田中良 (政治家)

日本の政治家

田中 良(たなか りょう、1960年11月4日 - )は、日本政治家東京都杉並区長(2期)。

田中 良
たなか りょう
生年月日 (1960-11-04) 1960年11月4日(56歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都杉並区
出身校 明治大学政治経済学部
前職 テレビ東京従業員
所属政党 進歩党→)
日本新党→)
新進党→)
刷新クラブ→)
無所属→)
旧民主党→)
民主党→)
無所属
称号 学士
公式サイト 田中良OFFICIAL WEB SITE

当選回数 2回
在任期間 2010年7月13日 - (現職)

選挙区 杉並区選挙区
当選回数 5回
在任期間 1993年 - 2010年7月2日

当選回数 1回
在任期間 1991年 - 1993年
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東京都議会議長(第42代)、東京都議会議員(5期)、杉並区議会議員(1期)を歴任した。

目次

来歴編集

生まれも育ちも杉並区、現在は下井草在住。父は開業医[1]獨協中学校・高等学校明治大学政治経済学部卒業。明治大学では雄弁部に所属していた。大学卒業後は報道記者を志し1984年テレビ東京に入社したが、広告担当に配属された[2]

1990年第39回衆議院議員総選挙進歩党公認で旧東京4区(定数5)から出馬したが、得票数9位で落選した。翌1991年統一地方選挙で杉並区議会議員選挙に出馬し、最年少でトップ当選。1993年、1期目の任期途中で区議を辞職し、日本新党公認で東京都議会議員選挙に杉並区選挙区から出馬し、トップ当選(以後5期連続で当選)。

日本新党の解党に伴い、新進党・刷新クラブ・旧民主党を経て、1998年以降は民主党に所属。都議会新進党政策審議会長や都議会刷新クラブ幹事長、都議会民主党団長・幹事長・政策調査会長を歴任した。2009年東京都議会議員選挙で民主党が都議会で第一党になったため、東京都議会議長に就任した。

2010年7月2日付で都議会議員を辞職。第21回参議院議員通常選挙にあわせて行われた、山田宏の辞職に伴う杉並区長選挙に民主・社民生活者ネット3党の推薦で出馬する。自由民主党東京都連会長の石原伸晃や山田が支援する眼科医で元杉並区議会議員の千葉奈緒子(田中の元妻[3])ら4新人を破り初当選。2014年再選。

年譜編集

活動編集

東京都議会議員編集

2005年3月14日の予算特別委員会で都社会福祉総合学院の運営に関する副知事の浜渦武生への「やらせ質問」を民主党議員にさせたことが百条委員会にて判明。浜渦らの問責決議に対して民主党は反対する方針としたが、田中ら5人が百条委員会対応批判グループ「議会の権能を守る会」を結成、民主党の都議19人中6人が問責決議で造反した。

会派拘束に反した行動を主導したことなどから幹事長の名取憲彦は、田中と和田宗春を民主党の会派を除名処分とした[4]。後に田中が林知二・和田宗春と共に別会派「民主党東京都議会議員団」を結成し、民主党は分裂した[5]。直後の都議会議員選挙で4選。分裂していた民主党は当選した35人全員で会派結成届けを提出し、再び会派都議会民主党に入ることになった。

杉並区長編集

  • 杉並区長山田宏が掲げた減税自治体構想をはじめ、山田区政の継承か転換かが最大の争点になった2010年の杉並区長選挙では[6]、山田区政に対して是々非々の立場を取る田中、継承を掲げる千葉奈緒子の事実上の一騎討ちとなった[7]。当選した田中は、山田区政について「いったん立ち止まって検証し、継承すべきものと新たに始めるべきことを仕分けたい」と述べたが、具体的な内容については「区長就任後、職員や区民の意見を聞いて判断する」というだけで具体的な言及はなかった[7]
  • 区長就任後、田中は、山田の政策を3点「(1)継続性・妥当性に問題はないか」「(2)山田の国政転身のための話題作りではなかったか」「(3)極端なイデオロギーに根ざしたものでないか」から検証し、必要であれば見直すと説明している[8]
    • 山田が進めていた「将来は住民税をゼロにする」という「杉並区減税基金条例[9]を、田中は「減税で税収が増えるなら、どの自治体でもやっている。減税基金はリアリティーがない虚構である」などと主張し、積み立てを凍結、条例を廃案とした[10][11]
    • 山田が制定した区長の多選自粛条例を廃止する方針を固め、廃止案を2010年11月、区議会に提出し[12]、賛成多数で可決された。
    • 山田は区立小中学校へのエアコン設置を控えてきたが、田中は全校の普通教室にエアコンを設置することとし、その費用を計上した補正予算を成立させた[8]

人物編集

  • 趣味は将棋で、初段。杉並区将棋連盟の運営スタッフとして子供教室を開くこともある。

著書編集

  • 2001年3月 「実録!東京都議会議員 ~私はこうして闘った」クレイヴ社 - ISBN 9784916109293
  • 2004年5月 「破綻寸前!東京の“道路公団”~道州国家の参議院改革論」日刊現代/出版研 - ISBN 9784879690944

脚注編集

  1. ^ 田中良 杉並区長 | 杉並人図鑑 - JCOM:ご当地人図鑑
  2. ^ 読売新聞 2010年7月7日
  3. ^ 思惑絡まる杉並区長選 元夫婦が対決 「師弟」は決別
  4. ^ 会派除名について 都議会民進党 2005年6月2日
  5. ^ 都議会に民主党が2つ?/都議選真っ最中、双方を公認 しんぶん赤旗 2005年6月29日
  6. ^ 朝日新聞 2010年7月13日
  7. ^ a b 読売新聞 2010年7月13日
  8. ^ a b 朝日新聞2010年10月20日
  9. ^ 2011年9月29日 日本経済新聞
  10. ^ 2011年9月29日 日本経済新聞
  11. ^ 東京新聞2010年9月15日
  12. ^ 東京新聞2010年10月19日、朝日新聞2010年10月19日夕刊

外部リンク編集

公職
先代:
山田宏
東京都杉並区長
2010年 -
次代:
現職
議会
先代:
比留間敏夫
東京都議会議長
第42代:2009年 - 2010年
次代:
和田宗春
党職
先代:
中山義活
都議会民主党政策調査会長
1999年 ‐ 2000年
次代:
小林正則
先代:
嶋田実
中村明彦
都議会民主党幹事長
2001年 ‐ 2003年
2006年 ‐ 2009年
次代:
名取憲彦
大沢昇
先代:
新設
都議会民主党団長
初代:2009年 - 2010年
次代:
馬場裕子