玉村 (茨城県)

日本の茨城県結城郡にあった村

玉村(たまむら)は、茨城県結城郡にかつて存在した村である。

たまむら
玉村
廃止日 1954年10月1日
廃止理由 新設・編入合併
石下町、玉村豊田村岡田村飯沼村石下町
宗道村、玉村宗道村
現在の自治体 下妻市常総市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
結城郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
隣接自治体 宗道村、蚕飼村、豊田村、岡田村、大形村、下妻市
玉村役場
所在地 茨城県結城郡玉村大字原宿
座標 北緯36度09分14秒 東経139度57分57秒 / 北緯36.15394度 東経139.96583度 / 36.15394; 139.96583 (玉村)座標: 北緯36度09分14秒 東経139度57分57秒 / 北緯36.15394度 東経139.96583度 / 36.15394; 139.96583 (玉村)
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地理 編集

現在の下妻市の南部に位置した。村域のほとんどは平地である。

歴史 編集

村域の変遷 編集

変遷表 編集

玉村村域の変遷表
1868年
以前
明治22年
4月1日
1889年 - 1944年 1945年 - 1989年 1989年 - 現在 現在
羽子村 玉村 昭和30年1月1日
結城郡に編入
玉村 1954年10月1日
宗道村に編入
1955年1月1日
千代川村
2006年1月1日
下妻市に編入
下妻市
原村
小保川村 1954年10月1日
石下町
2006年1月1日
水海道市に編入
常総市
原宿村
若宮戸村

分村合併 編集

1953年(昭和28年)9月町村合併促進法が公布されると、各地の町村では合併協議が進められた。玉村では石下町・豊田村・岡田村・飯沼村との合併案と、宗道村豊加美村総上村大形村蚕飼村との合併案があり、1954年(昭和29年)5月20日住民投票が行われた。結果は石下697票、宗道696票と僅か1票の差であったため村民からは不満の声が上がった。

玉村がどちらと合併するか決まらない間に宗道村大形村蚕飼村5月30日一斉に合併決議を行い(豊加美村総上村6月1日下妻町に編入された)、1955年(昭和30年)1月1日をもって合併を行うこととなった。結局玉村では分村合併を行うこととなり、羽子・原は宗道村に編入、小保川・原宿・若宮戸は石下町他3村と合併し、(新)石下町となった[1]

大字 編集

  • 羽子(はねご)
  • 小保川(おぼかわ)
  • 原宿(はらじゅく)
  • 若宮戸(わかみやど)
  • 原(はら)

人口・世帯 編集

人口 編集

総数(単位:人)

1891年(明治24年)      2,257
1920年(大正9年)           2,395
1935年(昭和10年)       2,571
1950年(昭和25年)             2,994

世帯 編集

総数(単位:世帯)

1920年(大正9年)      417
1935年(昭和10年)     404
1950年(昭和25年)         485

交通 編集

鉄道 編集

脚注 編集

  1. ^ テキスト / 合併の動き”. adeac.jp. 2023年9月6日閲覧。

参考文献 編集