玖珠川

日本の大分県西部の川。筑後川水系。

玖珠川(くすがわ)は、筑後川水系支流大分県玖珠郡九重町玖珠町および日田市を流れる一級河川

玖珠川
水系 一級水系 筑後川
種別 一級河川
延長 56 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 529 km²
水源 飯田高原(大分県)
水源の標高 -- m
河口・合流先 三隈川(大分県)
流域 大分県
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玖珠町協心橋から上流方向を望む

地理 編集

久住山北麓の飯田高原を源として大分県玖珠町付近で西流に転じ、日田市において大山川と合流して三隈川となる。

大山川より長いためにかつては筑後川の本流とされ、筑後川の長さは玖珠川の水源からとされていた。その後、流域面積がより広い大山川の方が本流とされ、現在の筑後川の長さは両川延長の差分だけ短くなっている。

盆地として、玖珠川の中流に開ける玖珠盆地と、大山川と玖珠川の合流点に開ける日田盆地がある[1]

上流部には、寒の地獄九酔峡などがある。また、宝泉寺温泉湯の釣温泉天ヶ瀬温泉など、流域には温泉も数多い。

主な支流 編集

流域の自治体 編集

大分県
玖珠郡九重町玖珠町日田市

並行する交通 編集

鉄道 編集

1984年までは支流の町田川沿いを、国鉄宮原線が走っていた。

道路 編集

出典 編集

  1. ^ 1.流域の自然状況”. 国土交通省. 2022年9月19日閲覧。