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田川伊田駅

日本の福岡県田川市にある九州旅客鉄道・平成筑豊鉄道の駅

田川伊田駅(たがわいたえき)は、福岡県田川市大字伊田にある、九州旅客鉄道(JR九州)・平成筑豊鉄道である[1]。駅番号は日田彦山線がJI13

田川伊田駅*
駅舎
駅舎
たがわいた
Tagawa-Ita
所在地 福岡県田川市大字伊田[1]2621-1
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
平成筑豊鉄道
電報略号 イタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線[1]
乗車人員
-統計年度-
(JR九州)665人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
(平成筑豊)874人/日
-2017年-
開業年月日 1895年明治28年)8月15日[1]
乗入路線 3 路線
所属路線 JI 日田彦山線
駅番号 JI  13 
キロ程 27.4km(城野起点)
JI12 一本松 (2.4km)
(2.6km) 田川後藤寺 JI14
所属路線 田川線
キロ程 26.3km(行橋起点)
上伊田 (1.4km)
所属路線 伊田線
キロ程 16.1km(直方起点)
下伊田 (1.6km)
備考 共同使用駅
JR九州:業務委託駅
JR九州:みどりの窓口[1]
* 1982年に伊田駅から改称[1]
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JR九州の日田彦山線と、平成筑豊鉄道の伊田線田川線の3路線が乗り入れている[1]。平成筑豊鉄道の2路線はいずれも当駅が終点である。

平成筑豊鉄道の駅についてはディスカウントストア「MrMax」を運営する株式会社ミスターマックスネーミングライツを取得し、2009年4月1日より愛称付きの駅名がMrMax田川伊田駅となっている。

目次

歴史編集

駅構造編集

島式ホーム2面4線を有する地上駅[1]。駅本屋側ホーム(1・2番線)は平成筑豊鉄道が使用し、もう一方のホーム(3・4番線)はJRが使用する[1]。両者の線路はつながっている。改札は(隣り合ってはいるが)別々に設置されており、ホームへは地下通路(線路は高架上にあるため、通路自体は地平レベル)を通っていく。

JRの駅はJR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅である。みどりの窓口が設置されている[1]

のりば編集

会社 のりば 路線 方向 行先 備考
平成筑豊 1・2 田川線 - 犀川行橋方面  
伊田線 金田直方方面
  3 JI 日田彦山線 上り 石原町小倉方面
4 下り 池尻添田方面 一部3番のりば

利用状況編集

JR九州 - 2017年度の1日平均乗車人員は665人である[9]
平成筑豊鉄道 - 2017年度の1日平均乗降人員は874人である[10]

年度 JR九州 平成筑豊鉄道
1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2008年

1,170
2009年 1,022
2010年 998
2011年 1,014
2012年 982
2013年 960
2014年 886
2015年 892
2016年 666 848
2017年 665 874

駅周辺編集

バス編集

駅前には田川市と福智町(金田、方城地区)・香春町北九州市福岡市を結ぶ西鉄バス西鉄バス筑豊)、田川市内を結ぶ田川市コミュニティバス、田川伊田駅と大任町各地を結ぶ大任町コミュニティバスが発着する。

  • 駅舎前
    • 田川市コミュニティバス(鎮西・金川線、伊加利・松原線) :鎮西・伊加利・中央団地・城山団地方面
  • 駅舎向かい側
    • 西鉄バス
    • 田川市コミュニティバス(鎮西・金川線、伊加利・松原線、施設循環線):福岡県立大学・松原団地・金川・田川市立病院・鎮西団地・田川市役所・後藤寺駅方面
    • 大任町コミュニティバス
  • 県道204号上(駅から約100m)

駅名について編集

田川市は、昔の伊田町後藤寺町が合併して発足した市である。市制施行以前から伊田町の中心駅「伊田駅」、同じく後藤寺町の中心駅「後藤寺駅」が存在していた。その歴史の経緯から市制施行以後も田川市の中心地は伊田地区、後藤寺地区に二分されたままであり、市の中心駅も伊田駅と後藤寺駅の両方という扱いのため、外部のものには「どちらが中心駅か分からない」「田川市の駅なのに田川を名乗らないのは分かりにくい」という意見が絶えなかった。そのため、中心駅として伊田駅か後藤寺駅のどちらかを 「田川駅」にしようという案が浮上。伊田、後藤寺双方の地元商店街を巻き込んで、どちらが田川駅と名のるか大論争に発展した。 最終的に田川市民にアンケートを取り、様々な検討を重ねて、伊田、後藤寺の両駅名の頭に「田川」の二文字を付けることが決まり 現在の名前に落ち着いた。地元では現在でも「伊田駅」「後藤寺駅」のように、頭の「田川」を省いて言うことが多い。

JR田川伊田駅舎改修事業編集

現駅ビルは1990年に完成した3階建てコンクリート造の洋風建築であり、JR九州初の直営駅ビルである[2]。銀行や飲食店がテナントとして入居していたが、2010年度までにすべて撤退した[11]。田川市は「田川伊田駅周辺地区都市再生整備事業」の一環として、JR九州から駅ビルを購入し街づくりの拠点として再整備する計画を進行している[12]。田川市の平成26年度(2014年度)予算に、駅舎購入費として1000万円が計上されている[13]。当初は市民アンケートをもとにコンビニなどの市民の要望に沿った施設の入居を検討していたが、当時の市長の度重なる方針転換により計画は迷走し、当初の計画は頓挫した。その後市長が変わり、新市政のもとで計画が進行されることになった。2016~18年度にエレベーターの設置や老朽化した屋根・外壁改修などの設計・工事を予定し、併せて駅前広場や周辺道路の整備も予定している。

駅舎の改修は、運営を市から委託された企業が行っているが、資金不足のため直営店舗などの開業が遅れ始めた。2019年5月28日、市長は記者会見にて全面開業の目途が立っていないことを認めている[14]

隣の駅編集

九州旅客鉄道
JI 日田彦山線
快速(上り1本のみ運転)・ 普通
一本松駅 (JI12) - 田川伊田駅 (JI13) - 田川後藤寺駅 (JI14)
平成筑豊鉄道
伊田線
下伊田駅 - 田川伊田駅
田川線
上伊田駅 - 田川伊田駅

脚注編集

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『週刊JR全駅・全車両基地』第7号、朝日新聞出版、2012年9月23日、 26頁。
  2. ^ a b c d e f g 弓削信夫『福岡県JR全駅』葦書房、1993年10月15日、211-213頁。ISBN 4751205293
  3. ^ 鉄輪、p.57。
  4. ^ 鉄輪、p.65。
  5. ^ 鉄輪、p.181。
  6. ^ “第3セクターの平成筑豊鉄道、1日にスタート【西部】”. 朝日新聞(西部朝刊) (朝日新聞社): p. 22. (1989年9月30日) 
  7. ^ “平成筑豊鉄道:駅命名権、新たに14駅契約 あすから企業名など表示/福岡”. 毎日新聞(地方版・福岡) (毎日新聞社): p. 23. (2009年3月31日) 
  8. ^ “福岡県/平成筑豊鉄道の「施設命名権」 ゆめタウンやMrMaxも購入 あすから16駅に愛称/筑豊”. 西日本新聞(朝刊) (西日本新聞社): p. 18. (2009年3月31日) 
  9. ^ 駅別乗車人員上位300駅(平成29年度) (PDF)
  10. ^ 田川市 ことしの事業と統計 (運輸・通信) 平成筑豊鉄道乗降人員
  11. ^ 1位「コンビニ」 JR田川伊田駅ビル内欲しい施設、市アンケート」西日本新聞 2014/06/06付 朝刊
  12. ^ 田川市が伊田駅舎購入へ」YOMIURI ONLINE 2015年12月12日
  13. ^ 平成26年度 田川市予算書 (4月臨時会提出) 」 201ページに、「田川伊田駅駅舎購入費 10,000千円」の記載あり。
  14. ^ 新装も全面開業めど立たず 融資難航、委託企業が資金不足”. 毎日新聞 (2019年5月29日). 2019年5月29日閲覧。

参考文献編集

『九州の鉄道100年記念誌 鉄輪の轟き』九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会、九州旅客鉄道、1988年、初版(日本語)。

関連項目編集

外部リンク編集