田谷
美容室チェーンを展開する日本の企業
株式会社田谷(たや、TAYA Co.,Ltd.)は、全国に「TAYA」「TAYA&Co.」「Capelli Punto NY」「Shampoo」「MICHEL DERVYN」等の美容室チェーンを展開する企業である。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前二丁目18番19号 |
設立 |
1975年(昭和50年)9月30日 株式会社ビューティショップ田谷 |
業種 | サービス業 |
法人番号 |
7011001013925 ![]() |
事業内容 | 美容師法に基づく美容室(美容師法上の「美容所」)の経営 |
代表者 |
田谷 和正 (代表取締役会長) 保科 匡邦(代表取締役社長) |
資本金 | 1,480百万円 |
発行済株式総数 | 5,100,000株 |
売上高 | 6,785百万円(2021年3月期)[1] |
経常利益 | △1,282百万円(2021年3月期)[1] |
純利益 | △1,013百万円(2021年3月期)[1] |
純資産 | 1,025百万円(2021年3月期)[1] |
総資産 | 4,899百万円(2021年3月期)[1] |
従業員数 | 1,020名(2021年3月31日現在)[1] |
支店舗数 | 美容室117店舗、小売店1店舗(2021年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
(有)ティーズ 33.55% 田谷 哲哉 3.05% 赤城自動車教習所 2.73% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 2.15% 田谷和正 1.15% TAYA社員持株会 1.02% 日本カストディ銀行(信託口5) 0.95% 浜野統一 0.92% 日本カストディ銀行(信託口6) 0.88% 住友生命保険 0.80%(2021年3月31日現在)[1] |
関係する人物 | 田谷 哲哉(創業者) |
外部リンク | https://tayanet.jp/ |
概要編集
主力は美容室「TAYA」ブランド。全サロン直営で展開している。主に首都圏(東京・神奈川)と九州(福岡)が地盤。低価格業態の「Shampoo」も展開。自社開発商品のシャンプー剤・トリートメント剤・化粧品・ウイッグ・サプリメントも販売。
店舗数編集
(2021年8月31日現在)[2]
- TAYA:80店舗
- TAYA&CO.:2店舗
- Capelli Punto NY:1店舗
- Shampoo:12店舗
- MICHEL DERVYN:2店舗
- beautiful hair:1店舗(小売店)
営業支店編集
- 関西支社:〒530-0002 大阪府大阪市北区曽根崎新地二丁目3番3号 桜橋西ビル9F
- 九州支社:〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東一丁目17番25号 KDビル6F
過去のブランド編集
過去に運営していたサロン。
- アランエドワーズサロントーキョー
- Bumble and bumble.NEW YORK
- Highlight GALLERY
- クレージュ・サロン・ボーテ
沿革編集
- 1964年 - 現名誉会長 田谷哲哉が10月10日東京オリンピック開会式の日に「田谷哲哉美容室」を東京都千代田区麹町に開業。
- 1975年 - 株式会社ビューティショップ田谷(現株式会社 田谷)を設立。アジアの美容界に呼応し「全アジア・ヘアデザイナーアカデミー(A・H・A)を創設。以降、毎年アジア各都市で「全アジア・ヘア&メイクアップコンテスト」を開催。
- 1983年 - 神奈川県横浜市に本社ビルを建設。
- 1986年 - 神奈川県横浜市にトレーニングセンターを開設。九州(福岡県)に進出。
- 1988年 - TAYAアーティスティックチーム(現・クリエイティブチーム)がロンドン・ワールド・ヘアドレッシング・コングレスより日本代表として招聘され出場。
- 1990年 - TAYAアーティスティックチーム(現・クリエイティブチーム)が'90ニューヨークI.B.S(インターナショナルビューティーショー)に日本代表として招聘され出場。
- 1991年 - 本社機能を渋谷区原宿に移転。
- 1992年 - 第2次美容白書発表。その後のヘアカラーブームの起点となる。
- 1994年 - 業務拡張の為、本社機能を移転。関西(大阪府)に進出。
- 1997年 - 美容業界で初めて日本証券業協会(現・ジャスダック)に株式を店頭公開。
- 1998年 - 米国「カペリプント サロン/スパ」と提携、東京銀座に1号店をオープン。ファミリーを対象とした低価格サロン「Shampoo」1号店を福岡県中間市にオープン。
- 1999年 - 東京証券取引所市場2部に上場。
- 2000年 - 渋谷区神宮前に本社ビルを竣工、同所へ本社を移転。
- 2001年 - 東京証券取引所市場1部に指定替え。
- 2003年 - 現会長 田谷和正が代表取締役社長に就任。TAYAアーティスティックチーム(現・クリエイティブチーム)がロンドン・ワールド・ヘアドレッシング・コングレスより日本代表として招聘され6度目の出場。ヘアケア商品の販売の目的とし、インターネット通販「楽天市場」へ出店。
- 2004年 - ベルギー国CADSインターナショナル社との提携により大阪府大阪市内にMICHEL DERVYNハービスPLAZAエント店を開設。
- 2005年 - 東京都中央区銀座に170坪のフラッグシップサロン「GRAND TAYA」をオープン。
- 2007年 - オリジナルのスキンケア化粧品「トゥール・ザン・レール」シリーズの販売を開始。
- 2009年 - ヘアケア商品の販売を目的とし、通販サイト「YAHOO!ショッピング」へ出店。
- 2014年 - 創業50周年。オリジナル情報誌「MARIQUITA」創刊。自社開発オリジナルウィッグ「ヘアコサージュ」発売。
- 2016年 - 保科匡邦が代表取締役社長に就任。田谷和正は代表取締役会長に就任。
- 2017年 - 株式上場20周年。即時ネット予約システム「リザービア」導入。TAYA会員オンラインショップ(ECサイト)開設。
- 2018年 - ネット予約とオンラインショップが利用可能な「TAYA公式アプリ」導入。
- 2019年 - 創業55周年
- 2021年 - 競争激化や新型コロナ感染拡大の難局を乗り越えるため、33店舗閉鎖などを含む、構造改革プラン『T9』を発表。[3]
- 2022年 - 4月17日に創業者である田谷哲哉が81歳で死去する。[4]
脚注編集
- ^ a b c d e f g h 株式会社田谷 (2021-06-24). 第47期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)有価証券報告書 (Report) .
- ^ 株式会社田谷 (2021-09-10). 月次動向(2021年8月度) (Report) 2021年10月9日閲覧。.
- ^ 株式会社田谷 (2021-04-28). 事業構造改革プラン『T9』の実施について (Report) 2021年10月9日閲覧。.
- ^ “田谷哲哉氏死去(田谷創業者、元社長)”. 時事通信社. (2022年4月25日) 2022年4月25日閲覧。