王 永志(おう えいし、1932年11月17日[1] - )は中国航空宇宙工学者であり、中国工程院の院士である。小惑星王永志英語版(46669)の名前の由来となった人物でもある。

略歴編集

中国遼寧省昌図県出身。幼少期は将来の夢として生物学者を挙げていたものの、朝鮮戦争が起きたことにより、パイロットになることを決意し、1952年に清華大学理工学部航空学科に入学する[2]。1961年モスクワ航空大学英語版を卒業[3]。ここで、ヴァシーリー・ミシンの指導を受け、研究テーマは大陸間弾道ミサイルの設計に関するものだった[3]

1992年、921計画の総設計士に任命され、神舟宇宙船長征2号Fブースター、酒泉衛星発射センターの設備、トラッキングネットワーク等の開発を指揮した[3]

2003年には胡錦濤国家主席より中国で最も権威ある科学技術賞、国家最高科学技術賞が授与された。

2008年には、第11期中国人民政治協商会議の科学技術界代表に選ばれた[4]

脚注編集

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  1. ^ CV of Wang Yongzhi” (英語). 中国工程院. 2007年9月28日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
  2. ^ Международное радио Китая (2005年10月29日). “Генеральный конструктор проекта пилотируемых космических полетов Китая Ван Юнчжи (звук)” (ロシア語). 中国国際放送局. http://russian.cri.cn/289/2005/10/29/1@91143.htm 2020年4月29日閲覧。 
  3. ^ a b c Wang Yongzhi” (英語). Encyclopedia Astronautica. 2010年8月29日閲覧。
  4. ^ “第十一届全国政协委员名单” (中国語). 英大網. 新華社通信. (2009年3月3日). オリジナルの2018年10月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181027151607/http://www.indaa.com.cn/zt/2009qglh/zxzs/200903/t20090303_127573.html 2020年4月29日閲覧。