田中化学研究所

株式会社田中化学研究所
TANAKA CHEMICAL Co., LTD.
Tanaka Chemical Corporation.JPG
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 4080
略称 田中化研
本社所在地 日本の旗 日本
910-3131
福井県福井市白方町45字砂浜割5番10
設立 1957年12月2日
業種 化学
事業内容 二次電池用正極材料の製造販売
触媒原料の製造販売
その他無機化学製品の製造販売
◎ISO14001・ISO9001取得
代表者 代表取締役 社長執行役員 田中保
資本金 57億7,902万1千円(平成28年10月31日現在)
発行済株式総数 25,350,800株(平成28年10月31日現在)
売上高 152億6,600万円(平成28年3月期の業績)
営業利益 ▲3億100万円(平成28年3月期の業績)
経常利益 ▲5億7,400万円(平成28年3月期の業績)
純利益 3億1,200万円(平成28年3月期の業績)
純資産 18億1500万円(平成28年3月期)
総資産 124億6,500万円(平成28年3月期)
従業員数 183名
決算期 3月31日
主要株主 住友化学株式会社 50.10%
田中保 4.99%
株式会社三菱東京UFJ銀行 1.81%
田中浩 1.53%
株式会社福井銀行 1.18%
住友商事株式会社 0.99%
住友生命保険相互会社 0.83%
田中学 0.67%
田中健 0.67%
田中恵子 0.67%
主要子会社 株式会社マルロ
外部リンク www.tanaka-chem.co.jp
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株式会社田中化学研究所(たなかかがくけんきゅうじょ英: Tanaka Chemical Corporation)は、福井県福井市に本社を置く化学工業メーカー。
次世代型正極材を研究しており、主に二次電池正極材料を研究、開発、生産している。
J-Stock Indexの構成銘柄の一つ。
通称「田中化研」の略称で表記される。
住友化学の被所有の連結子会社。

目次

沿革編集

  • 1956年12月 - 創業者田中忠義氏、個人経営の田中化学研究所を設立、マグライトの製造を開始。
  • 1957年12月 - 株式会社田中化学研究所設立。本社を大阪府大阪市生野区に置く。兵庫県尼崎市の武庫川工場にて、フェライト用炭酸マンガンの生産を開始。
  • 1960年07月 - 芦屋工場にニッケル塩類の製造設備を設置。
  • 1970年08月 - コバルト塩類の生産を開始。
  • 1972年09月 - アルカリ電池材料の供給を開始。
  • 1973年12月 - 水酸化ニッケルの販売を開始。
  • 1986年08月 - ニッケルカドミウム電池用高密度水酸化ニッケルの生産を開始。
  • 1988年09月 - 福井臨海工業地帯(テクノポート福井)に福井工場を新設。芦屋工場を閉鎖。
  • 1991年10月 - ニッケル水素電池用高密度水酸化ニッケルの生産を開始。
  • 1991年11月 - 福井県福井市に本社を移転。
  • 1994年09月 - 福井工場内に北第二工場及び北第一溶解工場を新設。
  • 1995年05月 - 大阪市中央区に大阪支社を開設。
  • 1995年08月 - リチウムイオン電池用酸化コバルトの生産を開始。
  • 1996年04月 - 東京都千代田区に東京事務所開設。
  • 1996年12月 - 福井県坂井市坂井町に物流センターを新設。
  • 1997年05月 - 高容量型水酸化ニッケル(コバルトコート品)の生産を開始。
  • 1999年07月 - 本社・福井工場においてISO14001 (環境マネジメントシステム)の認証を取得。
  • 1999年12月 - 東京都千代田区に東京支社を開設。
  • 2000年02月 - 日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 2000年03月 - 福井工場内に北第三工場を新設。
  • 2000年12月 - 福井本社棟を新設。
  • 2001年03月 - 福井工場内に北第二溶解工場及び東工場を新設。
  • 2001年07月 - 東京支社を港区新橋に移転。
  • 2001年07月 - ニッケル乾電池用オキシ水酸化ニッケルを開発、生産を開始。
  • 2002年10月 - 本社・福井工場・大阪支社においてISO9001(品質マネジメントシステム)の認証を取得
  • 2003年08月 - 三元系正極材料(リチウムイオン電池用ニッケル・マンガン・コバルト複合水酸化物)を開発、生産を開始。
  • 2004年10月 - 福井工場隣接の土地・建物を取得。
  • 2004年12月 - 日本証券業協会への店頭登録を取消し、東京証券取引所[新興企業市場/JASDAQ市場/コード番号4080/スタンダード市場]上場。
  • 2006年01月 - 中国上海市に上海事務所を開設。
  • 2006年12月 - 東京支社を港区西新橋に移転。
  • 2007年06月 - 武庫川工場を閉鎖。生産拠点を福井に集約。
  • 2008年08月 - 株式会社田中化学研究所と第一稀元素化学工業株式会社は、燃料電池分野における新製品の発売。
  • 2008年09月 - 福井工場隣接の土地・建物を取得。
  • 2008年10月 - 上海事務所を移転。
  • 2009年09月 - リチウム複合酸化物前駆体に関する米国での特許取得。
  • 2009年11月 - 上海事務所を閉鎖。
  • 2010年04月 - ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所 JASDAQ市場に上場。
  • 2011年02月 - 福井工場隣接の土地を取得。
  • 2011年03月 - 福井工場内に新工場棟を建設。
  • 2011年05月 - DBJ(株式会社日本政策投資銀行)の環境格付けにおいて「環境への配慮に対する取り組みが先進的」との格付けを取得。
  • 2011年10月 - 安価で高性能なリチウムイオン二次電池正極材料の開発に成功。
  • 2012年01月 - 「工場緑化を推進し工場内外の環境の向上に顕著な功績があった」として福井工場が日本緑化センター会長賞を受賞。
  • 2012年01月 - 「リチウム複合酸化物」に関する日本での特許取得。
  • 2013年03月 - 住友化学株式会社と資本業務提携契約締結。住友化学株式会社に対する第三者割当による新株式の発行。

  住友化学株式会社の保有割合 8.99% 株式会社田中化学研究所が調達する資金の額 3億9,425万円。

  • 2013年07月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所 JASDAQ市場に上場。
  • 2013年10月 - 高エネルギー密度の次世代リチウムイオン電池を開発。新規鉄マンガン系正極を開発、従来比1.7倍のエネルギー密度を実証。
    日本電気株式会社[NEC]、株式会社田中化学研究所、積水化学工業株式会社は、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で、新規鉄マンガン系正極を使った次世代リチウムイオン電池を開発した。
    新たに開発した次世代リチウムイオン電池技術の特長は、新規鉄マンガン系正極材料を開発、正極の大容量化を実現。
    鉄マンガン系正極の性能を引き出す負極および電解液を新たに開発。
    8Ah 級のラミネート型電池で高エネルギー密度を実証。
  • 2014年12月 - 住友化学株式会社に対する第三者割当による新株式の発行。

  住友化学株式会社の保有割合 14.81% 株式会社田中化学研究所が調達する資金の額 3億7,080万円。

  • 2015年08月 - 資本・業務提携を結んでいる住友化学株式会社と、従来品に比べて電池容量を最大で7割高められる次世代正極材を共同開発。
  • 2015年11月 - 株式会社東京証券取引所よりJASDAQ 市場を代表する企業群として位置づけられるJ-Stock Index の構成銘柄に選定。
  • 2016年10月 - 住友化学株式会社に対する第三者割当による新株式の発行。

  住友化学被所有の連結子会社となる。住友化学株式会社の保有割合 50.10% 株式会社田中化学研究所が調達する資金の額 65億1,600万円。

  • 2017年03月 - 株式会社田中化学研究所と日本電気株式会社と国立研究開発法人産業技術総合研究所がリチウム鉄マンガン系複合酸化物およびそれを用いたリチウムイオン二次電池を発明。

  リチウム鉄マンガン系複合酸化物を正極活物質として含む正極と、リチウムイオンを吸蔵放出可能な材料を負極活物質として含む負極とを備えるリチウムイオン二次電池は、高エネルギー密度の二次電池として期待されている。

  本実施形態に係るリチウムイオン二次電池は、高いエネルギー密度を有し、さらにサイクル特性にも優れるため、電子機器、電気自動車、一般家庭や施設の電力貯蔵用蓄電池等として、広く利用することができる。

特許編集

【2011年取得分】

登録番号:4669214号 オキシ水酸化コバルト粒子及びその製造方法

登録番号:4683741号 高密度アルミニウム含有水酸化ニッケル粒子およびその製造方法

登録番号:4694799号 非水電解液電池の活物質用四酸化三コバルトの製造方法

登録番号:4695237号 非水電解質二次電池用正極活物質の製造方法

登録番号:4707939号 リチウムマンガンニッケル複合酸化物

登録番号:4737849号 アルカリ二次電池用正極活性物質の製造方法

登録番号:4837651号 酸化ニッケルの製造方法

登録番号:4841202号 酸化チタンの製造方法

登録番号:4846309号 ニッケルマンガンコバルト複合酸化物の製造方法

登録番号:4848384号 高密度コバルトマンガン共沈水酸化ニッケル及びその製造法

登録番号:4846280号 オキシ水酸化コバルト粒子及びその製造方法

登録番号:4846115号 オキシ水酸化ニッケルの製造方法

登録番号:4652791号 Mg固溶オキシ水酸化コバルト粒子及びその製造方法

【2012年取得分】

登録番号:5134213号 アルカリ電池用正極活物質

登録番号:5032400号 ニッケル酸化物

【2013年取得分】

登録番号:5373867号 ニッケル酸化物の製造方法

登録番号:5312958号 ニッケル正極用活物質として有用な結晶凝集粒子の製造方法

登録番号:5303081号 非水電解質二次電池用正極材料

登録番号:5284400号 カーボン複合チタン酸リチウム、その製造方法、非水電解質電池用活物質、及び非水電解質電池

登録番号:5247986号 高純度酸化鉄の製造方法

登録番号:5191166号 固体酸化物型燃料電池の燃料極用材料

登録番号:5188089号 ニッケル正極用活物質及びその製造方法

登録番号:5188065号 焼成炉

登録番号:5175154号 ニッケル複合酸化物の製造方法、該方法により得られるニッケル複合酸化物、該ニッケル複合酸化物を用いてなる酸化ニッケル-安定化ジルコニア複合酸化物、該酸化ニッケル-安定化ジルコニア複合酸化物を含有する固体酸化物型燃料電池用燃料極

登録番号:5134213号 アルカリ電池用正極活物質

【2014年取得分】

登録番号:5476336号 複合硫化物粉体及びその製造方法、化合物半導体、並びに太陽電池

登録番号:5398457号 高気孔率の燃料極を形成可能な燃料極材料及びその製造方法

登録番号:5388742号 酸化ニッケル-安定化ジルコニア複合酸化物の製造方法

【2015年取得分】

登録番号:5673932号 立方晶岩塩型構造を有するリチウムマンガン系複合酸化物およびその製造方法

登録番号:5701343号 リチウム二次電池用正極活物質、正極および二次電池

【2016年取得分】

登録番号:5846482号 ナトリウムマンガンチタンニッケル複合酸化物及びその製造方法、並びにそれを部材として使用したナトリウム二次電池

登録番号:5880928号 リチウムマンガンチタンニッケル複合酸化物及びその製造方法、並びにそれを部材として使用したリチウム二次電池

登録番号:5920872号 リチウム金属複合酸化物及びその製造方法

登録番号:5958926号 リチウムマンガン系複合酸化物およびその製造方法

登録番号:6015886号 リチウムマンガン系複合酸化物およびその製造方法

登録番号:6014821号 リチウムマンガン複合酸化物、及びその炭素複合体

登録番号:6026679号 リチウム二次電池用正極活物質、リチウム二次電池用正極、及びリチウム二次電池

登録番号:6040392号 複合酸化物、複合遷移金属化合物、複合酸化物の製造方法、非水電解質二次電池用の正極活物質、並びに非水電解質二次電池

【2017年取得分】

登録番号:6055967号 正極活物質及びその製造方法、正極活物質前駆体、リチウム二次電池用正極、並びにリチウム二次電池

登録番号:6068530号 リチウム二次電池用正極活物質、正極および二次電池

登録番号:6074635号 粒子集合体及びその製造方法

事業所編集

本社

〒910-3131 福井県福井市白方町45-5-10

TEL 0776-85-1801(代)/ FAX 0776-85-1803


大阪支社

〒541-0056 大阪市中央区久太郎町1-6-26 船場LSビル10階

TEL 06-6271-7051(代)/ FAX 06-6271-7081


東京事務所

〒541-0056 大阪市中央区久太郎町1-6-26 船場LSビル10階

TEL 06-6271-7051(代)/ FAX 06-6271-7081


販売先編集

LG化学 (英・LG Chem Ltd.)

 外部リンク http://www.lgchem.com

 ・韓国最大手総合化学メーカーである。LGグループに属する。


 パナソニックグループ (英・Panasonic Corporation)

 外部リンク http://panasonic.jp

 ・大阪府に本社を置く巨大総合電機メーカーである。


 サムスンSDI(英・Samsung SDI)

 外部リンク http://www.samsungsdi.com

 ・韓国の大手電機メーカーである。サムスングループに属する。


 ブルーエナジー (英・Blue Energy)

 外部リンク http://www.blue-energy.co.jp

 ・GSユアサと本田技研工業が出資する、高性能リチウムイオン電池の製造、販売、研究開発する企業である。


 ソニー(英・Sony Corporation)

 外部リンク http://www.sony.jp

 ・日本のAV機器企業である。


 FDK(英・FDK Corporation)

 外部リンク http://www.fdk.co.jp

 ・富士通傘下のニッケル水素電池や電子部品などを製造する企業である。


子会社編集

非連結対象子会社
  • 株式会社マルロ(不動産賃貸)


情報源を明記編集

【田中化学研究所―正極材料の開発で電池の力を無限に拡大】

公式ホームページ http://www.tanaka-chem.co.jp/


【知財ポータルサイト IPForce 特許ランキング 出願人詳細情報 株式会社田中化学研究所】

外部リンク  http://ipforce.jp/applicant-958-1-1-2017?tabid=1


【リクナビ2018株式会社田中化学研究所JASDAQ上場】

外部リンク  https://job.rikunabi.com/2018/company/r865400012/seniors/


【化学工業日報 田中化学研究所 】

外部リンク  https://www.google.co.jp/search?ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja&as_sitesearch=http://www.kagakukogyonippo.com/&q=%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%8C%96%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80&btnG.x=12&btnG.y=12&gws_rd=cr&ei=edW-WIenK4O78QXcx5eADA

関連項目編集

外部リンク編集