microsoft Smooth Streamingに対応。
  • 2010年11月9日 - 2.2.0リリース。Adobe HTTP Dynamic Streaming対応。
  • 2011年10月7日 - 3.0.0リリース[2]。ライブストリームトランスコーダー、ネットワークDVR、DRM対応。
  • 2012年11月13日 - 3.5.0リリース。
  • 2014年2月11日 4.0リリース。MPEG-DASHに正式対応、Wowza Streaming Engineに名称変更[3]
  • 2014年9月10日 - 4.1.0リリース。HEVC/H.265 Transcodingにプレビュー対応した。
  • 2015年6月16日 - 4.2.0リリース。インストール作業が容易になった。
  • 2015年10月6日 - 4.3.0リリース。REST API 1.0、CDN配信などに対応した。
  • 2016年2月2日 - 4.4.0リリース。Telos Alliance Audio Encoders, Cross-Origin Resource Sharing (CORS) などに対応した[4]
  • 2016年5月23日 - 4.5.0リリース。
  • 2016年11月15日 - 4.6.0リリース。
  • 2017年4月24日 - 4.7.0リリース。

対応プロトコル 編集

Real Time Media Flow ProtocolWindows Media Videoには対応していない。

エディション 編集

  • 永久ライセンス (Perpetual Edition) 商用利用不可
  • 月額課金版 (Monthly Edition) 商用利用可
  • トライアル版 (Trial Edition) 無償(180日間)利用制限あり
  • 開発者向け版 (Developer Edition) 無償(180日間)利用制限あり
  • AWSでの利用 (Bring Your Own Licenseがコスト的には安い)
  1. Bring Your Own License 永久ライセンス若しくは月額課金版をAWSにインストールする方法
  2. AMIを利用する方法

関連項目 編集

参照 編集

外部リンク 編集