田原本町
日本の奈良県磯城郡の町
田原本町(たわらもとちょう)は、奈良県磯城郡の南端に位置する町(中和地区)。
たわらもとちょう ![]() 田原本町 | |||||
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国 |
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地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 奈良県 | ||||
郡 | 磯城郡 | ||||
市町村コード | 29363-6 | ||||
法人番号 | 4000020293636 | ||||
面積 |
21.09km2 | ||||
総人口 |
31,023人 [編集] (推計人口、2023年3月1日) | ||||
人口密度 | 1,471人/km2 | ||||
隣接自治体 | 天理市、桜井市、橿原市、磯城郡三宅町、北葛城郡広陵町 | ||||
町の木 | イチイガシ | ||||
町の花 | スイセン | ||||
田原本町役場 | |||||
町長 | 森章浩 | ||||
所在地 |
〒636-0392 奈良県磯城郡田原本町890-1 北緯34度33分24秒 東経135度47分42秒 / 北緯34.55661度 東経135.795度座標: 北緯34度33分24秒 東経135度47分42秒 / 北緯34.55661度 東経135.795度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
地理編集
歴史編集
奈良盆地のほぼ中央、東に初瀬川、西に飛鳥川が流れる平坦地に位置する。古代の大和国城下郡鏡作郷・室原郷・黒田郷・賀美郷、十市郡飯富郷の地で、鏡作神社(八尾)・多神社など著名な延喜式内社が鎮座する。また弥生時代の代表的遺跡である唐古・鍵遺跡(国の史跡)を有する。文禄4年(1595年)には賤ヶ岳の七本槍のひとり平野長泰が田原本近隣七ヶ村に領地を拝領した。この領地は後に田原本藩となった。
沿革編集
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の田原本村の区域をもって田原本町が発足。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 十市郡田原本町の所属郡が磯城郡に変更。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 多村・川東村・平野村・都村と合併し、改めて田原本町が発足。
- 1957年(昭和32年)7月1日 - 大字飯高・大垣・豊田・西新堂・新口を橿原市に編入。
- 1958年(昭和33年)10月15日 - 大字檜垣・遠田・海知・武蔵を天理市に編入。
町域の変遷編集
明治22年 | 明治29年 | 昭和31年 | 現在 | ||
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奈良県 | |||||
式下郡 | 川東村 | 磯城郡 | 川東村 | 田原本町 | |
都村 | 都村 | ||||
十市郡 | 田原本町 | 田原本町 | |||
多村 | 多村 | ||||
平野村 | 平野村 |
行政編集
- 2004年7月、吉川周伯助役が町幹部職員に参議院選挙での自民党比例代表候補への票の取りまとめを依頼したとして公職選挙法違反(公務員の地位利用)で県警捜査2課に逮捕された。
- 2006年11月、任期満了に伴う町長選挙で塚田豊(町議会議長)との選挙戦になり、寺田典弘が初当選した。寺田は2010年、2014年に再選した。
- 2015年12月5日、町長の寺田典弘が酒気帯び運転の容疑で奈良県警察に逮捕された[1]。
- 2016年1月31日、田原本町長に森章浩が初当選。
- 町議会:議員定数14名。なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第2区」[2]、奈良県議会議員選挙の選挙区は「磯城郡選挙区」(定数:2)となっている[3]。
経済編集
本社を置く主な企業編集
金融機関編集
日本郵政グループ編集
(※2014年6月現在)
田原本町内の郵便番号は「636-02xx[4]」「636-03xx」(いずれも田原本郵便局の集配担当)となっている。
地域編集
人口編集
田原本町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 田原本町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 田原本町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
田原本町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
- 2007年10月1日現在 : 32,595人
- 人口増加率(2002年→2007年) : -1.6%
生活編集
- 奈良県広域消防組合磯城消防署
県の施設編集
教育・保育編集
保育園
幼稚園
- 町立 東幼稚園
- 町立 北幼稚園
- 町立 田原本幼稚園
- 町立 南幼稚園
- 町立 幼稚園型認定こども園 平野幼稚園
小学校
- 町立 東小学校
- 町立 北小学校
- 町立 田原本小学校
- 町立 南小学校
- 町立 平野小学校
中学校
- 町立 田原本中学校
- 町立 田原本北中学校
県立高校
- 奈良県立磯城野高等学校(旧:奈良県立田原本農業高等学校)
- 奈良県立高等養護学校
- ※ かつては田原本町内に奈良県立志貴(しき)高等学校もあったが、奈良県立桜井商業高等学校(桜井市)と統合再編し(「奈良県立奈良情報商業高等学校」に校名変更)、2007年(平成19年)3月をもって閉校した。
交通機関編集
鉄道編集
バス編集
広陵町コミュニティバス「広陵元気号」 中央幹線
- 国保中央病院より広陵町の公民館、ホール、役場などを経由し、大和高田駅に向かう路線が1日6.5往復運行されている(12月31日~1月3日は運休)。そのほか、広陵町に近い地域では同バス北東部支線も利用可能で、箸尾駅や大和高田駅へ向かうことができる。
奈良交通の田原本バスセンターと国保中央病院を結ぶ路線があったが、同院の送迎バスに転換され廃止された。
道路編集
高規格幹線道路編集
一般国道編集
県道編集
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事編集
神社編集
- 多坐弥志理都比古神社 (多神社)
- 鏡作坐天照御魂神社(鏡作神社)
- 村屋坐弥冨都比売神社(村屋神社)
- 池坐朝霧黄幡比売神社(池神社)
- 津島神社
- 孝霊神社
- 須佐男神社
寺院編集
古道(ハイキングコース)編集
史跡編集
著名な出身者編集
脚注編集
外部リンク編集
- 公式ウェブサイト
- 田原本町情報サイト「たわらもと にゅーす」
- 桃太郎生誕の地 田原本町(たわらもとちょう) 田原本町観光協会
- ウィキトラベルには、田原本町に関する旅行ガイドがあります。
- 田原本町に関連する地理データ - オープンストリートマップ
- 地図 - Google マップ