王子保駅

福井県越前市にあるハピラインふくいの駅

王子保駅(おうしおえき)は、福井県越前市四郎丸町にある[2]ハピラインふくいハピラインふくい線である。

王子保駅
駅舎(2019年12月)
おうしお
Ōshio
南条 (4.5 km)
(4.3 km) 武生
地図
所在地 福井県越前市四郎丸町55-4
北緯35度51分59秒 東経136度9分56秒 / 北緯35.86639度 東経136.16556度 / 35.86639; 136.16556座標: 北緯35度51分59秒 東経136度9分56秒 / 北緯35.86639度 東経136.16556度 / 35.86639; 136.16556
所属事業者 ハピラインふくい
所属路線 ハピラインふくい線
キロ程 30.8 km(敦賀起点)
米原から76.7 km
電報略号 オウ←ヲウ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
271人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1927年昭和2年)12月20日[1][2]
備考 無人駅(自動券売機 有)
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歴史 編集

駅構造 編集

相対式ホーム2面2線[2]を有する地上駅である[1]分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。駅名は、開業時の村名である南条郡王子保村に由来する[2]

北陸新幹線敦賀延伸まではJR西日本金沢支社の福井地域鉄道部管理の無人駅で、改札口にはICカード専用の簡易改札機が設置されている[6][8][10]。自動券売機はハピラインふくいへの経営移管時より設置された。

駅舎は木造モルタル造りで上りホーム側にあり、ホーム間は跨線橋で連絡している[2]

のりば 編集

のりば 路線 方向 行先
1 ハピラインふくい線 上り 敦賀方面[15]
2 下り 福井金沢方面[15]
  • 長らくのりば番号が設定されていなかったが、ICOCA導入までには設定された。駅舎側(上り)が1番のりばである。

利用状況 編集

「福井県統計年鑑」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
1997年(平成09年) 320
1998年(平成10年) 310
1999年(平成11年) 297
2000年(平成12年) 318
2001年(平成13年) 326
2002年(平成14年) 321
2003年(平成15年) 315
2004年(平成16年) 309
2005年(平成17年) 305
2006年(平成18年) 316
2007年(平成19年) 326
2008年(平成20年) 319
2009年(平成21年) 302
2010年(平成22年) 291
2011年(平成23年) 290
2012年(平成24年) 297
2013年(平成25年) 291
2014年(平成26年) 240
2015年(平成27年) 247
2016年(平成28年) 251
2017年(平成29年) 253
2018年(平成30年) 266
2019年(令和元年) 271

駅周辺 編集

バス路線 編集

駅の東側を通る福井県道136号線に停留所があり、下記の路線が発着する。

王子保駅

越前市市民バスは月曜・木曜に1日2往復のみ運行(※祝日も運行するが、年末年始12月31日 - 翌年1月3日)は全便運休)[17]

隣の駅 編集

ハピラインふくい
ハピラインふくい線
快速
通過
普通
南条駅 - 王子保駅 - 武生駅
当駅 - 武生駅間に新駅「しきぶ駅」を設置する予定となっている[18]

脚注 編集

  1. ^ a b c 川島 2010, p. 54.
  2. ^ a b c d e f 朝日 2012, p. 23.
  3. ^ “日本国有鉄道公示第118号”. 官報. (1971年3月24日) 
  4. ^ 「通報 ●北陸本線田村駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1971年3月24日、4面。
  5. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、133頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ a b 9月15日「ICOCA」を福井県内のJR北陸本線(新疋田駅〜牛ノ谷駅)に導入します! 〜北陸と近畿がICOCAでつながる〜』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道金沢支社、2018年5月30日。 オリジナルの2019年5月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190528150154/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/180821_00_icoca_1.pdf2020年9月13日閲覧 
  7. ^ JR西日本「ICOCA」9/15エリア一体化、近畿から北陸・岡山も利用OK”. マイナビニュース (2018年5月30日). 2021年9月25日閲覧。
  8. ^ a b イコカ福井県内導入は9月15日 福井駅と敦賀駅は先行で自動改札”. 福井新聞ONLINE (2018年5月31日). 2018年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月25日閲覧。
  9. ^ “JR西、福井でイコカ導入 9月15日から北陸線19駅”. 日本経済新聞. (2018年5月31日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31148860Q8A530C1LB0000/ 2021年9月25日閲覧。 
  10. ^ a b “福井もICOCAで行こか JR西、9月15日から19駅に導入”. 産経ニュース. (2018年6月4日). https://www.sankei.com/article/20180604-G7N3DOTOGROHFC7U3XG4VQDCRE/ 2021年9月25日閲覧。 
  11. ^ 福井県内のJR線でICカード切符「ICOCA」運用開始 早朝購入組の姿も”. 福井経済新聞 (2018年9月15日). 2021年9月25日閲覧。
  12. ^ “新社名「ハピラインふくい」 並行在来線三セク会社 福井の60代男性考案”. 中日新聞Web. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329023030/https://www.chunichi.co.jp/article/443193 2022年4月10日閲覧。 
  13. ^ “並行在来線運営会社は「ハピラインふくい」 知事らが記者会見”. 朝日新聞デジタル. (2022年3月29日). オリジナルの2022年3月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220329201222/https://www.asahi.com/articles/ASQ3Y00JBQ3XPISC001.html 2022年4月10日閲覧。 
  14. ^ “並行在来線の役割転換、特急中心から「県民の足」へ…「パターンダイヤ」も検討”. 読売新聞オンライン. (2022年4月9日). オリジナルの2022年4月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220409050523/https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220407-OYT1T50122/ 2022年4月10日閲覧。 
  15. ^ a b 王子保駅|時刻表”. 2024年3月28日閲覧。
  16. ^ 福鉄バス路線図 武生 ⇔ 白山・河野海岸方面”. 福井鉄道 (2015年10月1日). 2022年10月9日閲覧。
  17. ^ a b 5 王子保・南ルート 時刻表”. 越前市 (2020年4月1日). 2022年10月9日閲覧。
  18. ^ ハピライン 越前市の新駅  「しきぶ駅」に名称決定:日刊県民福井Web

参考文献 編集

  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8 
  • 『週刊JR全駅・全車両基地18 北陸本線②(森本~米原) 越美北線』朝日新聞出版、2012年12月9日。 

関連項目 編集

外部リンク 編集