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生田スタジオ

神奈川県川崎市多摩区菅仙谷にある日本テレビ生田スタジオ外観
地図

生田スタジオ(いくたスタジオ)とは、神奈川県川崎市多摩区菅仙谷3丁目20番1号にある日本テレビが所有・管理するテレビスタジオである。

目次

概要編集

主に日本テレビのテレビドラマ制作のために設計され、近くにはよみうりランドがある。

水曜ドラマ』『土曜ドラマ』『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』や『月曜から夜ふかし』の撮影のほか、『ものまねグランプリ』、『はじめてのおつかい』などの特別番組の収録にも使われている。また、『知ってるつもり?!』や『マジカル頭脳パワー!!』なども主にここで収録されていた。そのほか、『ザ!鉄腕!DASH!!』がスタジオ収録だった時期にも使用されていた。

最寄り駅は、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線稲田堤駅および京王相模原線京王稲田堤駅。また、京王稲田堤駅と小田急小田原線読売ランド前駅から送迎バスが出ているが、関係者以外は乗車できない。

スタジオ技術は子会社の日テレ・テクニカル・リソーシズ(略称:NiTRo、旧社名:NTV映像センター)が請け負っていて、災害時の送出機能も備えている。

1971年(昭和46年)に特撮テレビドラマ『仮面ライダー』(東映毎日放送)制作のために設立され、それ以降も主に同種のドラマを制作した『東映生田スタジオ』(1978年閉鎖)とは所在地も近いが、関係はない[1]

生田スタジオのあゆみ編集

1964年7月に、よみうりランドの一角に4階建ての鉄筋コンクリート造のビルとして完成[2]。当時は「NTVスタジオ」の名称で250坪の第1スタジオ(カラー用)と200坪の第2スタジオ(モノクロ用、1972年にカラー用に更新[3])の2つのスタジオがあり、そのうち第1スタジオは1000人収容の公開スタジオとなっており、日本ではじめてのカラーアイドホール投射で多くの来場者を呼んだが[2]、日本テレビの公開番組が次第に減少し、後楽園ホールに集約されるようになってからは、ドラマ撮影スタジオとしての機能を充実。他にも映画撮影用の第3・第4スタジオも建設された。

1986年4月、施設の老朽化に伴い、改築されることとなった。現在稼動している建物がその改築された建物であるが、建設工事は2期に分かれた。第1期工事として260坪の第1スタジオと200坪の第2スタジオが建設され、1989年に竣工した。さらに第2期工事で200坪の第3スタジオが建設され、スタジオを3つ擁する現在の形になった。同所の管理・運営主体は、1972年12月18日に日本テレビとよみうりランドの共同出資で設立された「株式会社生田スタジオ」が担当していたが[4]、その後合併により「株式会社NTV映像センター(現・日テレグループ企画)」へ移行し、更にその後日本テレビ本体がスタジオを所有・管理する形へと移行した。なおスタジオ技術は子会社の日テレ・テクニカル・リソーシズが請け負っていて、災害時の送出機能も備えている。

日本テレビは千代田区二番町麹町)の旧本社、港区東新橋汐留)の現本社ともに、ドラマ以外のパッケージ番組収録に対応できるスタジオが少なく、それぞれのスタジオ床面積も狭いことから、生田スタジオの必要性・重要度は高い。ゆえにTBS緑山スタジオのような「生田スタジオ=ドラマ撮影専用」という位置づけではない。

施設概要編集

スタジオ編集

第1スタジオ(260坪)・第2スタジオ(200坪)
主に『水曜ドラマ』、『土曜ドラマ』などのドラマ制作用スタジオとして運用。
第3スタジオ(200坪)
主に『宝探しアドベンチャー 謎解きバトルTORE!』、『ものまねグランプリ』、『はじめてのおつかい』、『AKBINGO!』などのバラエティ番組で使用。近年ではドラマ収録でも使用[5]

その他の施設編集

出演者用に化粧室・結髪室・衣装室・出演者控室(22部屋)等がある。

また制作用に編集室やMA・録音スタジオなどを整備している。またビル内外各所にあるドッキングロケ端子盤にカメラマイクロフォンケーブルを接続することにより、ビル内外の至る所でロケーション撮影をすることも可能となっている。

過去には、よみうりランド敷地内に時代劇の撮影に使える「江戸の街並み」を再現したオープンセットを有していたが、1990年代に入り撤去され、1993年Jリーグ開幕にあわせてヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ1969)の練習施設であるヴェルディグラウンドの「レセルバ(第2グラウンド)」となった。

脚注編集

  1. ^ 「『仮面ライダー』ロケ地探訪」『全怪獣怪人』下巻、勁文社1990年11月30日、468頁。C0676。ISBN 4-7669-1209-8
  2. ^ a b 日本テレビ放送網 『大衆とともに25年 -沿革史-』、1978年、134頁。 
  3. ^ 日本テレビ放送網 『大衆とともに25年 -沿革史-』、1978年、383頁。 
  4. ^ 日本テレビ放送網 『大衆とともに25年 -沿革史-』、1978年、223頁。 
  5. ^ “事例紹介” (プレスリリース), ソニービジネスソリューション, https://www.sony.jp/switcher/casestudy/ntv.html 

関連項目編集