独立作戦任務師団 (ロシア国内軍)

独立作戦任務師団(どくりつさくせんにんむしだん、ロシア語: Отдельная дивизия оперативного назначения、略称: ОДОН英語: Separate Operational Purpose Division、略称: ODON)は、ソ連、ロシア国内軍師団級部隊。ソ連時代、F.ジェルジンスキー名称独立特別任務自動車化狙撃師団と称されたため、通称、ジェルジンスキー師団ともいう。

独立作戦任務師団
Separate division operational use.jpg
独立作戦任務師団のパッチ
創設 1924年
再編成 1994年2月
所属政体 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦ロシアの旗 ロシア
所属組織 ロシア国家親衛隊
部隊編制単位 師団
兵科 国内軍
兵種/任務/特性 作戦任務部隊
人員 9982人
通称号/略称 軍事ユニット 3111
愛称 ジェルジンスキー師団
最終位置 バラシハ
主な戦歴 第二次世界大戦
第一次チェチェン紛争
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内務機関、国家保安機関の筆頭部隊であり、ソ連時代、政府、ソ連共産党の庁舎の警備を担当していた。

レーニン勲章、十月革命勲章、名誉称号「赤旗」を有する。

沿革編集

  • 1924年:Y.M.スヴェルドロフ自動車装甲支隊に基づき、特別任務師団(Дивизии особого назначения;ДОН)編制。各級指揮官の選抜には、フェリックス・ジェルジンスキー自身が従事した。
  • 1926年:統合国家政治局(OGPU)参与会附属F.ジェルジンスキー名称特別任務師団に改称。
  • 1920年代:フィンランド系白衛軍と交戦。
  • 1941年7月:独ソ戦に投入。当時、4個自動車化狙撃連隊(第1、第2、第7、第10)、第3狙撃連隊、騎兵連隊、戦車連隊の計7個連隊編制だった。
  • 1941年10月:モスクワ市において警戒任務。
  • 1941年11月:赤の広場での観閲式に参加。
  • 1944年:ドイツ軍捕虜の護送任務。ヤルタ会談の警備。
  • 1945年6月:赤の広場での戦勝記念観閲式に参加。
  • 1977年12月:師団第2連隊第3大隊第9中隊に基づき、国内軍最初の特殊任務部隊(現在の「ヴィーチャズィ」支隊)編成。
  • 1980年:モスクワ・オリンピックの警備。
  • 1990年代:ナゴルノ・カラバフ、アゼルバイジャン、フェルガナ、レニナカン、北オセチア、イングーシ、チェチェン共和国の紛争地に投入。
  • 1994年2月:独立作戦任務師団に改称。

編制編集

 
独立作戦任務師団の隊員

2014年4月11日の時点で、この師団には以下の隊が含まれている。

  • 軍事ユニット3111 - 師団本部
  • 軍事ユニット3179 - 第604特殊任務センター
    • 第604特殊任務センター "Vityaz" (ヴィーチャズィ)は、第1連隊第6特殊任務支隊 "Vityaz" と第8特殊任務支隊 "Rus" を継承・統合した部隊である。2008年9月1日までは、ロシア内務省の第1特殊部隊(第1OSN)と呼ばれ、テロとの戦いや人質解放が主な任務の1つだった。2008年9月1日、"Vityaz" 支隊をベースに、"Rus" 支隊と合併し、ロシア内務省第604特殊任務センターが形成された。
  • 軍事ユニット3186 - 第2作戦任務連隊
  • 軍事ユニット3419 - 第4作戦任務連隊
  • 軍事ユニット3500 - 第5作戦任務連隊
  • 軍事ユニット3421 - 第16教育訓練センター
  • 軍事ユニット3128 - 独立通信大隊
  • 軍事ユニット3187 - 独立修理修繕大隊
  • 軍事ユニット3532 - 独立医療衛生大隊
  • 軍事ユニット6909 - 第441独立支援大隊
  • 軍事ユニット6923 - 第752独立工兵大隊、
  • 軍事ユニット6771 - 第344独立警備大隊
  • 軍事ユニット3058 - 第319独立安全保障訓練大隊
  • 軍事ユニット3401 - 第4独立CBR防護中隊
  • 軍事ユニット3492 - 駐屯地住宅保守ユニット
  • 軍事ユニット3178 - ロシア連邦保安庁軍事臨床病院
  • 軍事ユニット3472 - ロシア連邦保安庁中央通信センター
  • 軍事ユニット3601 - ロシア連邦保安庁自動制御システム中央センター
  • 軍事ユニット6686 - ロシア国家親衛隊工兵技術サポートセンター

関連項目編集

外部リンク編集