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独自入試(どくじにゅうし)とは、主に公立高等学校入学試験において、同一都道府県下の高等学校に共通する入学試験問題ではなく、各学校で独自に作成した問題を受験生に課す入学試験(学力検査)のことである。都道府県によっては、自校作成問題と呼ぶ場合もある。

目次

概要編集

私立の高等学校の入学試験では各校独自の問題であることが自明であるため、「独自入試」という場合には、主に公立高校の入試で導入されるようになった試験方式のことを指すのが一般的である。

2001年度に東京都立日比谷高等学校で初めて導入以来、東京都神奈川県岡山県など多くの自治体で実施された。なお、統一問題による入学試験自体は存続しており、多くは「前期試験」「後期試験」の2回の入学試験にわけて、一方を統一入試、他方を独自入試としている場合が多い。また、大阪府埼玉県のように統一問題であっても2種類以上の問題を作成して各学校がどちらかを選択して試験を行うところある。

このようなことが行われるようになったのは、多様な生徒が受験するのに単一の試験問題では対応できないからである。

特徴と傾向編集

独自入試における試験科目は、従来の5教科5科目として出題される場合のほか、各科目の融合問題や、受験生の表現力が問われる作文(小論文)問題、また正確な推論を問う数理的問題などとして出題されることも多く、バラエティに富んでいる。また、学力検査に面接試験が加わることもある。

こうした入学試験によって各学校が受験生に求めているのは、平準化した受験勉強で培われた画一的な学力だけでなく、それ以上に、受験生の個性的な能力や高度な応用力などであり、公立のいわゆる難関進学校の独自問題は、共通問題よりも難易度が高い。

実施校のメリットは、共通テストでは見出しにくい受験生の個性的な学力を正確に判断できることである。また、各校の独自入試の過去問題から、その学校が求めている学力がどのようなものであるかが透けて見える場合もあるが、そこから入試対策を立てることはかならずしも容易ではない。

実施校編集

東京都編集

神奈川県編集

岡山県編集

関連項目編集